[感想12]ユートロニカのこちら側
買った理由
小川哲の著書で一番ライトっぽかったから。
『地図と拳』のような鈍器は手軽に持ち歩けないし、ならデビュー作のこれでいいやって感じで。
内容の感想
ディストピアSFとしてあまりにも身近なものを主題として提示されて面食らってしまった。
6つの物語をオムニバス形式で展開されて、主な舞台としてはアメリカ国内に建設されたアガスティア・リゾートという場所で、そこでのルールに関するある事を中心に問いかけられてくる。
て言い方はおかしいんだけれど、方々で言われている致命的な