マガジンのカバー画像

観劇レポ②(2021年)

8
ミュージカル・舞台の観劇レポまとめ。2021年編。
運営しているクリエイター

記事一覧

【観劇レポ】まあ信じてみたらええやん ミュージカル「オリバー!」

【観劇レポ】まあ信じてみたらええやん ミュージカル「オリバー!」

ミュージカル「オリバー!」(2021年)の観劇レポ。大阪初日公演を観劇してきました。席は2階真ん中2列目。めっちゃ見やすかったです。2021年の観劇締めくくりの作品となりました。

キャストはこちら。

概要19世紀半ばのイギリス。救貧院で暮らす少年オリバーが、ご飯のお代わりをねだったことで売り飛ばされる形で救貧院を出、様々な人と出会っていくストーリー。原作はチャールズ・ディケンズ「オリバー・ツイ

もっとみる
【観劇レポ】欲望が生んだ怪物 ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」

【観劇レポ】欲望が生んだ怪物 ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」

ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」(2021年)の観劇レポ。大阪千穐楽(大千穐楽)を観劇してきました。席は3階のほぼ真ん中1列目。

<レポの前に宣伝>
11月9日まで配信映像が販売されます。生の舞台ではありませんが、ぜひこの記事読む前に見てほしい!(※回し者ではありません)

概要現実に存在した殺人鬼「切り裂きジャック」を題材としたミュージカル。日本では今回が初上演。
娼婦を狙う殺人鬼・ジャ

もっとみる
【観劇レポ】田代万里生の新境地 ミュージカル「マタ・ハリ」

【観劇レポ】田代万里生の新境地 ミュージカル「マタ・ハリ」

ミュージカル「マタ・ハリ」(2021年)。大阪公演を見てきました。

本公演はメインキャスト3役がすべてWキャストで、2×2×2=8パターンの組み合わせがあるのも魅力の一つ。今回は見た組み合わせはこちら。

全体感想現実に存在した女性スパイ「マタ・ハリ」を主人公としたストーリー。作品から感じるテーマは、第一次世界大戦下という特殊な環境での人と人の繋がり、生き方、生き様、そして愛。

ストーリーはそ

もっとみる
【観劇レポ】大事なのは今。  ミュージカル「17AGAIN」

【観劇レポ】大事なのは今。 ミュージカル「17AGAIN」

ミュージカル「❘17AGIN《セブンティーン アゲイン》」(2021年)の観劇レポ。兵庫の初日ソワレです。

久々の生ミュージカル…生だ…生だぞ‥!!仕事の都合上会場入りがギリギリで、久しぶりに駅から走りました。着席したのは、開園3分前。危ない。走ったから息切れするわ足が重いわ…こっちが17歳に戻りたいっちゅうねん。

概要家族崩壊の危機に瀕した35歳の男が17歳に戻って人生をやり直すという物語。

もっとみる
【観劇レポ】才能に生かされ、才能に殺される ミュージカル「モーツァルト!」

【観劇レポ】才能に生かされ、才能に殺される ミュージカル「モーツァルト!」

ミュージカル「モーツァルト!」(2021年)の観劇レポ。

例の菌の影響により僕が行く予定だった大阪公演は中止になりましたが、ありがたいことにオンライン配信&アーカイブ配信が実現されたので、大千穐楽公演を見ることができました。(Wキャスト枠 ヴォルフガング役:古川雄大さん、ヴァルトシュテッテン男爵夫人:涼風真世さん)

才能は誰のものか「神童」「奇跡の子」と言われた天才音楽家・ヴォルフガング・アマ

もっとみる
【観劇レポ】愛と生の実感 ミュージカル「スリル・ミー」

【観劇レポ】愛と生の実感 ミュージカル「スリル・ミー」

ピアノ1台と二人のキャストだけの世界で演出される100分間のノンストップミュージカル「スリル・ミー」(2021年)。

新型コロナの影響で大阪公演が中止になったものの、ありがたいことにオンラインでの配信上映がされました。オンラインでの配信や無観客公演も一般的になってきたとはいえ、中止公演をオンラインで、というのは中々簡単にはできないこと。本当にありがたい・・・!

今回は3パターン(3組)の俳優組

もっとみる
【観劇レポ】幸せな虚構 ミュージカル「BARNUM」

【観劇レポ】幸せな虚構 ミュージカル「BARNUM」

2021年の観劇2作目。ミュージカル「BARNUM」観劇レポ。

雨と低気圧で頭がおかしかったのか、座席間違えて座ってました。ご婦人、失礼しました…。めちゃくちゃ申し訳ない&焦りました。こういうことがあるので余裕をもって会場入りしてよかったです(理由になっていない)。本当すみませんでした!届け謝意。

概要映画「グレイテスト・ショーマン」で知られているP・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。サ

もっとみる
【観劇レポ】学べるか過去に? ミュージカル「マリー・アントワネット」

【観劇レポ】学べるか過去に? ミュージカル「マリー・アントワネット」

豪華絢爛なフランス宮廷、そして血と憎しみの香る革命。100万のキャンドルと美しいドレス、そして人間の闇とが対比的で身につまされる、そんなミュージカル「マリー・アントワネット」(2021)観劇レポです。

2021年初観劇。3/3大阪のソワレ(夜公演)と、3/11の大千穐楽の2回見に行きました。3/3ソワレは1階14列。今までの観劇の中で一番舞台に近い…!3/11は2階6列で、全体が見れる良い眺望。

もっとみる