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学び続けることをライフスタイルに
武蔵野美術大学大学院での社会人学生としての生活がもうすぐ修了を迎える。リカレント教育の重要性が叫ばれる昨今であっても、社会人学生はまだまだ稀有な存在だ。映画館や携帯ショップのお姉さま方のリアクションがそれを物語っている。携帯ショップにいたっては、こっちだって勇気を振り絞り学生証を差し出したのに、年齢制限だと言われ追い返される始末である。ちなみにタピオカ屋のゴンチャでは、まけてくれる。正真正銘の文句
もっとみるニコニコからの共創型イノベーション
2020年6月15日、武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論の授業内にて、産総研の江渡浩一郎さんのお話を聴講した。江渡さんはSensorium(センソリウム)や未来科学館の「インターネット物理モデル」などの作品で数々の受賞歴があり、近年では、共創イノベーションの実践研究を手がけられており、ニコニコ学会βなどをプロデュースして来られた日
もっとみる地域文化を潤すうなぎ
2020年7月20日、武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論の授業内にて、地域文化商社である「うなぎの寝床」の白水高広(しらみずたかひろ)さんのお話を聴講した。
地域文化を紐解き循環させる白水さんは、地域文化をモノを通して伝える「うなぎの寝床」と、体験を通して地域文化を伝える「UNA Labs」、そして、最近では「サイセーズ」という
防災・災害対応のデザイン
2020年7月13日、武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論の授業にて、国士舘大学 防災・救急救助総合研究所のデイビッド・佐伯 潤さんのお話を聴講した。防災訓練はこれまでにも学校や職場などで何度か受けてきたが、正直、いまいち本気度に欠けていたように思う。佐伯さんの講義は、そんな聴講者の胸のうちを見透かすように、随所に人を引き込む仕掛け
もっとみるポストインダストリアル時代のデザインとリーダーシップ
2020年6月22日(月)武蔵野美術大学大学院 造形構想研究科の「クリエイティブリーダーシップ特論」という講義にて、九州大学大学院 芸術工学研究院教授の古賀徹さんに「ポストインダストリアル時代のデザインとリーダーシップ」というテーマで、お話を伺った。古賀さんは下記の「デザインに哲学は必要か」という著書も出版されている。
近代的なデザイン思考の行き着く先21世紀はポストインダストリアル時代と呼ばれ
これからを描きつくる
2020年5月18日(月)に武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコースの「クリエイティブリーダーシップ特論」という講義で、株式会社グラグリッドの三澤直加さんに『「これから」を描きつくる仕事』というテーマでお話を伺った。三澤さんは、金沢美術工芸大学出身で、もともとはプロダクトデザインを担当されていたが、それでは、社会課題に効率的にアプローチできないという問題意識から、もう
もっとみるアフターデジタルのその先へ
2020年8月9日(月)武蔵野美術大学大学院の造形構想研究科の「クリエイティブリーダーシップ特論」という講義にてビービット社の藤井保文さんのお話を聴講した。
藤井保文。1984年生まれ。東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 修士課程修了。2011年ビービットにコンサルタントとして入社。2014年に台北支社、2017年から上海支社に勤務し、現在は現地の日系クライアントに対し、UX志向のデジタルト
デザインの実務家であり、教育者であり、研究者でもあるという生き方
2020年6月29日(月)武蔵野美術大学大学院 造形構想研究科の「クリエイティブリーダーシップ特論」という講義のゲストスピーカーとして、株式会社インフォバーン取締役京都支社長の井登友一さんのお話を聴講した。
株式会社インフォバーンおよびINFOBAHN DESIGN LAB.(IDL)は、デザインによって企業のイノベーションを支援する顧客企業にとってのシンク・アンド・メイクタンクであるという。
イノベーションとデザインの関係性
2020年8月17日(月)武蔵野美術大学大学院造形構想研究科の「クリエイティブ・リーダーシップ特論」という講義のゲストスピーカーにユニバーサルデザイン総合研究所の赤池学さんがご登壇された。「イノベーションデザインとは何か」をテーマに、イノベーションとデザインとの関係性について、パナソニックや三菱電機、フレーベル館などの複数企業における事例を用いてお話いただいた。
赤池学
1958年東京都生まれ。