Hisataka yuasa

大手自動車メーカーにて、リハビリロボットの開発から事業化までを7年かけて漕ぎ着けた。現…

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大手自動車メーカーにて、リハビリロボットの開発から事業化までを7年かけて漕ぎ着けた。現在は、大手コンサルファームに転職し、オープンイノベーション推進。ロボットと人が共生する社会を日本で実現したい。

最近の記事

ReBeL Cobotのために開発された革新的で手頃な価格のヒューマノイドハンド

Day21 手頃な価格のヒューマノイドハンドというのはなかなか珍しい視点です。まだまだどこの研究所も機能重視の開発が多い中で、手頃な価格というのは気になります。そして開発したのがIGUSというのも興味深いです。ドイツの要素部品メーカの持ちうる技術を組み合わせてハンドを開発するというのは新しいビジネスの始め方としても面白いです。このハンドがVLをうまく越えられる製品であれば、もしかしたら最初の交換可能なヒューマノイドロボットの部品になりうるかも知れません。今時点ではEKジャパン

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    • AIで動く15のロボットとその驚異的なデモビデオ | テクノロジーニュース - インディアン・エクスプレス"

      Day20 新年あけましておめでとうございます。昨年の記事ではありますが、世界(英語圏)で注目されているロボットについてのまとめ記事があったので紹介します。この題材で書くきっかけになったことですが、やっぱり英語で情報発信しないと世界にはなかなか届きません。認知度も大事。 今回初めて知ったのがスタンフォード大学のOceanOneK。名前の通り、水中探索を行う事が出来るヒューマノイドロボット。特に沈没船や沈没した飛行機などの場合は人型だと都合が良さそうです。 そして、一昔前と異な

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      • 2023年のロボティクス産業の5大トレンド

        Day19 こんな世界がいつか来たらいいなって写真をトップに載せてみました。今まで気が向いたままに記事を載せてたけど、今日くらいは振り返りっぽい記事を選んでみました。 生成AI、LLMの発展と共にロボティクスの分野にも大きく進歩を遂げた年だったような気がします。ただ、その中に日本のニュースがないのが気になる。。。総じて日本はマーケティングというか情報発信が苦手、というか日本語で情報発信しても世界には届かないのでもう少し頑張って欲しいなー。とはいえ、いちロボット好きとしてはワク

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        • ロボットハンドは、さまざまな職業で働く人々の生産性を向上させる可能性があり、実験により人々がそれらを直感的に制御できることが示されています

          Day18 今回のネタはAmplified humankind系のロボットです。このnoteで取り上げるのは初めての話題です。文字の通りで、人間の機能拡張を助けるロボット。機能拡張で一番分かりやすい具体事例はマイク&スピーカーですかねw 私が過去に見聞したことがあるのは義足や義手型のロボットだったり、失われた機能を復活させるリハビリロボット。もしくは、筋力をパワーアップさせるような外骨格型のロボットが多かったですが、今回は違います。3本目の手を付けるという試みでした。UXがど

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          LIG Nex1は、ゴーストロボティクスの買収計画で防衛リーチを拡大

          Day16 どうしてもロボットと、というか最先端技術と軍事は親和性が高くなってしまいます。悲しいかな。でも、技術というものには善悪はなく、ただそれをどう使うのか、だけ。その人の人となりが問われるんだ、というスタンスで臨むしかないですよね。ここではあまり触れませんが、僕は宗教も文化も哲学も歴史も好きです。過去の過ちを知っていれば防げることもあるかもしれない。隣の人の顔を知ってれば、好きになれるかもしれない。 ところで、しばらく前にボストンダイナミクスはロボットを軍用にしないんだ

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          この機械的に安定したロボットホイールは見ているだけで純粋に楽しい - Make:

          Day15 タイトルにただただ共感しましたw 僕はやっぱりソフト的に、センシング技術が、ってよりはメカニカルにうまく課題解決をしてる方が好きw 全然理由はないけど、ずっと見てられるwこういう遊びの積み重ねが意外とどっかでなにかの役に立つ、と信じたい。 ジェームズ・ブルトンは、自身がまるで機械のように、休むことなく活動しています。彼が複雑なロボットのビルドを頻繁に披露することには、正直なところ驚嘆しています。彼の最新作は、見ていて非常に楽しいものでした。 私たちはおそらくモ

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          テスラは「オプティマス・ジェン2」と呼ばれる次世代の人型ロボットを発表しました。

          少し遅くなりましたが、テスラが改めてオプティマスを発表しましたね!前回からの進化のスピードが早いのがびっくりです。 Teslaは最近、人間の繰り返し作業を代行することを目的とした新世代の人型ロボット、「Optimus Gen 2」を発表しました。Optimus、またはTesla Botとしても知られていますが、多くの外部の人々には本気で受け止められていませんでした。特に、初めて発表された際、ロボットに扮したダンサーを使用しており、半分考えられたアイデアに過ぎないと見なされま

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          「ロボットが人間のユーザーを再識別し、追跡することを可能にする新しいモデル」

          Day13 今日はロボットを構成する要素の1技術ですね。ソフトウェア側の話。クリスマスイブだけど、何も気にせずに投稿しますw 再識別し、という点が新しいのかな・・・?何となくこういう関連技術があるのは知っていますが世界の潮流をきちんと追えていないので、これから適宜勉強していきたいと思います。(って言っても、一ヶ月サボるとついて行けないことがあるくらいすぐ変わるのんですよね) ただ、間違いなく言えるのはこういった認識技術はすべての活動の基礎となる技術だからとても重要な技術の一つ

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          イングランド代表、ユーロ2024の間にロボットウェイター付きの五つ星ゴルフリゾートに滞在 - ミラー・オンライン

          Day12 今回はロボットの社会受容性を見て取れる記事です。技術とかVCって話じゃないです。 超高級リゾートでイングランド代表選手にロボットが食事を配ってくれるという内容です。なんだか日本にいてガストなどでロボットを見慣れてきたせいか僕自身、ロボットを安い労働力の代わり、なんていう見方をしてる事に気付かされました。こんなんでホントに「人とロボットの共生」なんて偉そうなことを言えるのかな・・・。なんだか奴隷みたいな扱いをしてる様な気分になって自分自身イヤな気分になってきました。

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          「ロボットの独創性:柔軟な背骨を持つマウス型ロボット、NeRmoがロボットの動きを進化させる」

          Day11 まるで進化の系譜を見ているようなそんな気分です。 最初に外骨格型の虫が生まれて、長い年月を経て内骨格型の動物が生まれる。あたかもそれに従ってロボットも進化している、そんな感覚を覚えます。 もちろん、過去にも内骨格型のロボットが考案されなかったという訳でもないですがここまできちんと動いてるものを見るのは初めてです。そして何よりもマウスの解剖学に触発されて生まれたというのが良いですね〜。ダ・ヴィンチが鳥を丁寧に観察して飛行機のスケッチを描いていた話とリンクします。きっ

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          ロボットが関与すると、スポーツを観戦する子供は25%増える

          Day10 今回の記事は直接的にロボットというわけではなくロボットが広げるビジネスチャンスについて話題。10-16歳の子供にどんな技術が欲しいのかを聞いているのは非常に興味深いですね。知りたいw 内蔵センサ付きのセンサボールかぁ。確かに欲しいですね。今の技術で思い浮かぶ範囲で実現するなら、ジャイロに赤外線センサを乗っけて無線で外部通信。そして、赤外線画像をカラー画像化する技術を使って実現、ってところが一番無難そう。でも、その前にそれがホントに面白いのかGoogleのサッカーシ

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          「ロボットが壁を建設するために前進する」

          Day9 今回は非常に短い記事でした。スイスのチューリッヒ工科大学もロボット研究ではよく名前を耳にしますね!今回は掘削機をロボット化した事例です。ゼロから作るヒューマノイドロボットも好きだけど、こういった既存HWを使ってロボット化することは一点あたりの部品コストが下がるのでロボット業界としては非常に助かる存在です。ロボット部品をコストダウンをさせる為の良いヒントを得られた気がします。日本だと小松だとかに頑張ってもらえると嬉しいですねー、なんてw スイスのチーム、特にチューリ

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          ロボットは人間だけでなく、他のアンドロイドも仕事から排除している - デイリースター

          Day8 オカドというのはイギリスのHatfieldに本社を置くオンライン食品小売りだそう。日本で言うところの楽天とかに近いのかなぁ。そんな会社が自社でロボットプラットフォームとロボットを開発して、倉庫内を駆け巡っているとはつゆ知らず。これ系のロボットって中国が先行しているとばかり思っていたのだけど、ヨーロッパ勢も頑張ってるんですね。 ちなみに日本ではトヨタ自動車が病院内搬送ロボットを作ってますねー。 オカドの倉庫内では、何千ものロボットがグリッドシステムを駆け巡っています

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          IHMCのナディア:ボクシングのエッジを持つタスク対応型ヒューマノイドロボット

          Day7 恥ずかしながらこちらのヒューマノイドロボットに関しては今回初めて知りました。過去にヒューマノイドロボット開発に携わっていた人間として本ロボットに関しては技術的に深掘りする事にしますが別記事にて。 ここでは、IHMCについてはほとんど何も知らなかったので簡単に会社紹介に留めます。FLORIDA INSTITUTE FOR HUMAN & MACHINE COGNITIONを略してIHMCと言う様です。名前から分かる通りアメリカの会社で、ロボットに留まらず人の機能拡張を

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          さまざまな形状になるようにプログラムできる軟磁性ピクセル ロボット

          Day6 こちらはロボットの要素技術。期せずして3日間連続してソフトロボット関連のネタになりました。 磁性体を使って自由自在に形を変えたり、固くしたり柔らかくしたりする技術を確立しようというもの。アニメ・映画のトランスフォーマーを思い出しますねー。磁性体の一番の課題は磁化技術と磁力の維持だと思ってます。可能性はめちゃくちゃある一方で実現可能性が今時点では低い。宇宙で使われるロボットの様に一定期間だけとかなら良いのかも? 磁性ソフトロボットは、磁場が適用されると形状を変えたり

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          機械工学の教授、宇宙で使える「ソフト」ロボットを設計へ

          Day5 昨日に続いてソフトロボットが2日連続。ソフトロボット、いや、弱いロボットを宇宙で使うのは盲点でした。地球上では弱いロボットはどちらかというと癒しロボットという分類で使われる事が多いですが、宇宙空間なら弱いロボットは繊細さを持ちつつダイナミックな動きをする事が出来るロボットになりそう。 宇宙産業の発展の進度について詳しくないのですが、もしかしてもしかするとロボットが最初に発展する領域は宇宙なのかもしれないって思わされました。以下から記事。 硬く冷たい金属がロボットを

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          機械工学の教授、宇宙で使える「ソフト」ロボットを設計へ