#サブカル
東京芸人逃避行 ランジャタイ伊藤幸司 バベル川副晃広 ②
「どっか行こうよ!」
伊藤さんからである。
最後に遊んでから日にちはそんなに経っていない。
秋葉原に行ったのが楽しかったのだろう、嬉しい事だ。
友達が多い方ではない僕は昔から求められることが多くない。
遊びの誘いは出来る限り受けたい。伊藤さんなら尚更だ。
「どっか良いとこある!?」
案の定人任せだ。
伊藤さんはどこかに行きたい人だがどこに行きたいというのが無い人だ。
その場その場の成り
東京芸人逃避行 ランジャタイ伊藤幸司 バベル川副晃広
「明日遊ぼう、秋葉原に行きたい!」
いつも急である。
ランジャタイの伊藤さんはよく高円寺で遊ぶことが多く、僕は以前中野でバイトをしていた。
それ終わりでよく遊んでいたが、そのバイト先を辞めてからめっきり遊ぶことが少なくなった。
昼から深夜まで働きそのまま高円寺に向かう。
コンビニで安い発泡酒を買って駅前のロータリーでへべれけになって伊藤さんの家に泊まり、
そのままバイトに行くという日々がよく
東京芸人逃避行 ヤーレンズ 出井 隼之介
2019年4月15日。
この日僕はお笑いコンビ「ヤーレンズ」の出井さんと遊んだ。
出井さんは先輩にあたる。
ケイダッシュステージという事務所に所属する漫才師だ。
「芸人と遊んだことを書きたいのです。良ければ付き合ってくれないでしょうか」
「良いよ。タケイ住んでるところどこだっけ?…それなら下北にしよう、行きたい喫茶店がある」
失礼な願いだと思う。
特にメリットも無いであろうこの願いを快く了承