富士 takashi
日常感じた小さな気づきをまとめてみました。
旅先での思い出や気づきをまとめてみました。 あなたの旅の参考にどうぞ😆👍️➰
日常感じた小さな感動をまとめてみました。
エッセイにならない程度の短い文章(おおむね400字、原稿用紙1枚程度)で、日々感じたことや思いを綴ってみました。
義務がなければ権利もない 右か左か・・・ 人生には二者択一の機会が多い。 というか、大なり小なり常に二者択一のなかで生きていると言っても過言ではないだろう。 まず生まれた時点で、男か女かだ。 たしかに生まれてから物心つくまでは、選択の余地はないかもしれない。 それでも子に代わって親が選択する。 その後は、入学、就職、結婚など人生の節目節目は選択の連続だ。 そこまで大仰に考えなくても、日々の暮らしのなかでも 今日の夕食は肉か魚か どっ
世界で唯一日本語が公用語になっているところを知ってますか? 最近知って驚いたことがある。 なんと日本語は日本の公用語ではないらしい。 各種法令は日本語を用いており、学校教育においても日本語を国語として学習を行うなど、事実上日本語は日本国内において唯一の言語だ。 それなのに、日本人が日本語を使っていることに法的根拠がなくてもいいのだろうか。 と、素朴な疑問が起きる。 一方、国旗と国歌については 国旗及び国家に関する法律 で、国旗を「日章旗」と、また
ある鳶職の勇気ある行動 日本はまだまだ捨てたもんじゃない! 最近、以前NHKで放送されていた プロジェクトX という番組が 新プロジェクトX~挑戦者たち~ という名前で新たに始まった。 プロジェクトXは、2000年からおよそ5年半に渡って放送されたもので、黒四ダムや青函トンネルなどの巨大建設、VHSテープや国産自動車の製品開発、大きな事件事故の舞台裏など、日本の産業史や現代史に関わった人々の活躍を紹介したものであった。 歴史の影に隠れて日の当たらない場所
メディアが報じない自衛隊の実力 「能ある鷹は爪を隠す。」という諺がある。 これは 優れた能力のある者はそれを 無駄にひけらかしたりしない ということのたとえである。 日本の自衛隊の実力、つまり対戦能力は世界的に見てもかなり高いらしい。 ところが自衛隊は、中国のように他国に対して建造した空母をひけらかしたり、大量に作った航空機や艦船を使って周辺諸国に示威行動をしたりするなどして、ことさら軍備をアピールするようなことはしない。 まあ「専守防衛」という縛
ニコラスが涙を流さなかった訳 先日、テレビ東京系のバラエティ番組である Youは何しに日本へ? というものを見た。 この番組では、空港で外国人を見つけて日本に来た目的等を尋ね、面白そうと思った人を密着取材するというものである。 ただ、空港で声をかけた外国人全てが外国から来たばかりとは限らず、なかには日本に長く住んでおり、インタビューに対して流ちょうな日本語で返されたり、今から国に帰る人だったり、外国から来る家族や友人を迎えに来ている人など様々である。 その
進化する日本語 先日あるネット記事を見ていたら 日本語はオノマトペが多い言葉・・・ という文章が目についた。 ん?オノマトペ? 恥ずかしながら初めて聞く言葉に興味が出て見入ってしまった。 その記事いわく、オノマトペとは元々 onomatopee というフランス語らしく、その発音をカタカナで表したもので、日本語で言えば 擬音語、擬態語 のことを言うらしい。 擬音語とは、自然の物音や声などを言葉で表したもので、擬態語は自然の状態や心情などを言葉で表
チチカカ鉄道から見えてきたもの 先日テレビで南米大陸を鉄道で巡る番組をやっていた。 鉄道、特に「乗り鉄」が好きな私にとって、この手の番組を目にすることは多い。 絶景を楽しみながらの鉄道旅を見るのは、自分がそこにいるような気分になってとても楽しいものだ。 その番組はシリーズもので、私が見た第1回は、ペルーを南北に通っている チチカカ鉄道 と呼ばれる観光列車を取り上げていた。 この列車は、世界遺産であるマチュピチュへの出発点でもあるクスコから世界最高度に位置
心を豊かにするもの 私は読書が好きである。 だから必然的に本屋も好きで、店先で オッ、これ面白そうだな! と思ったものは、ジャンルに関係なく手当たり次第に買って読む。 特に歴史小説とミステリーには目がない。 またNoteを始めて2年あまりが経ったが、おかげで書くことも好きになった。 これまで自分の歴史観(特に近代史)や旅の思い出(特に鉄旅)、日々思ったり感じたりしたことを、エッセイにして綴ってきた。 読むことに「書くこと」が加わって、定年後の人生に
吸うものじゃないの? 社会に出て、よく先輩などから おいお前、空気を読めよ! と言われたことがある方は多いと思う。 でも、それって何? 空気って読むのではなくて、吸うものじゃないの? 最近の若者であれば、そんな素朴な疑問を持つ方がいるかもしれない。 しかしこの「空気を読む」という心情は、日本人であれば誰でも少なからず持っているもので、ここ最近始まったことではない。 この言葉の持つ意味は 回りの雰囲気を考慮しろ ということで、いわば「協調性を大切
マミー、散歩! 1 今思えば、私の人生には常に犬がいた。 最初に飼ったのは、両親がどこからか貰って来た白いスピッツ系の雑種のメスだった。 私がまだ小学校1年生の時だった。 名前がどうやって決まったのか覚えていないが、私は「マミー」と名付けられた「彼女」にぞっこんになった。 当時私は母のことを「母ちゃん」と呼んでいたが、母は本当は自分のことをおしゃれに 「マミー」 とでも呼んで欲しかったのだろうか・・・ いずれにせよ、私は学校から帰
また新しい日本の歴史が始まる! 先日友人と 種子島宇宙センター(JAXA) から打ち上げられたH3ロケットを見に行った。 その発射を見守るために、全国からおよそ 2000人あまり が集まったらしい。 私もその様子を見守ったひとりであるが、その轟音と炎をとどろかせて飛び立っていく様子はこれまでに味わったことのない迫力に満ち溢れたものだった。 それはまるで「羽衣王女伝説」のように、天女が羽衣をまとって空に帰っていくような神々しすら感じる感動のひと時であった
一筆啓上つかまつります 突然のお手紙お許しください。 先日普天間基地移設に関する裁判で、最高裁判所が沖縄県側の上告を退けて裁判が確定し、県側の敗訴が確定しましたね。 このため県側としては、あとは移設先である名護市辺野古の埋め立て工事を承認せざるを得ない状況になりました。 そしてもしこの確定判決に従わなければ、国としては県の承認なく代執行せざるをえないという異例の事態にまで踏み込むこととなりました。 ところがあなたは、なぜかその裁判のあとしばらく病気(?)と称
テロという卑怯な戦い方・・・かつて日本は正々堂々と戦った 連日のように、イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への進攻のニュースを目にする。 いつの時代も戦争の犠牲になる一般市民というものが少なからずおり、メディアはそのことばかりに目を取られ、これでもかと言わんばかりに悲惨な状況を報道する。 だがこの戦争が始まった直接の原因は、パレスチナの軍事組織であるハマスが密かにイスラエル内に侵入して、住民数百人を殺害して(それもかなり残酷な方法で殺害されたらしい・・・)、10
アカホヤの大噴火が示すもの そもそも文化て何だろう? ウィキペディアによれば 人間が社会の構成員として獲得 する多数の振舞い全体のこと とある。 う~ん? 何それ? さっぱり分からない! さてはチャットGPTで作ったか? で、手元にあった国語辞典をめくると 人間が自然とのかかわりや風土 のなかで生まれ育っていく過程 で身に着けていく立ち振る舞い や、衣食住をはじめとした生活 様式、価値観などその国に住む 人の根本にか
近隣諸国条項という愚策 皆さんは 近隣諸国条項 というものをご存知だろうか。 これは、文部省が定めた教科書検定の際に適用される規定で、その内容は 近隣のアジア諸国との間の近現代 の歴史的事象に鑑みて国際理解と 国際協調の見地から必要な配慮が なされているか検討すること というものである。 もっと平たく言えば 日本は先の大戦で近隣諸国に多大 な迷惑をかけたのだから、教科書 に日本の歴史や文化を書く時は、 その点を配慮
ある元CAの一言 先日、NHKの クローズアップ現代 という報道番組で、今年1月2日に発生した羽田空港での航空機事故を取り扱っていた。 内容は、元日航機パイロットや事故の当事者となった海上保安庁関係者と管制塔関係者が、発生時の画像等を見ながら事故を検証するというものであった。 そのなかで、出演者がそれぞれの立場で事故の問題点や今後とるべき対策等について話していたが、その話を聞く限り、今回の事故については日航機側にあまり問題点が見いだせなかったこととは反対に海保側と