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雨の日は恋をする

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14歳年上社長との恋路 セックスの情景 仕事の悩み 愛人になり社会で生き延びる術を知った女性の生き様を描く。 #不倫 #エッセイ #セックス #社内恋愛
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記事一覧

雨の日は恋をする⑩

雨の日は恋をする⑩

彼の上で
何時間かわからないほどに
腰を振って
身体の中に
彼の物を取り込んで
それは
なぜか義務の様に
そして
義務でもなく
自身の
マスターベーションで

セックスしている
ほとんどの時
私はこの人を
自分が気持ち良くなるために
使っている様な気持ちになり
そして
この人の上で
ひたすらに快楽を探す私は
殊更
仕事で
成果を上げるために
手の内で転がされて
日々
全速力で走る
そんな私とおんな

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雨の日は恋をする⑨

雨の日は恋をする⑨

今日は仕事だけど
昼までで上がり
午後彼と会うことになった

仕事中も
私の所に来ることが多いし
最近
1人で休憩室にいると
抱きしめにくることが増えた

私も
体が疼いて
身体が求めているな

感じるけれど

彼もきっと
私以上に
そうなのだろうか
と思う



2人でいる時
彼は少年の様になる
仕事のことは
とても頭が良く
考えられない様な斬新さで
改革をして行っている
そして強引で傲慢だ

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雨の日は恋をする⑧

雨の日は恋をする⑧

彼は
晴れ男だ
と言っていた

出かける時は
いつも晴れる
って



色んなことから
板挟み
家でも
仕事でも

昨日は
朝から
娘のことで
母と少し喧嘩に
娘が具合悪いと言っているのに
無理やり行かせようとするから

私のこと
熱があっても
学校へ行かせた母だから
娘たちに
そんな辛い思いさせたくないから

私子どもの時
具合悪かったけど
行けと言われて学校行ったら
吐いて熱出て
インフルエ

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雨の日は恋をする①

雨の日は恋をする①

もう 
会わない様にしようと
思っていた



私が迷っている以上に
彼はそう思っていた

出会いとは 
必然以外の 
何でもない



何が
私たちを
結び付けたのか

身体が求める
理性と本能の葛藤

そんな様なことを言っていた



手に触れると
ピリッとする
仕事中でも
ふと
手が触れる事があって



思っていた以上に
遊んでなんていなくて
慣れてもいなくて
やはり
初めに思って

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雨の日は恋をする⑦

雨の日は恋をする⑦

2人で
浴衣を着て
カウンターで
ビールを飲んでいたら
パッと電気が暗くなった

スタッフの方が
暗くしてくれたんだなって



一面ガラス張りのその場所から
夜の海は見えないけれど
そこで
これからの夜一緒にいられる
って言う
高揚感は



そして
この人を独り占めしている
独占欲とか
あったのかもしれないって

日常に戻り
会社にいると思う

社長は
いつも忙しく



でも最近
忙し

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雨の日は恋をする⑥

雨の日は恋をする⑥

雨の日は恋をする

私は雨が好き
雨の音が好き
雨を見るのが好き

一昨日
部屋に行って
彼の上に乗っていた時
テレビのバラエティー番組が
つきっぱなしだった

外は雨

テレビ消しませんか?
集中できない
雨の音も聞きたい


入った状態で伝えた

意外と繊細なんだね

って
a型の彼
o型の私
血液型なんて関係ない
なんて思うけど

いつも
彼は繊細だし
几帳面
特に仕事では
っておもう

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雨の日は恋をする⑤

雨の日は恋をする⑤

騎乗位の時
彼はずっと
私の乳首を触っている
私がして欲しいからと
手を導いているからでもある

私は
好きに動き続けて
彼は
沢山していいよと言う

14歳年上の彼は
攻めるタイプではなく
甘えて
気持ち良くしてもらいたいタイプ
1番したい事は
おっぱいを吸う事

数時間色々した後で
おっぱいを吸っていると
一気にしたくなって
挿入して
お互い最高に達して

イク



何度目かな
セックスし

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雨の日は恋をする④

雨の日は恋をする④

あなたは
私のおっぱいが好きだという
私はあなたのママになる

セックスをする時だけ



私が
大変だと相談すると
それを
彼が解決する
これは
私を
大変な立場に置いて
どこを整理するか
この部署の立て直しを
しやすいという
そういうことなのかもしれない
私なら
なんでも話すから
大変なことも
なんでも話して


過渡期

そう
ここの毒を出す為に
私はここにいる

それには
彼との関係は

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雨の日は恋をする③

雨の日は恋をする③

初めて
いつか終わるという
運命を思って
涙が出た

だって
終わりの話ではないけれど
始まってはいけないと
そう思った葛藤を
彼が話したから

8月頃
もう会わない様に
しようと思った

30年若くて
お互い独身だったら
そんなことも思わないけれど



そんな葛藤を感じながらも
彼は
身体が私を呼んだのだと言った

その頃は
まだ
二人で会ったのは
片手以下くらいの回数で

今の様に
何度も

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雨の日は恋をする②

雨の日は恋をする②

切ない
恋をすると
そして
してはいけない
と思うから

私以上に
彼は悩んでいた

彼の妻は
病気だと
癌だと聞いた事がある

最低だ
私も彼も



最低だ



私が
頼らなければ
あの時に
彼が
咳がひどくて
肺炎になっていた時
誰も気遣わず
心配で
病院を予約して
一緒に行った時

病院の待合室で
隣の夫婦が

お家の方も
一緒にお願いします

と言われているのを聞いて
彼は

お家

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