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画家になるには?

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自分に合った展覧会ってどんなかたち?

自分に合った展覧会ってどんなかたち?

こんにちは!画家のTAKUYA YONEZAWAです。

今回は展覧会の種類について、解説してみようと思います。
展覧会は作品を作っていたら、一度は「やってみたい、参加したい」と思うものだと思います。少なくとも自分は、学生の頃、「絵を描く=個展を開く!」のようなイメージをもっていました。

でも、この業界で活動していくうちに、一言で展覧会と言っても、種類は様々だということが分かりました。

この記

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画家にとって描写力は必須?

画家にとって描写力は必須?

こんにちは、画家のTAKUYA YONEZAWAです。

本日は、絵を描いていく上での描写力って必須なの?ということをテーマでお話ししていきます。

◻️描写力ってなに?何事にも基礎基本があるように、絵を描く上でも基礎的な力として「描写力」というものが存在します。

すごく簡単に言うと、それは
頭の中にあるイメージをキャンバスや紙の上に再現するための力です。

描写力とは具体的に
・形を正確に捉え

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「好き」だけじゃダメ!?自分だけの個性をみつけるために試してほしい創作アイディアのかけ算

「好き」だけじゃダメ!?自分だけの個性をみつけるために試してほしい創作アイディアのかけ算

イラストや絵画を専門に活動されているみなさんは「絵を描く」のが好きですか?
そう聞かれたら、もちろん!大好き!と答える方がほとんどだと思います。
もちろん僕も絵を描くのが大好きです。というか好きじゃないと続けられないですよね。

でも、ふと思ったのです。
好きなだけで仕事になるのか?と。

趣味で続けるのであれば「好き」なだけでいいと思うのです。しかし、絵を仕事にしたいなら、好きなだけでは足りない

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結局どっち!?「量より質」VS「質より量」

結局どっち!?「量より質」VS「質より量」

◻️多作?寡作?「量より質」か、「質より量」か、早く上達するためには結局どっちがいいの?と 考えたことがある人は多いと思います。

今日はこのよくある質問について、僕なりの回答を考えてみました。

かれこれ15年ほど作品制作に携わってきて、結構な数のアドバイスもさせていただいた中で考えた答えなので 、制作を始めたばかりの方や、どっちがいいのか迷っている方などの参考に少しでもなれば嬉しいです。

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「なんですぐ始められないんだろう?」を解決するために実践してる3つの方法

「なんですぐ始められないんだろう?」を解決するために実践してる3つの方法

なんですぐに始められないんだろう
これがずっと悩みでした。

展覧会まであと半年もあると思っていたのにいつの間にか締め切り1週間前になっていたり、毎日コツコツやればいいのにドタバタで制作してなんとかギリギリで、、というのが日常茶飯事でした。少しは改善しましたが、それでも気を抜くと何かが迫ってきています。

なぜだ。。。

別にやりたくないわけでは無いのです。絵を描くのは大好きです。だけど作業が進め

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統一したほうがいいのはわかってる!けど、いろんな作風が描きたい皆さんへ②

統一したほうがいいのはわかってる!けど、いろんな作風が描きたい皆さんへ②

じゃぁ、僕なりの解決策というと・・・

前回からの続きです。
まだ全編を読まれていないからはリンクよりお読みいただくと分かりやすいかと思います。

「描きたい作品を描いて、たくさんの人に喜んでもらうこと」これがぼくの理想的な制作のかたちだということは以前お話ししました。
描きたい作風が一つならば、ガンガン描いていけばいいのです。それができるなら、画風一本を極めていく方が画家にとってもファンにとって

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統一したほうがいいのはわかってる!けど、いろんな作風が描きたい皆さんへ①

統一したほうがいいのはわかってる!けど、いろんな作風が描きたい皆さんへ①

評価されるには画風を統一しよう!
いろんな本とかブログとか動画を見るとこんな文章を見かけませんか?

ここには、納得もできるし概ね同意なのですが、でも、、、、

自分は画風がバラバラだ。
描きたいイメージがありすぎる。。。。

作品が評価されるためには、画像を統一したほうがいいんだろうか?
いや、でも・・・

と悩まれる方って結構多いんじゃないでしょうか。そこで、今日はぼくなりの
「さまざまな作風

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「上手い絵」が「いい絵」とは言い切れない理由を説明してみた

「上手い絵」が「いい絵」とは言い切れない理由を説明してみた

こんにちは画家のTAKUYA YONEZAWAです。
日々作品を制作しながら、その中で考えたことやこれまでの経験を文章にしています。

今日のテーマは
「上手い絵」が「いい絵」とは言い切れない理由を説明してみたこんな挑発的なテーマですが僕なりの考えを説明していきます。

◻️いい絵ってなんだろう?まず前提として、上手い絵の中にもいい絵はたくさんあります。
しかし、上手い絵だけがいい絵ではない!じゃ

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僕が考える”質の高い作品”のつくりかた

僕が考える”質の高い作品”のつくりかた

みなさんは作品をどのように作り上げていますか?

ぼくは、感覚的に作り上げていくこともありますが、ほとんどはアイディアを練りに練って計画的に描いていきます。そこで今回はぼくが作品を描く上で何を大切にしながら作品を考案しているのかをご紹介します。あくまでも僕なりの基準ではありますが、これらを意識して制作するだけでも作品の質はかなり向上すると思います。少しでも、みなさんの制作の参考になれば嬉しいです�

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作品を好きになってもらう第一歩はこれだと思う

作品を好きになってもらう第一歩はこれだと思う

みなさんは自分で作った作品が好きですか?ぼくは大好きです。めちゃくちゃ好きです。
でも、そうやって即答できない人って結構いるんじゃないでしょうか。
自分の作品に否定的になってしまって、なにをやってもうまくいった感じがしない。SNSでも「上手くないですが」とか「雑ですが」のような言い訳が添えられている作品を時々お見かけします。ぼくはなんだか、そんな投稿を見ていると切ない気持ちになります。自分自身の捉

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僕がギャラリーを辞めてSNSに本気になるまで

僕がギャラリーを辞めてSNSに本気になるまで

はじめまして画家のTAKUYA YONEZAWAです✨
現在はSNSを中心に画家として活動しています。これまでは10年以上ギャラリーの所属作家として様々な場所で展示活動を行いながら制作をしてきました。そして色々あって2020年の春に所属していたギャラリーを離れることを決めました。今回は投稿初回ということで、僕がなぜギャラリー所属をやめてSNSに活路を見出したのか。そのときにどんなことを考えていたの

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