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小鼓のお稽古について②
前回の投稿で、エトセトラが元はラテン語だとはじめて知りました。
「小鼓のお稽古とは、実は師の謡の声を聴きに行くこと」と書きましたが、ちょっと補足します。
まれに、歌舞伎が好きで鼓を打ってみたくなったので来ました、という方が見えます。
そのときには、「楽器としての扱い方はお教え出来ますが、音楽性は全然違いますよ」とまずはお話して、あとは常の通り高砂の待謡から体験していただくことにしています。
小鼓のお稽古について①
ひな祭りが済んでもうかなり日がたちましたが、このたび能楽の五人囃子で合同ワークショップを開催することになりました。
6回のお稽古で一曲を仕上げて発表会、という短期集中プランです。
それに関連して、この機会に能楽小鼓のお稽古について、個人的に普段考えていることを少し書いてみたいと思います。
お稽古に見える方の動機は様々です。
すでに能の謡を習っていて拍子のことも知りたくなった、能や歌舞伎を見