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アダルト・チルドレンと向き合った僕ら

思い通りにならないと

イライラして

感情をコントロールできず

暴言を吐いてしまう僕…

大好きな君に『言葉のDVだ』と言われて悲しくなった…

自分でも何故そうなるのか分からない。

この僕が君にDVするはずがない!

必死で色々調べてるうちに『アダルトチルドレン』って言う言葉を見つけた。

早速カウンセリングに行って見る事に…。


僕は先生にここに至るまでの経緯を必死で話していた。

ずっと、うなずくように

僕の話を聞いてくれた後に一言…

「それは『家族』以外にもですか?」

「『職場』や『友達』に対しても

同じようになりますか?」

その質問にハッとする…


「まずはじめに、あなたが感情をコントロールできないのではなくて、あなたは『許して貰える』と思っているから『家族の前』だけそうなるんではないでしょうか?」

そして話は続いた…

「あなたがそうなる時、あなたには

目の前にいる人が『母親』だと錯覚している」

アダルトチルドレンではよくある事…

幼い頃の僕になって

「ねえ…お母さん僕の話聞いてよ!」って

感じになっていると言うのだ…

なるほど…

思い当たる節があったからなのか、納得できている僕がいた。


そして最後に

そうなった時の対処法を教えてもらった。

「君は僕の『母親』ではない

目が違う、鼻が違う、声が違う、

背が違う」ひとつひとつ声に出して

目の前にいる君が『母親ではない事』を確認していく…

時にはタイムマシーンに乗って幼い頃のボクに会いに行く。

心と心で話をする。

もう大丈夫だよって…


そんな作業を繰り返していくうちに、長い年月をかけながらも僕は『大人になった僕』として生きていけるようになっていった。

今僕の隣りには泣いてばかりだった君が笑って座っている。

君と僕との愛が本物だったからこそ、この深い深い闇を乗り越えて行けた…


君が僕に言葉のDVだと伝えてくれたからこそ

アダルト・チルドレンという言葉を知り

過去の自分と向き合う事が出来た。

君が僕を救ってくれたように

これからは僕が君を守るよ!

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