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2018年10月の記事一覧
狂気を受け入れてもらえる幸せ
これまでの人生、「なかなか生きづらい世の中だな」と思って生きてきた。
「常識人たれ」という教育方針のもとで育てられ、気づけば人の顔色をうかがってばかり。大きな組織の中で堅実に働くことに向いていると自分でも錯覚するかのような人間が出来上がっていた。
でもいつの頃からか、そのような生き方に合わせきれなくなってきた自分がいた。実に、気づくのが遅い私である。
教育の名残で「常識人ぶる」ことができる私だが
スーパーマーケットのカゴ
スーパーマーケットで買い物をすることが多い。
入口でカゴを手に取り、買うものをそこに入れていく。
気づくとカゴの中身はさながら小宇宙。そこには、私の日々の暮らし、特に食卓の様子が縮図となって表れている。
これが、旬の野菜と新鮮なお魚などであれば、豊かな食生活を送っていることがうかがえて素晴らしい。もしくは、ニンジンと玉ねぎとジャガイモとお肉が入っていたならば「今日の献立はカレーですか?」となって
月が妖しく見えるとき
昨夜の月はほぼ満月で、調べてみるとどうやらその後、真夜中に満月の瞬間を迎えたようだ。今夜の月も、肉眼で見る限りではほぼ満月である。
昨夜の月は、とても「パッキリ」としているような印象だった。それこそまるで、絵に描いたような月。
そして今夜の月には幻想的に雲がかかり、これまたまるで、絵のようだ。
私はなんだか、両日の月に妖しい美しさを感じてしまった。禍々しい、というのとは異なるが、なにやらちょっ