鶏腿肉

洋画と60〜70sカルチャーが好きな20代。主に映画と音楽について書いています。いいね…

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洋画と60〜70sカルチャーが好きな20代。主に映画と音楽について書いています。いいね等めちゃめちゃ嬉しいです。

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    映画のあらすじや感想、おすすめ映画などについて書いた記事をまとめています。

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「洋画・邦画・アニメ映画に登場するボブヘアのキャラクター」10選

筆者は16歳の頃に「アメリ」という映画に出会います。 自主的に映画を見た初めての出来事であり、映画という無限の娯楽に恋をする瞬間でした。 それから地元のレンタルDVDショップに通い、そのままアルバイトをすることに。 バイトに行っては帰りに映画を借りて見る、という映画漬けの毎日を送っていました。 そんな日々で気づいた事があります。 私は無意識に「ボブヘアのキャラクター」に惹かれている、と。 ボブヘアーとは… 肩の長さやそれよりも短い長さのヘアスタイルのこと。丸みを帯

    • "普通"って、皆が空気を読み合って何もないように演技する事なのかもしれない(ネタバレ含)

      最近『アルマゲドン』を見たら無性に見返したくなったため、『ドント・ルック・アップ』を2度目の鑑賞。 なんとなく見てた時より感動したし普通に泣いちゃった。チラとスマホの通知を確認なぞしたら見逃してしまうような小ボケが多くて楽しい映画。大掛かりな撮影やCGだけじゃなく、役者さんたちの演技が光る。 勿論今回も加瀬さんの吹替で。癖になる声質と口調。 燻ってる中年の吹き替え上手すぎる! 概要 この映画の概要は 「巨大な彗星が地球を滅亡させるぞ!それを阻止しなければ!」 っていう

      • 「眼鏡をつける」ということ

        風呂あがり、火照った顔を冷ますため夜風に当たろうと自室に行き、窓を開けた。 火照った顔に意識をとられていたのか眼鏡をつけるのを忘れ、ピントが合わない視界のままなんとなく向かいの建物を見ていた。1室だけ明かりがついている。 その建物にはオフィスも入っていて、1室だけに人がいるわけではない。しかし眼鏡をつけずにそれを見つめていると、明かりのついた1室しか認識できなかった。暗闇のなかにポツリと浮かぶ様は、まるで大きな建物のなかに一人ぼっちで住んでいるように見えて淋しく感じた。

        • 5枚の花びらで世界の境界線を考えた話

          私の部屋からは桜並木がよく見えるので、晴れた日は意識的に外を見るようにしている。 人々はきっと、わざわざ赴いて花見をするが、私は毎日花見が出来る。ちいさな自慢だ。 今日は数日ぶりに晴れていて、いつもより花びらが舞っているのが分かった。 もっとよく見たくて、窓を大きく開いた。 4月の頭、肌着にカーディガンを羽織るだけではまだ少し肌寒かった。 不動産屋は、なんでこの景色のことを話してくれなかったんだろう。知らなかったとしたら勿体ない。 だらだら考えながら眺めていたら、花びら

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        「洋画・邦画・アニメ映画に登場するボブヘアのキャラクター」10選

        • "普通"って、皆が空気を読み合って何もないように演技する事なのかもしれない(ネタバレ含)

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          【ナイトメア・アリー】隠喩の仮説(ネタバレ有り)

          この記事は映画を鑑賞した方向けの考察記事となっています。 現時点で私が思った仮説3本を、備忘録も兼ねてまとめました。 仮説① モリーの服装は"経験済み"かどうかを表しているこの映画、エノクやリリスの傷(帝王切開?)などといった、たびたび胎児や出産のメタファーが出現する。 思い返せば、スタンが降霊術をやり始めてから出会った客はかつて出産に苦しめられた者、苦しめた者だったり。 映画見た直後は気づかなかったけど、スタンがモリーをドリーに変装させた際の衣装、あれは流産を表していた

          【ナイトメア・アリー】隠喩の仮説(ネタバレ有り)

          【サスペリア(2018)】「これはアートではない」【映画感想文】

          4年ぶりにリメイク版サスペリアを観ました。 映画館で何度か見たけど、そのときは魔女がもたらす残酷な描写を直視するのにやっとで、物語の細かい演出に目を向けてる余裕がなかった。 あらすじ 表面的には「アメリカからやってきた少女がドイツの舞踏団に入団し、そこで才能を開花させていくうち、奇怪な出来事に巻き込まれる」というストーリーなんですが、 本質的には当時のファシズムが引き起こした混乱を、魔女達が支配する舞踏団と重ねて描いた作品となっています。 さすが『君の名前で僕を呼んで

          【サスペリア(2018)】「これはアートではない」【映画感想文】

          【推し、燃ゆ】推しが炎上したことで、自分自身も燃え尽きて骨になる【読書感想文】

          数日前、YouTubeのおすすめに、とある本のインタビュー動画が上がってきた。 昨年に芥川龍之介賞を受賞した作品らしいが、なんでも著者は現役女子大生だとか。 私はもう6年ほど小説を読んでいなかったが、この本はどうしても読みたいと思った。 女子大生であるとか、芥川龍之介賞受賞作品ということも印象に残ったけど、何よりそのタイトルに惹かれたからだ。 「推し、燃ゆ」 思わず思考が停止してしまった。 私自身、「推し活」に人生を捧げていた時期があったから「推し」という単語には必然

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          マルチバースに対して思うこと(NWHネタバレ含)

          ※本記事は、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレを含みますのでご注意下さい。 おひさしぶりです。 世間では「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(以下NWHと略します)が公開されましたね。 コロナ禍になってからNetflix等のサブスクリプションにお世話になり、わざわざ映画館に足を運ぶことがなくなってしまった筆者です。 そんななかでも、今作に関しては歴代俳優が再出演するということで、もはや義務のような使命感でもって劇場に行ってきました。 ビッグタイト

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          性愛は残酷で生々しく美しい「アデル、ブルーは熱い色」(2013)

          2013年のフランス映画、『アデル、ブルーは熱い色』を見ました。 2時間59分というなかなか長い上映時間。 正直最後まで一気に見るつもりはなかったのですが、止める暇もなく見てしまいました。 主人公の女の子が何を考えているのかいまいちよく分からず、その子の心情が気になってしまって追いかけてしまった感覚が強いです。 以下、あらすじや感想についてまとめていますので、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。ネタバレを含みますのでご注意ください。 あらすじ18歳の少女・アデルは

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          スリラーだと思って見たら変化球ホラーだった『ハウス・ジャック・ビルト』の話

          見ました。ハウス・ジャック・ビルト。 カンヌ国際映画祭で途中退場された方が続出したという噂を聞き、上映期間中に観に行く勇気が出なかった筆者です。 先日AmazonプライムでR18+のノーカット版が配信されたことを知り、意を決して観ることにしました。 ちなみに、アメリカでは修正版のみ正式な上映が許可されています。日本は寛大だなぁ… この映画の観賞後、本作の監督が「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と同じ監督だったと知って妙に「あー……」と納得しました。どの部分が納得に至ったかは

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          《歯列矯正》20代から始めるインビザ体験記①アライナーに関する注意事項《マウスピース矯正》

          インビザライン始めるぞ!と意気込んでから3ヶ月。 やっと! やっと!! マウスピース(※アライナー)を装着してきました!! わーい! 4本の虫歯を治すのに1ヶ月、 4本の親知らずを抜くのに1ヶ月。 スタートに立つまで約3ヶ月かかりました。 今までは親知らずの抜歯についての記事をメインで書いていましたが、いよいよアライナーを装着した歯列矯正のレポートを書いていきます。 お気づきの方は少ないかもしれませんが、「歯列矯正本番」という気概も込めて、今回からタイトルを変更

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          ラーメン二郎はケニー・オメガだった話

          自称「無類のラーメン好き」である筆者が本日、遂に念願の二郎デビューを果たしました。 正直に言いましょう。 失敗しました。 全くの初心者が二郎に行ったらこうなった というレポートを批判覚悟で残しておきたいと思います。 「今後私のような被害者を出さないため」という一心で書かせていただきますので、これから二郎に来店する予定がある方は是非お読み頂ければと思います。 二郎に行きかった理由①「花月より刺激が欲しかった」 私が二郎に行った理由は「なんとなく」ではなく、それなりの

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          《MV考察》Do It All the Time(2018)/I DON'T KNOW HOW BUT THEY FOUND ME

          今回は "Do It All the Time" のMVの解説・考察をしていきます。 以下の記事の続きになりますので、あわせてお読み頂ければと思います。 ※ 筆者の意訳や解釈も含まれますので、ご注意下さい。 MVの全容教育ビデオを彷彿とさせるような、昔っぽいオーケストラの音楽と、男性の仰々しい語りから始まります。 音楽。とある男性の最大の業績の一つに、日々めまぐるしいスピードで人気が高まっています。 ご招待しましょう、我々科学者が ”音楽” を人間ではなく、機械によっ

          《MV考察》Do It All the Time(2018)/I DON'T KNOW HOW BUT THEY FOUND ME

          《歯列矯正》マウスピース矯正に踏み切った女の記録⑨ 親知らず全部抜いたぞ!!《インビザライン》

          ついに… ついに……! 全ての親知らずを抜き終わりました!!!!! 長かった。 歯列矯正についてマガジンを纏めているわけですが、実際の矯正に至るまでの記事で既に8回ってどんだけ焦らすの!って話ですが😂笑 筆者にとっては「やるぞ!」という契りを交わした時点で既に歯列矯正が始まっているというカウントなので…。お付き合い下さった方々、ありがとうございました🙇🏻‍♂️ それでは、もう4回目にはなりますが… 最後の親知らずを抜いた体験記も残していこうと思います。 ① 先生

          《歯列矯正》マウスピース矯正に踏み切った女の記録⑨ 親知らず全部抜いたぞ!!《インビザライン》

          《楽曲紹介》Do It All the Time(2018)/I DON'T KNOW HOW BUT THEY FOUND ME《歌詞解説あり》

          今回は、"I DON'T KNOW HOW BUT THEY FOUND ME" というバンドの "Do It All the Time" という曲をご紹介します。 「どうやったのか分からないが私を見つけた」というバンドの、「いつもそうしてきた」という曲…… 🙄??? 訳し方によってわずかに意味が変わってくると思いますが、こういう長い名前のバンドは最近日本でもよく見かけるなぁと感じます。 前回の楽曲紹介でオススメした "still feel." のように、この曲もかな

          《楽曲紹介》Do It All the Time(2018)/I DON'T KNOW HOW BUT THEY FOUND ME《歌詞解説あり》

          《MV考察》still feel.(2019)/half•alive《part②》

          今回は、前回の記事の続きで "still feel." のMV考察の2パート目になります。 前回の記事とあわせてお読み頂けると幸いです。 今回も、あくまで筆者の意見ですのでご注意下さい。 場面④ "自分" という概念の形成 呆然とした表情で立ち尽くすジョシュ。 ふと振り向くと分身の1人がいました。 手を振ったり、前触れのない動きをしても鏡のように同じ動きを返してきます。 カメラが移動するとジョシュの隣にはもう1人の分身がいて、やはり同じ動きをしています。 放心し

          《MV考察》still feel.(2019)/half•alive《part②》