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映画:スタンリーのお弁当箱

制作年:

2011年

制作国:

インド

キャスト:

スタンリー/ パルソー
英語教師ロージー/ ディヴィヤ・ダッタ
歴史教師ズーチー/ ラジェンドラナート・ズーチー

あらすじ:

主人公の小学生スタンリーはクラスでも明るく、いつも皆んなを笑わせるお調子者。でも、お弁当の時間になると一人家に帰って食べると言い、ふらりと消えてしまう。実は、帰宅しているのではなく、お弁当を持ってこられないため、時間を潰していたのだ。

優しい友人たちがスタンリーにお弁当を分けてくれるようになり、皆んなで楽しく学校生活を送っていたが、歴史教師のズーチーはお弁当を持ってこないスタンリーを盗人呼ばわりし、学校から追放してしまう。

学校に通えないスタンリーは、学外で開催されるダンスのオーディションに参加したく、毎日影から他校の生徒たちの練習を覗いていた。スタンリーを不憫に思った生徒や先生たちが立ち上がり、意地悪をはかったズーチーを問い詰める。

果たしてスタンリーは無事学校生活に戻れるのか。そしてスタンリーが学校にお弁当を持ってこられない理由とは…。

レコメンド(MAX5つ星):★★★

感想:

インド映画が好きになり、連続でいろんな作品を見ていた時に出会った1本です。スタンリー役の子がとってもキュートで(もはやクラス全員がめっさかわいい)、インドの学校生活も日本しか知らない自分には発見ばかりでした。

ストーリーは、とくにズーチー先生の振る舞いが強引すぎて、「ええええ・・」って納得のいかない設定も、つっこみどころも多々あるのですが、終始暗くならないトーンで描かれている作品です。

見ている間中、「まじかよすっげつまんな・・」「プロットの詳細甘・・」「疑問湧きまくりだし、もっと映すべきところあるのでは」「話の持っていきかた強引すぎやしないか。そして感動で最後まるめこもうとしていないか!?」なんてこともつらつらと思いましたが、最後のテロップが流れて、ああ、そういう目的の映画ねと納得しました。スタンリーは象徴だったんだと、最後に腑に落ちる内容でした。

自分に役立ちそうなこと:

・どんな境遇であっても、明るさを絶やさない

・信じてくれる仲間がしてくれたことと、同じことをお返ししよう

・心が動かされる事象に対して、小さくても自分なりのアクションを起こせば何かは変わる


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