女神
どんな神様も信じられない僕は
救いを求めたくなった時
何に祈ればいいんだろう
そう言うと君は
「私に祈ればいいんじゃない?」
と菩薩のような笑みを浮かべてそう言った
「女神様かな?」
「そう私は女神様だよ」
手を合わせて拝むと
偉そうに胸を張る君は
世界中のどの神様よりもよほど信じられた
その女神はお腹が空いたのか
腹の虫が大きく鳴いて
「そりゃ女神だってお腹空くでしょ!」
そんな人間らしいこの神様だけは
死んでも守りたいと思えるほどに
神々しい癒しの力を僕だけに注いでくれる
カフェで書いたりもするのでコーヒー代とかネタ探しのお散歩費用にさせていただきますね。