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自分と同じ考えの人を見つける嬉しさ

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自らから発信する必要はないと思えるほど自分と同じ考えの記事がnoteにはたくさんあります。そんなおすすめの記事をまとめています。
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記事一覧

ロンドン滞在8週間。日本の劇場にいけなくなったその理由とは?

3月〜5月のうちの数週間と8月の丸々一ヶ月をイギリス、ロンドンで過ごしています。 基本は毎日ロンドンのどこかの劇場にいるのですが、故に感じる日本とロンドンにおける劇場の楽しみ方、愛で方の違いがあります。 劇場について掘り下げる前に、「公共」という考え方について触れたいと思います。 日本で「公共」の場所というと、「みんな」のものだから、他の人に迷惑をかけないように振る舞う。そういう共通認識があるように感じます。電車内は静かで、電話の着信音があっただけで、目を向けられ、「あ、

語学留学と留学は全く別ものです。

語学留学の人を下に見ていると思われそうで、今まで公開せずにいましたが、留学を考えている人に向けて正しい情報を出すべきだろうと思い公開することにしました。 どっちが良い悪いということを言っているつもりはなく、目的を明確にして目的に沿った方向を選んでほしいという趣旨で書いています。 インドネシア留学にあたって、経験者の体験談を探して無くて困ったのがNoteを始めるきっかけでした。 実は、語学留学の情報はたくさんありました。そして混ざった情報としてあがってくるんです。 そんな

英語だけはできて、専門性がなかったら?考えただけでゾッとする

小学生の頃から英語が話せる人に憧れ、留学に憧れ、学生時代は英語の勉強以外した記憶がない。 高校は英語科にすすみ、公立のわりにけっこう満足なカリキュラムで、高3では教科の3分の1が英語でした。 英語は大好きだったのですが、高校に入ってからは内容が難しくて落ちこぼれ気味。 それでもなんとか、外国語大学に入り、アメリカに交換留学をしました。 その辺りからなんとなく感じる、自分に「専門性」がない危機。 大学1年生の頃には、漠然と「教師」は選択肢にありました。 進路が教師に

海外で働くということの難しさ

私自身が日本から単身で海外での就職、永住権の取得をしてきた経験があるため、これまでに私と同じように海外で働きたいという相談を受けてきました。思いつき程度の方にもかなり真剣に考えている方にも同じようなことを伝えているので、公にこの記事を書きます。これは私の観測範囲(カナダ)に限られ、渡航先の国や情勢によってもちろん変わることはあります、と前置いておきます。 未経験で自分が望む職種を希望し、その職業に就くことは自国内であってもなかなか簡単にはいきません。海外で働くというのは、そ

正論で人間関係は壊れる

「隙のない完璧な正論で、相手を論破する人」 たまに、こういう方に遭遇します。 地雷を踏まれると、相手を論破したくて仕方なくなるんでしょうね。 こういう人は「すっきりしたいから」とか「優越感を感じたいから」という自分本位の理由で論破しているようにみえます。 このとき「相手がどう感じるか」については二の次。 「正論なら、強い言葉で相手を追い込んでもいい」と思っているようです。 こういう人に会うと、ただただ「人間としての未熟さ」とか「幼さ」を感じます。 「論破したい」

軽々しく使えない「移住」という言葉

奥さんのオーフス大学院留学を機に、日本の会社を辞めてデンマーク🇩🇰に来てから1年と7ヶ月が経ちました。(注: 2023年現在、デンマーク暮らしは4年を超えました) 最初の1年はのんびりと奥さん応援隊(主夫)をしていたところ、幸いなことにアットホームな地元の会社で仕事が見つかり、デンマーク人に囲まれながら楽しい会社員生活を楽しんでいます。(注:2023年現在、デンマークの精子バンク European Sperm Bank でDXのシニアアーキテクトの仕事をしています) また

海外における日本人コミュニティはなぜアレな感じになってしまうのか

先日「中国の日本人コミュニティの陰湿さ」についてTwitterに恐る恐る投げかけてみたところ、かなりの量のRTとfav、コメントなどをいただき、軽くバズってしまいました。みなさん心当たりありすぎじゃないですか。 しまいにはトゥギャられる始末です。 ともあれ、中国に限らず海外における日本人コミュニティで嫌な思いをしたという話は枚挙にいとまがないようで、コミュニティが陰湿なものになったり、ギスギスしたりと、アレな感じになってしまうケースが多いというのはある程度確かであるようで

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海外生活は語学ができる人が偉いのか❓

こんにちは。私はドイツに移住した40代の主婦です。 ドイツで仕事をしながら主人と暮らしております。 今まで、ドイツで数年暮らしてきて、いろんな日本人の方に会ってきました。 こういう素敵な人生を送りたいなと思ったり、時には反面教師にさせていただく事もありました。 海外に住むと、日本人同士の関わりがないように思えますが、 その方の環境によっては、日本にいた時よりもより濃いものになる時もあるのが海外生活の一面だったりします。 私はほとんど日本人同士のお付き合いは少ない中で暮

5カ国に住んだバイリンガル。「英語は必要ない」

なんだか芸能人の子供がこぞってインターナショナルスクールに通っている昨今、バイリンガルのわたしは声を大にして言いたい。英語が過大評価されていないだろうか。 *** わたしは、話題づくりに役立つ最強の手札を持っている。「生い立ちユニークカード」だ。30年弱の人生で、5カ国7都市に住んだ。身バレを避けるために都市名は伏せるが、出身は日本で、あとはヨーロッパ・東南アジア・北アメリカの国々を転々としてきた。 しかし、自己紹介の時には、できればこのカードは使いたくない。言うと相手

海外生活のちょうどいい距離感

海外留学で不安ななか、日本人同士頼ることもありますよね。日本語で話せるだけでもストレス解消になったりしますし、日本人がほしがる特有のものの情報交換には、日本人同士のおつきあいは重宝します。 そんな狭い日本人コミュニティでトラブルに巻き込まれ、一人で悩むこともあります。私も渡米直後の頃はいろいろ悩んで、カウンセリングに通ったりもしました。そんな経験を踏まえて、まずは起こりがちなトラブルに巻き込まれないよう注意喚起をしたいと思い、記事を書きました。 もし悩んでいて、困っていた

小さなモヤモヤ

何度会っても相性の合わない人がいる(同性) 何が合わない?と聞かれても自分でもよくわからない。とにかく居心地が悪い。 一度苦手意識を持つと、会話に集中できなくなるし、愛想笑いも増える。これ、凄くしんどい。その点、マスクは便利だったなあ~(笑) こうなると、自分から相手に連絡をすることは無くなる、でも相手から来た場合は無視できない。 何かしらのお誘いがあった場合も同じ。嘘をついて断れば簡単だけども、わたしはそれがどうも苦手。ハッキリ言えたらいいのにな〜といつも思う。 結

海外在住の友人にお願いしてはいけないこと

大人になってから、日本に住んだのはたったの1年4ヶ月で、それ以外は海外だった私。(*現在はアメリカ東海岸在住です) 日本に帰るときはフェイスブックやなんかで繋がっている友人(と呼ぶには会ってない時間が長すぎる)たちに ”お願い!” と言われることがたまーーーーーーにある。独身の頃のお願いは ”今度帰ってくる時アレ買ってきて!”系のお願いがほとんどで、お土産を兼ねて喜んで買って帰っていたが、結婚してからちょっと様子が変わった。 たった1年4ヶ月の日本在住時代に知り合った方や

海外に住むと見えない土俵から降りられる

私が感じる海外に住む大きなメリットは、見えない土俵から降りられること。 誰かと比べる必要がなくなるから、自分にないものを持っている他人を羨んだり、自分にないものを見つめて落ち込んだり、そういうことが一切なくなる。 どんな服を着ていようが、どんな暮らしをしていようが、どんな恋愛してようが、誰も私のことを気にしないし、私も気にならない。 日本にいた時も激しい競争にさらされるような環境にいたわけじゃないけど、でもやっぱり無意識に誰かと比べてしまうことは多々あった。 頻繁に海

「同じ日本人の目」に苦しめられるのは、もうやめにしませんか?

前回のノートで「発音コンプレックスを手放そう」という件について書いたのですが、 とはいえ、やっぱり「カッコよく発音したいし、カタカナ発音は恥ずかしい」という思いを拭い去るのは、なかなかに難しいと思います。 なぜ「発音コンプレックス」が手放し難いのか。 それは、「同じ日本人の目」ではないかと、私は思っています。 日本人って、他所(よそ)様には寛容なのに、身内にはむちゃくちゃ厳しい。 それが家庭というミニマムな場所から、学校や会社というコミュニティ、はては国単位に至る