今回のテーマ: ニューヨークの結婚式
by 萩原久代
ニューヨークを舞台にした人気テレビ番組のSex and the City(SATC)に何回かでてきた結婚式の様子、覚えていますか? (SATCを知らない世代の方、ググってください)
SATCの主人公4人の一人、キャリー(Carrie Bradshaw)が長い交際を経てついに ビッグ(John Preston、彼のあだ名がBig)と結婚する運びになった。これは同番組テレビ放送終了後の映画(2008年)の話の展開だ。その
ニューヨークの地味婚
今回のテーマ:ニューヨークの結婚式
by らうす・こんぶ
ニューヨークに住み始めて間もない頃、大学教授の知人から聞いた話が面白かった。
「先日、インド出身の学生がいきなり私のところにやってきて、『先生、しばらく授業に出られません。両親が僕の結婚相手を見つけたから帰ってきなさいというので、国に戻って結婚して妻を連れてきます』って言うのでびっくりしたんだけど、しばらくしたら、本当に奥さんを連れてニューヨークに戻ってきたよ」
むかしの日本だったらこういうことも珍しくなかっただ
今回のテーマ:ストレス解消法
by らうす・こんぶ
ストレスっていうことばを見たり聞いたりしない日はないほど、このことばは巷にもネット上にも溢れている。責任の重い仕事を任されている人や人間関係に悩んでいる人、真面目で努力家の人にストレスを感じている人が多いようだ。
他人事のように聞こえるかもしれないのは、私にはストレスを抱えているという自覚がないから。今いる環境は居心地が悪い、楽しくない、ストレスを感じると思ったらそこから離れるようにしていた。失うものが何もなかったからで
今回のテーマ:買ったわけ
by らうす・こんぶ
どこで服を買ったらいいかわからない。かつてはデパートやショッピングモール、駅ビルの商店街、たまにファッション雑誌に載っているようなブティックなどに仕事帰りに立ち寄っては気に入った服を買っていた。どこにでもものが溢れていて、欲しい服が簡単に買えた。買う場所に困るなんて考えたこともなかった。
ところが、20年のニューヨーク暮らしの後再び東京で暮らし始めると、服を買いに行くところがない。デパートもショッピングモールも駅ビルも顧客タ
今回のテーマ:ニューヨークの都市伝説
by らうす・こんぶ
数十年前、「日本人の本音と建前」ということばがよく聞かれた。確か、そんなタイトルの書籍も売られていたような記憶がある。日本に住んだことがあったり、日本のことをよく知っている(と思っている)外国人からもしばしば「日本人の本音と建前」ということばを聞くことがあった。最近あまり聞かないのは、世代交代が進んで日本のコミュニケーションの伝統芸である「本音と建前」をうまく使い分けられる人が減ったからだろうか。今思い返してみる
テーマ:私が選んだ棲み家
by らうす・こんぶ
家ではないが、私がここに住むぞ、と選んだ街なら二つある。東京とニューヨークだ。
田舎育ちだったので単純に都会への憧れが強く、私はまず、東京を目指した。東京には田舎にないものがなんでもある、と思っていた。そして、その”なんでも”のなかに、きっと私が欲しいものがあるはずだと無邪気に信じていた。高校を出て都会に出ていくことは、スズメのヒナが狭い巣から大空に羽ばたいていくのに似て、10代の私はそれはそれはワクワクしていた。なにも知ら