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自己紹介(後) - 私が伝えたいことの本質

(見出し画像はパリ・ルーブル美術館です)

自己紹介(前)では、私のベース、人生の岐路となった出来事についてしたためた -

今回は、noteを書く理由について具体的に書きたいと思う。

自己表現の一つ

元々どこかに自分のブログを持とうということは脳裏にはあった。自己表現の場を持ちたい、ということが最初のきっかけだったと思う。文章をつづることは幼い頃から好きだったし、その時々で脳裏に浮かんでくる言の葉ことのはを残しておくのもいいのではないか…と感じていたことが一つ。

白のドレスが集められた "THE ATELIERS". 2019年ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開かれた "Christian Dior: Designer of Dreams" にて。

誰かの役に立つかもしれない

そしてよわいを重ねるに連れて「社会貢献にも参画したい」という思いが小さいながら湧き上がってきた。基本的に私は、この世の中の誰もが社会貢献をしている、存在自体が貢献に繋がっていると考えている。しかしながら自分に関しては果たしてどうなのか、という思いもあった。正直なところ、今もシングル・子無しであるものの自分のことで手一杯、貢献などできるのかという思いもある。しかし、それでもこの私という小さな世界で経てきた経験をシェアすることが、どなたかのお役に立つこともあるのかもしれない…自己満足かもしれないけれど、それなりの年齢になったこともあり、それはそれでまた一つの形になるのではないか、と考え始めるようになった。

歴代のDiorのデザイナーたちとドレス

好きなこと、得意なことで誰かの役に

さらに、ファッション業界で長らく働いたこと、PRマーケティングブランディング、心を砕いているアート、旅、写真など…それなりに経験を積み、プロではなくともお役に立てることもあるのかもしれない、シェアしてダメならそれはそれでいいし、その過程は私自身の研鑽にも繋がるのでは、という思いもあった。誰かにシェアしようと思うことで、私なりの方法でそれなりの形にしようとする。それがもしかしたら、どなたかのお役に立てればこれ幸いということだ。

現在のDiorデザイナー、マリア・グラツィア・キウリとそのドレス。

感動や想いを共有したい

そして、琴線に触れた何かを伝えたい、誰かと共有したい、ということ。人は何かに感動したり、心の琴線に触れた時、その想いを誰かと共有したくなる。それは私にとっても同じで、誰かと共有できればうれしいし、そうすることで私もまた伝え方を研鑽していくことにもなる。

ムッシュ・ディオールのデッサン画が会場の壁面に。

社会貢献するフェーズに

これまで私は、比較的自分の中で消化して終わることが多かった。それはそれで悪いことではないし否定もしない。しかし最初にも述べた通り、年齢を重ねて、もうそのフェーズは卒業して、これからは自分の経験をどなたかのために生かしていくフェーズに入るのではないか、と考えたのが率直なところだ。その場としてのnoteだった。


そして、これはやってみなければわからないものだし、いわゆる練習を兼ねながらのものなので(実名でやっているので、もはやコソ練でもないものの)、失敗も少なからず含むものだと考えている。その点は何卒大目に見ていただければ幸いである。


そういったこと諸々の意味合いで、私にとってnoteは最適なプラットフォームだった。いい意味で羽を伸ばしながら、ブレずに続けていくことができれば、と思っている。

照明に照らされて屋外からも垣間見えるデッサン画が美しい。

気に入っていただけた方には、適度な距離感で、付かず離れずお付き合いいただければとてもうれしい。

2022年6月20日追記
※ 画像で多用した "Christian Dior Designer of Dreams 2019" (ヴィクトリア&アルバード博物館、ロンドン)は、2019年8月に下記の記事に起こしております。是非ご覧ください。

※ 挿入されている写真及び画像はすべて筆者により、2019年7-10月に撮影されたものです。

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