徳田和嘉子

冒険愛好家。2007年、未来の結婚相手を探して世界一周52ヶ国+南極を巡る。2017年…

徳田和嘉子

冒険愛好家。2007年、未来の結婚相手を探して世界一周52ヶ国+南極を巡る。2017年、サウジアラビアでリーマ王女に謁見。2019年、シヴァ神を奉るヒマラヤの裸仙人サドゥ達に惚れ込む。

マガジン

  • 殿下との日常

  • 心を動かしたものごと

  • シヴァ神と仙人サドゥのインド

    2019年2~3月、破壊と再生を司るシヴァ神を追求するため、仙人サドゥに会いに行った記録(更新中)。

  • 活気溢れるバングラデシュ

    2019年2月、12年ぶりのバックパッカー一人旅。夫と子どもはしばし留守番。まずは鳩サブレを携え、弟に会うためバングラへ。

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仙人サドゥに出逢えた!!

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クリスマスが待ち遠しい第1殿下。
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【インド】翡翠色のガンジス河でヨガ

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【インド】とうとう内なるシヴァ神と出会う

翌朝、出勤するのぞみと途中まで一緒にUBERに乗って空港へ。北部のリシケシュに向かう。 ここもシヴァ神の聖地の一つだ。シヴァ神が司るヨガと瞑想の聖地である。ここを流…

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【インド】都会デリーの衝撃

手足合わせて恐らく100を軽く超えるくらいの箇所を蚊に刺されて昨夜からずっと痒い。バラナシからアーグラに移動する鉄道の中で刺されたに違いない。全くあの鉄道はツイて…

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PRESIDENT誌 5/13発売「教養」大全の号にインド旅が載りました^^

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仙人サドゥに出逢えた!!

仙人サドゥに出逢えた!!

ガンジス河で洗濯された長いサリーが何本も何本も干されている光景を横目で見ながら川沿いを上流に向かって歩いて行くと、しばらくしてオレンジや黄色の布が張られた一帯が見えてきた。

枯れ葉色は俗世を捨てた象徴。

仙人サドゥのお手製テントだ!

テントは布を吊ったり棒で支えたりしているだけのものが多くドアがなくてすぐ覗き込める。

その中に果たして…仙人サドゥがいた!!!

灰を顔といい身体といい全身に

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浅田真央メカニズム

ヨットクラブのビギナーズレース開催日。ヨットを始めて半年、私は初の本格レース参加である。
先週末にスタートレーシング練習に参加したところ、艇のサイズによってハンディがあることを知った。自覚がなかったがハンディがついてどうも1位になっていたようで、前評判は上々。しかしそれが悪夢の始まりであった。

今日の風速は北8mで大荒れ。出廷後まさかの舵が利かない事態となりどんどん風下に流されて大いに焦る。帆の

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パンピー感覚とアーティスト

授業の題材となる情報を提供する代わりに聴講させてもらっている観光MBAの講座のゲストが「HOTEL SHE,」等を複数経営するホテルプロデューサーの龍崎翔子さんであった。アメリカ横断をしているときに、もっと面白いホテルがあったらなあと思ったことが彼女の起業のきっかけ。

この方の話はまるでアーティストのようだった。ホテルを媒介として、社会問題の解決を表現しているように感じる。ホテルをゲストにとって

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レッジョ・エミリアと鬼滅

そのうち行きたい街のひとつ、イタリアのレッジョ・エミリア。人口17万人。食いしん坊ゆえに本場のパルミジャーノ・レッジャーノチーズにありつきたい気持ちは勿論だが、ここは第二次世界大戦の枢軸国にあってもドイツ・ファシスト軍を相手に最後までレジスタンスを繰り広げ、戦後の再建で市民たちが最初に着手したのが幼稚園の建設という街である。街の未来に何よりも幼児教育が大切だと信じ、その教育理念は「すべての子どもは

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ヨットでのゾーン状態

ヨットでのゾーン状態

今日の海は南からの強風が吹いた。ヨットが煽られて一度沈(ちん)したが、まさかのセール(帆)が縦に破れてしまい、砂浜に上がって交換しなければならなかった。初めてレース練習をやって、2回とも僅差で2位であった。とは言え1位の方はジュニアヨットクラブにいたことがあるらしいので私は善戦とは言えるかもしれない。ハイクアウト(ヨットの外に身体を乗り出してバランスを取ること)で肩に力が入ってしまっているらしいの

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鬼滅と第1殿下

今日は人間業を休むと宣言し、「鬼滅の刃」を全巻読み返す。

鬼滅は、今、集英社の”女性誌”に軒並み付録でついておりその流行に驚くが、第1殿下の幼稚園でも大流行。しかし冒頭から炭治郎の家族5人が惨殺されるのでこれはまだ殿下に見せられない。子どもは話題について来れない子を明確に残酷に仲間外れにするが、殿下は暴力シーンが怖くて見られない戦隊モノや仮面ライダー(昔はアンパンマンもアンパンチが嫌だった)でも

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クリスマスが待ち遠しい第1殿下。
「〇〇ちゃん、ジングルベルだって〜」
???

もしかして今日お休みしてる?
「そうだよ」
ああ、インフルエンザね。
#走れソリよ

島ぞうりアート

島ぞうりアート

殿下、新幹線シューズをお気に召され、猛暑素足で履く様に母は水虫を心配し申す。
そこで母自らに課したる夏休み宿題は沖縄発・島ぞうりアート。新幹線より好きなものは?へのお答えは「ハイパーレスキュー」と「アンキロサウルス」…。デザインナイフとピンセット片手に、なんて安易な口約束を嗚呼…と後悔先に立たず。夜を徹して複雑怪奇な紋様をむしる毟る。ビーサンと格闘した夏、遂に終わる。

(新幹線には勝てたらしい)

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餞暑

餞暑

殿下、保育園プールの顔浸け達成で誇り高く御洗顔なさるようになり、海にも初めて御心お許しになる4歳夏。揺れる波間を殊の外お喜びになり、浮輪バタ足進水で母を驚かす。
ぐうたら母は暑さと人口密度和らぐ夕刻に漸く腰を上げ、最寄りの海岸へぶらぶらご同道つかまつるが今夏のルーティン。たまには少し先までと離れた海岸に足を向ければ、生ピアノ鎮座坐(ましま)す洒脱海の家に朋有りて、亦た楽しからずや残暑を惜しむ哉。

TEDxFukuoka「同調圧力に負けない私の価値観」

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世界一周やインド話を盛り込んだプレゼンの動画が公開されました。良かったらご覧ください😊

同調圧力に負けない私の価値観(日本語)
| Wakako Tokuda | TEDxFukuokaLive

【インド】翡翠色のガンジス河でヨガ

【インド】翡翠色のガンジス河でヨガ

セレンディピティ(幸運な偶然)というのはあるもので、幸せな気持ちになりながら宿に向かっていると、友人と歩いてきたインジェマとばったり出くわした。

思わず、

「私もシヴァに会った!素晴らしかった!!」

と興奮気味に報告すると、

「おめでとう」

と言ってインジェマは満面の笑みで抱き締めてくれた。うっすらと涙が出た。
私たちをインジェマの友人が不思議そうな顔をして眺めていた。

面白いことに、

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【インド】とうとう内なるシヴァ神と出会う

【インド】とうとう内なるシヴァ神と出会う

翌朝、出勤するのぞみと途中まで一緒にUBERに乗って空港へ。北部のリシケシュに向かう。

ここもシヴァ神の聖地の一つだ。シヴァ神が司るヨガと瞑想の聖地である。ここを流れるガンジス河はほぼ上流に近づき、バラナシでは考えられないほど美しい翡翠色をしている。

ガンジス河にかかる二つの吊り橋、ラーム・ジューラー橋とラクシュマン・ジューラー橋が街の中心である。ちょうどヨガのインターナショナル・フェスティバ

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【インド】都会デリーの衝撃

【インド】都会デリーの衝撃

手足合わせて恐らく100を軽く超えるくらいの箇所を蚊に刺されて昨夜からずっと痒い。バラナシからアーグラに移動する鉄道の中で刺されたに違いない。全くあの鉄道はツイていなかった。
バラナシのルドラゲストハウスの晃子さん(元・看護師)にメッセし、塗り薬を教えてもらって薬局キオスクで購入する。100%天然ハーブの虫よけ液も発見し、小さいペットボトルの水に何滴か垂らして混ぜ、全身に塗る。

アーグラから首都

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PRESIDENT誌 5/13発売「教養」大全の号にインド旅が載りました^^