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反出生主義に見栄えを
月一くらいで書きたいなぁと思っていたnoteだが、気がつけば2年も放置してしまった。せめて盆くらいはまとまった文章を書こうと思い、重いスマホを上げてログインした次第である。
2018〜2020年の間は、いい年こいて3度目の大学生をやっていて、反出生主義をテーマにした卒論を仕上げるために、ベネターその他を読み込んでいたが、今となっては労働のつらさにかまけてすっかり離れてしまった。
時間が経って
シオランの解説書を読んだ
2019年の下旬は反出生主義が盛り上がった折だった。『現代思想』で特集が組まれ、プロたちがああでもない、こうでもないと言っているのを見て、「ついにこの日が来たか」と柄にもなくワクワクしていた。が、案の定、アレがピークだったのだろう。グーグルスカラーで検索する限り、反出生主義をテーマとした新たな日本語の論文は世に出ていないようである。もしかすると、反出生主義バブルは弾けてしまったのかもしれない。