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D・アフター・トゥモロー

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    自宅及び私有地に造成したビオトープ。または私有水田、私有休耕田に関連する記事のまとめです。

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    タニシに依存した生活史を持つ特異な絶滅危惧種・スナハラゴミムシに関する投稿記事をまとめました

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アオヘリアオゴミムシ置き場

絶滅危惧ⅠA類(CR) アオヘリアオゴミムシ Chlaenius praefectus Bates, 1873 を2022年に捕獲、観察、飼育繁殖した際のツイートを備忘録も兼ねてまとめました。 アオヘリ…

トモロウ
1年前
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ショウブ・アワダチソウグンバイ

帰宅時、近所の水路に生えていた植物の穂。 水草初心者の自分にはこれが何なのか全く分からなかったが、Googleレンズにて画像をスキャンするとショウブである事が分かった…

トモロウ
5時間前
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ピットフォールトラップに入るヒガシニホントカゲ

近所に仕掛けているピットフォールトラップを覗いたところ、その中にはなんとヒガシニホントカゲが入っていた。 ピットフォールトラップでトカゲ類が捕獲される例は時折報…

トモロウ
1日前
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ヒメゲンゴロウ幼虫が再び発生

時間が作れておらず未だにエコトーンの設置ができていない深型トロ舟ビオトープは現在、在住市の水草や青水を保管するタンクと化している。 久々にその中を覗くと、なんと…

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2日前
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終いや

2024/05/09 お香を使用し、トープでヒノアラシ2体と遭遇。 炎ポケモンのお香はたてがみ入手のためにエンテイイベントまで保存した方が良いという話もあるが、1回の睡眠で…

トモロウ
3日前
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傷だらけのアオヘリアオゴミムシ

出張先にて、片方の鞘翅が無くなっているアオヘリアオゴミムシを発見した。 そもそも幻の昆虫と呼ばれた本種がこんな所にも居たことに驚いたが、それはさておき一体何に襲…

トモロウ
4日前
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湿地採集器具・広口ペットボトル

成城石井にて広口ペットボトルのジュースを購入した。 ジュースそのものより、採集器具として広口のペットボトルが欲しかった。 ゲンゴロウハンドブックを読んだ事のある者…

トモロウ
5日前
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都内のミツバチの巣

自然の中に作られるミツバチの巣はよく目を凝らさないとそうそう見られる物ではないが、都内においては公園のような場所に営巣が集中するので意外と見つかりやすかったりす…

トモロウ
6日前
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立派なアマガエル

水田付近の電柱の下に立派なアマガエルが鎮座していた。 どこでも見られる普通種、その代表のような存在だったアマガエルだが、現在では水田等の湿地周辺でなければそうそ…

トモロウ
8日前
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オランダカイウ(カラー)

少し前、実家の寝室前に咲いていたオランダカイウ(カラー)。 もしかしたら20年以上この場所に生え続けているのかもしれない。 しかし今年に入ってGoogleレンズで種名を調…

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8日前
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クワイ・目覚め

毎年野外で余剰分のクワイを水耕栽培しているサブ水槽にて、今年も発芽が始まった。 イチョウウキゴケにも元気がある。 昨年は厄介者のアオウキクサが最も多く繁茂していた…

トモロウ
9日前
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階段に集まるオオキベリアオゴミムシ

4月下旬、あちこちで田植えが始まった頃。 水田に程近いコンクリート製階段の隅にて、5匹以上のオオキベリアオゴミムシが密集する様子を確認した。 こちらの姿に驚いたオ…

トモロウ
10日前
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メロンスイスイ🍈((((

立ち寄った水田にて凄まじい数のホウネンエビが泳いでいるのを発見した。 思わず「あっ」と声を出してしまう。 生まれて初めて見る、憧れの生物だった。 たったの一掬いで…

トモロウ
11日前
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バレンタイン完食・ピンチヒッター理論

バレンタインデイに貰ったチョコレート達を毎日少しずつ食べていたら、完食がホワイトデイ当日になってしまった。 …と思っていたが、ポケモンスリープにてプレゼントされ…

トモロウ
12日前
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アオヘリアオゴミムシ2024

2024/04/26 とある地域にて絶滅危惧IA類のアオヘリアオゴミムシに遭遇した。 この日に3匹、数日後にも2匹を目撃したので、完全にシーズン・インと言っていいだろう。 本種…

トモロウ
13日前
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アライグマの足跡

先日に近隣市の河川でアライグマを発見したが、今回は在住市はおろか在住町内でアライグマの足跡を発見してしまった。 タヌキやハクビシンの足跡よりも顕著に長い指が特徴…

トモロウ
2週間前
4
アオヘリアオゴミムシ置き場

アオヘリアオゴミムシ置き場


絶滅危惧ⅠA類(CR)
アオヘリアオゴミムシ
Chlaenius praefectus Bates, 1873
を2022年に捕獲、観察、飼育繁殖した際のツイートを備忘録も兼ねてまとめました。

アオヘリアオゴミムシの羽化

アオヘリアオゴミムシの蛹

アオヘリアオゴミムシの幼虫

アオヘリアオゴミムシ3齢幼虫の脱皮殻標本

アオヘリアオゴミムシの産卵行動

アオヘリアオゴミムシ多産地での捕獲記

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ショウブ・アワダチソウグンバイ

ショウブ・アワダチソウグンバイ

帰宅時、近所の水路に生えていた植物の穂。

水草初心者の自分にはこれが何なのか全く分からなかったが、Googleレンズにて画像をスキャンするとショウブである事が分かった。

あちこちに生えているので、近いうちに少し持ち帰ってビオトープに少量を植えてみたいところだ。
毎年5月には菖蒲湯に浸かっているので、来年以降に自家栽培品を利用できるようになればより風情を感じる事ができる。

昆虫は見た目で大体の

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ピットフォールトラップに入るヒガシニホントカゲ

ピットフォールトラップに入るヒガシニホントカゲ

近所に仕掛けているピットフォールトラップを覗いたところ、その中にはなんとヒガシニホントカゲが入っていた。

ピットフォールトラップでトカゲ類が捕獲される例は時折報告される。
自宅でも2匹のヒガシニホントカゲを捕獲した事があった。

今回は1日おきに確認したためにトカゲが弱っている様子はなかったが、もしもこれを1週間以上放置してしまっていたらと考えると恐ろしい。
見回りやすい近所のトラップだからとい

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ヒメゲンゴロウ幼虫が再び発生

ヒメゲンゴロウ幼虫が再び発生

時間が作れておらず未だにエコトーンの設置ができていない深型トロ舟ビオトープは現在、在住市の水草や青水を保管するタンクと化している。

久々にその中を覗くと、なんと20匹を超えるヒメゲンゴロウらしき幼虫が泳いでいた。
恐らくはしばらく前にこの場所に成虫が飛来し産卵を行い、幼虫達はこの中で発生したアカムシなどを食べて成長したのだろう。
なんと3齢(終齢)幼虫も多数生息している。

ゲンゴロウ類は陸上に

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終いや

終いや

2024/05/09

お香を使用し、トープでヒノアラシ2体と遭遇。

炎ポケモンのお香はたてがみ入手のためにエンテイイベントまで保存した方が良いという話もあるが、1回の睡眠で1個のポケモンお香しか使えない仕様上、なんだかんだ言って当日はエンテイのお香辺りを優先してしまうので、早めに厳選を済ませようとヒノアラシお香を使い切るつもりで使用する。

するとその2体が奇跡的にきのみS持ちの個体だった。

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傷だらけのアオヘリアオゴミムシ

傷だらけのアオヘリアオゴミムシ

出張先にて、片方の鞘翅が無くなっているアオヘリアオゴミムシを発見した。
そもそも幻の昆虫と呼ばれた本種がこんな所にも居たことに驚いたが、それはさておき一体何に襲われてこうなったのだろうか。

水田地帯で発見されるのならばトラクターの耕運に巻き込まれたのかもしれないと思えるが、このポイントは溜池沿いの湿地環境だ。
羽化不全や他種ゴミムシが関わっているのだろうか。

さらに気になるのは体表の汚れ。

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湿地採集器具・広口ペットボトル

湿地採集器具・広口ペットボトル

成城石井にて広口ペットボトルのジュースを購入した。
ジュースそのものより、採集器具として広口のペットボトルが欲しかった。
ゲンゴロウハンドブックを読んだ事のある者ならその有用性が分かってくれると思う。

そして、このサイズで400円近い値段なのを見て、意識が飛びかけた。

こうした広口ペットボトルは昔に比べて減ってしまった印象がある。

これをカラビナ付きのペットボトルホルダーに入れるとウェーダー

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都内のミツバチの巣

都内のミツバチの巣

自然の中に作られるミツバチの巣はよく目を凝らさないとそうそう見られる物ではないが、都内においては公園のような場所に営巣が集中するので意外と見つかりやすかったりする。

以下は旧芝離宮恩賜庭園脇の通路にて先日発見した樹洞の巣。
ここから多数のミツバチが出入りしていた。

2024/05/05現在、この樹洞は「浜松町駅の南口東西自由通路」を降りた道から「旧芝離宮恩賜庭園」と「東京ガス本社ビル」を挟んだ

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立派なアマガエル

立派なアマガエル

水田付近の電柱の下に立派なアマガエルが鎮座していた。

どこでも見られる普通種、その代表のような存在だったアマガエルだが、現在では水田等の湿地周辺でなければそうそうお目にかかる事ができなくなってしまった。
全国的にもそうした傾向が見られるという。

原因は諸説あるが、自宅周辺においては国内外来種のヌマガエルにニッチを奪われつつ捕食圧を受けている事も理由の一つではないかと考えている。

水田でのヌマ

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オランダカイウ(カラー)

オランダカイウ(カラー)

少し前、実家の寝室前に咲いていたオランダカイウ(カラー)。

もしかしたら20年以上この場所に生え続けているのかもしれない。
しかし今年に入ってGoogleレンズで種名を調べようとしたその瞬間まで、この植物の名前を知らないまま生きていた。

一部の在来種にしか興味がなかった事もあって植物への知識や興味が足りず、「コウホネとかクワイ(オモダカ)、サトイモみたいな葉の形をしているから多分どれかの仲間な

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クワイ・目覚め

クワイ・目覚め

毎年野外で余剰分のクワイを水耕栽培しているサブ水槽にて、今年も発芽が始まった。
イチョウウキゴケにも元気がある。
昨年は厄介者のアオウキクサが最も多く繁茂していたはずだが、ミズメイガによってほとんどを食い尽くされて以降はその勢力を回復できていないようだ。

ここには数年分のクワイ達の根や葉が溜まっており、床材の役割を果たしている。
発芽したクワイ苗も小さな塊茎とは不釣り合いな程に根を張っていた。

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階段に集まるオオキベリアオゴミムシ

階段に集まるオオキベリアオゴミムシ

4月下旬、あちこちで田植えが始まった頃。
水田に程近いコンクリート製階段の隅にて、5匹以上のオオキベリアオゴミムシが密集する様子を確認した。

こちらの姿に驚いたオオキベリ達は慌てて穴の中に隠れてしまったが、最低でも5匹はいたようだ。

近くに生えていたイネ科植物を穴に挿し込んでみると、少なくとも10cm以上は深く続いている様子。

オオキベリアオゴミムシは集団越冬を行うが、今回の個体達がその生態

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メロンスイスイ🍈((((

メロンスイスイ🍈((((

立ち寄った水田にて凄まじい数のホウネンエビが泳いでいるのを発見した。
思わず「あっ」と声を出してしまう。
生まれて初めて見る、憧れの生物だった。

たったの一掬いでこの数が獲れた。
人生初のホウネンエビという事もあって非常に美しく感じる。
流石にこの数を持ち帰り育てる事は難しいので、9割方はリリースした。

ホウネンエビが驚いた際、メダカの高速移動のような動きの緊急回避を見せた。
ホウネンウオとい

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バレンタイン完食・ピンチヒッター理論

バレンタイン完食・ピンチヒッター理論

バレンタインデイに貰ったチョコレート達を毎日少しずつ食べていたら、完食がホワイトデイ当日になってしまった。

…と思っていたが、ポケモンスリープにてプレゼントされた「リラックスカカオ30個」を未だに保管し続けていた事をふと思い出す。

日曜日に食材を大量消費したので、期限が過ぎる前に受け取る。
幸いにも今週はデザート週なのですぐに完食できるだろう。

なんだかんだ言って食材バッグは上限が600個あ

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アオヘリアオゴミムシ2024

アオヘリアオゴミムシ2024

2024/04/26
とある地域にて絶滅危惧IA類のアオヘリアオゴミムシに遭遇した。
この日に3匹、数日後にも2匹を目撃したので、完全にシーズン・インと言っていいだろう。

本種は非常に稀少な生物とされていたが、近年は目撃例が急増しているようだ。

捜索者が増えたというのも大きいとは思うが、明らかにリアルタイムで生息地が急拡大しているかのような印象がある。
昨年に全く見られなかった地域でもある日突

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アライグマの足跡

アライグマの足跡

先日に近隣市の河川でアライグマを発見したが、今回は在住市はおろか在住町内でアライグマの足跡を発見してしまった。

タヌキやハクビシンの足跡よりも顕著に長い指が特徴的で、人間の手形を小さくしたようにも見える。
アライグマの手先の器用さが足跡だけで容易に想像できてしまう。

自分は農業に携わっていないので直接的な被害を受ける事は少ないと思うが、ガレージやビオトープで飼育している生物やその容器が滅茶苦茶

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