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はじめてのスマホ #キャッシュレス
シルバーのスマホデビュー1年目 爺には、スマホは通信費が高額だし、過渡のシステム依存は好みでは無いので、緊急連絡用に3Gガラケーを長年使ってきた。田舎の屋外では伝書鳩程度の情報量で充分だったし、光回線でのPC・タブレット環境に不自由さはなかった。ただ、公共連絡網のLINE利用が進められたので、スマホへの切替は迫られていた。
そんな時、ガラケの3G停波を契機に、2021年末にガラケ⇒iPhone(
はじめてのスマホ---メール備忘録
ガラケー3G停波(by au)にともない、無料スマホ(iphone se2:4G/esim付への無料交換)+(Povo2.0*楽モバ1GB)化なら安価なので、シニア(月影は前期高齢者)のスマホデビューをご報告。。
まずは、手許のソニー銀行:Sony Bank WALLETのスマホ利用環境を手始めに、Microsoft社のPower Automateの試用も兼ね、スマホ備忘録としましたので、興味
月影太陽光発電所 No.28 ホットスポット(2)
ホットスポット(1)ではJIS改訂にともない、新JISC61215-2 4.9項:ホットスポット耐久試験による、同現象の再説明をしました。
本編では、『日射遮蔽でのホットスポット現象』を、太陽電池モジュールの点検に必要な知識として『赤外線サーモグラフィー故障診断』を想定し、日射遮蔽でのセル発熱シミュレーションを紹介します。
なお、シミュレーションでは、『日射遮蔽でのホットスポット現象』による発
月影太陽光発電所 No27 ホットスポット(1)
今回は、JIS改訂にともなった、初級1や初級3、初級4の続編です。太陽電池モジュールは、影や落ち葉などで太陽光が局部的に遮られたり,モジュールを構成する太陽電池セルの一部にセル・クラックのような特性劣化が発生した場合に,セル温度が上昇する『ホットスポット』現象が知られています。太陽電池モジュールの動作電流は10A近くが流れますので、セル・クラックのような場合での発熱は予想されることですが、太陽光
もっとみる月影太陽光発電所 No.26 ミスマッチ損失
太陽光発電は長期償却型エネルギー資産ですが、最近のパワコン出力制御対応のように、エネルギー政策や電力網状況に応じた発電所設備としてのメンテンスが必要です。しかし、長期運用・保守には、主要部品のメンテナンス・部品交換が必要ですが、機器・部品/施工面の標準化は十分とは言えません。太陽光発電ビジネスはワールドワイドの急速拡大・縮小を繰り返して来ましたので、部品標準化も不十分な体制で変化が続いています。
もっとみる月影太陽光発電所 発電25日目 上級5
素浪人エンジニア月影です。
上級4は太陽電池モジュールの基礎となる順方向等価回路の作成方法を説明しましたが、等価回路モデルは電子回路図ですし、作成モデルの改変・COPY防止には向きません。
この対応として、モデル・パラメータ(内部回路や部品パラメータ)の暗号化ツールが、LTspiceには用意されています。
この暗号化手法は、HELPメニューに記載されていますが、LTspice添付:XVIIx
月影太陽光発電所 発電24日目 上級4
素浪人エンジニア月影です。
上級3では、太陽電池モジュールの出力特性に用いる順方向等価回路を説明しましたので、今回はモデル作成に必要なダイオード・モデル設定や、出力値測定コマンドおよび波形ビューワ/LOG窓を、作成例にて説明してみます。
なお、動作環境は、アナログ・デバイセズ社:LTspiceXVII/WIN10版を使用した説明になります
(LTspiceのインストールは、spicemanさん
月影太陽光発電所 発電23日目 上級3
素浪人エンジニア月影です。
太陽電池アレイの出力シミュレーションを回路CAE:LTspiceで行うには、太陽電池モジュール型別に作成された等価回路が必要です。
難しいように感じますが、太陽電池モジュールは、大面積のPN型ダイオード:太陽電池セルを直列接続した製品ですので、ICモデルのようにトランジスタやダイオードからなる複雑な回路を勉強しなくても、単純な等価回路モデルの定数を変化させることで作
月影太陽光発電所 定期メンテ第7回
素浪人エンジニア月影です。。暑さが続きます。。太陽電池モジュールは、温度が上がると、-0.4%/℃程度は発電電力が低下するので、良い天気とは素直に喜べない暑さですけど。。
例:太陽電池モジュールの定格出力は温度25℃表記なので、
シリコン素子温度が日射時に60℃ならば、
(60-25)×(-0.4%/℃)=-14%の出力低下
になります。
温度特性は、モジュール種類により若
月影太陽光発電所 発電20日目 中級7
素浪人エンジニア月影です。
中級6は太陽光発電システムの雷被害の概要でしたので、今回は、LTspiceを用い、太陽光発電システムの逆流雷での雷害経路と、太陽電池モジュールのバイパスダイオード短絡故障理由を分析していきます。なお、今回は太陽電池アレイの浮遊容量影響をシミュレーションしていますが、実証された内容ではありません。しかし、市場でのEMC問題(耐ノイズ性や耐雷性等)は、発生原因データが少