紡嬉

こんにちは 紡嬉(つむぎ)といいます。物書きになりたい今日この頃です。しばらくは、自分…

紡嬉

こんにちは 紡嬉(つむぎ)といいます。物書きになりたい今日この頃です。しばらくは、自分の趣味のこととか、観たもの読んだものの感想とかも一緒に書いていきたいと思っています。

最近の記事

大河ドラマ「光る君へ」第十七話「うつろい」所感

どっちよ  どっちよその一。乙丸、まひろと道長をくっつけたいのかもうやめて欲しいのか、どっちよ。  どっちよその二。さわさん、手紙を突き返す前に写して持っておくなんて、ツンなのかデレなのか、どっちよ。 さわさん!  何はともあれ、さわさん!よかった〜。疫病にも「かからない丈夫な体」らしいですし、おスネスネモードから回復して訪ねてきてくれたし。この気さくなお友達がいなかったら、結構陰湿ジメジメモード(ある意味昔からの紫式部のイメージ)が加速しそうで。どストレートな愛情表現

    • メダカの孵化がブーストして慌てた話

      田舎あるあるなのかな  世の中はGWだと騒いでいますが、今年は曜日の並びがあまり良くないせいか、私の住んでいる田舎の周りは静かです。  田舎あるなるな家に住んでいますので、自宅には小さいながらも駐車条兼庭があります。そして、うちの家族がその小さい庭で家庭菜園したり、メダカを飼っていたりします。メダカ、田舎あるあるではないでしょうか。違うかな。  うちは水瓶のような大きな瓶で育てていますが、お隣さんはいくつかのすり鉢状の鉢に、そもそも睡蓮を育てていて、その根本の水の中にメダカ

      • 大河ドラマ「光る君へ」第十六話「華の影」所感

        拗ねちゃった、さわさん  ここにも幼少期の愛情を拗らせてしまった人が。ただ、ちょっと八つ当たりっぽいですね。寧子とお話しした時にはそんな感じあまりなかったし。おそらく、道綱のことがなければ、帰ってきて「蜻蛉日記貸してくださらない?」とでも言ったのかもと思います。っていうか、床拭きとか琵琶とか習ってた頃、蜻蛉日記読ませてもらってないのかな。  お手紙をそのまま返すと言うのは、今でもけっこう失礼。それでも、自分が若干(?)空気読めない系だと思っているまひろちゃんは、せっせとお手

        • ある女性の戦争史

           私の親戚の話です。A子とします。身内ですのでA子と言わせてください。  なぜこの話を書こうと思ったか、なぜこのタイミングかといいますと、先日彼女の法事だったのです。A子にとっての孫嫁からの又聞きの部分もあり、世にごまんと溢れている地味な話でもありますが、どこかに記録しておくべき話の一つなのかもしれないと思いました。A子にとっての続柄で話を進めたいと思います。 誕生から結婚  記録がありません。この時代の話を聞いた親戚もいません。確かなのは、温暖な地方のけっこうな田舎の

        大河ドラマ「光る君へ」第十七話「うつろい」所感

          大河ドラマ「光る君へ」第十五話「おごれる者たち」所感

          兄上の暴走とブレーキ  兼家パパの跡を継いだ道隆、この関白・摂政問題がややこしいとネットで噂になっていますが、とりあえず似たようなもんですし、特にドラマの進行に影響はない気がします。まだまだ一条天皇は若いわけですし。ただ、詮子皇太后様を遠ざけたのはなんだかよろしくないと、個人的には思いました。詮子皇太后様は元から道隆を良く思っていない、とはいえこれは危険行為。なんせ今回中宮となった定子様が入内したとき、「好きなもの」の筆頭に挙げたのはお母上でしたからね。それに、兼家パパのお

          大河ドラマ「光る君へ」第十五話「おごれる者たち」所感

          多肉の根出しにヒヤシンス方式がすごいんだけれど、決定打はヘレナ如何であるという話。

          多肉事の季節です  暖かいをすっ飛ばして時々暑くなるような温暖な田舎に住んでおりますので、もうひと月ほど多肉事の季節でしたが、春先の心身の不調が思いの外ドヨンとしており、思うように多肉事が進みません。  しかし、それでもやらんといかんことは出てくるわけで。多肉たちは動き始めています。植え替え、葉さし、水やりや置き場所の変更、セダムのカット💈などなど。Youtubeなどにも多肉事動画が溢れてきました。  私が主に育てているエケベリアで、これまであまりしてこなかったのが、胴切り

          多肉の根出しにヒヤシンス方式がすごいんだけれど、決定打はヘレナ如何であるという話。

          大河ドラマ「光る君へ」第十四話「星落ちてなお」所感

           今回は、史実上のネタバレを含みます。ドラマよりずっと先の話も出てきます。ご了承ください。 兼家パパの終活  息子たちにあとを託して、鼻歌混じりで出家していく兼家パパ。もしこれが史実だったとしたら、本当に周到に生きた人だったと思います。以前にも少し妄想しましたが、夜中に急遽晴明を呼び出した夜までは、やはり演技が濃かった(もちろん、身体の衰えは多少あったでしょうが)ようにさえ見えてしまいます。少なくとも今回は、妄言がほとんど見られませんでした。  三兄弟の反応も折り込み済み

          大河ドラマ「光る君へ」第十四話「星落ちてなお」所感

          校長先生、大変。

          ご昇進、おめでたい?  知り合いに、長年教職についていらっしゃっる方がいます。私よりかなり年上ですが、仕事(その頃はお互い教職ではなかったですが)で知り合った後、私が転職しても仕事で色々あった時も、何かと気にかけてくださいました。もう何年もお会いしていませんが、LINEは時々来ます。  その方が、この春校長先生になりました。教頭の期間が少し長かったので、ご本人もそのまま定年までいくつもりだったようですが。まして、昨年度の学校には昨年度はじめに赴任したばかり。一年で管理職異動

          校長先生、大変。

          大河ドラマ「光る君へ」第十三話「進むべき道」所感

           四年経つと変わるね〜  一条天皇は元服、定子ちゃんは入内して女御様、倫子さまは彰子を産み、まひろは倫子さまのところに通うのをやめていて、衣装も浅葱色にチェンジ。藤原三兄弟は出世して、実資とともに参議。兼家パパ以外は、みんな黒服で同じ会議に出ています。  以前、天皇のお衣装について書きましたが、なるほど元服なさって花山天皇と同じものに。そういうことか。歴史的には色々とあったようなのですが、紫式部の人生に関わるものは多くない時期ですね。 平安のお買い物事情と、まひろの人生事

          大河ドラマ「光る君へ」第十三話「進むべき道」所感

          「カズオ・イシグロ文学白熱教室」所感

          DVDを手に入れましたので  2017年に、イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞したことを記念して再放送された番組を見たことがありました。かなり興味深く見たので、強く印象に残っていたと思います。それのDVDを、縁あって手に入れましたので、再視聴しました。ちなみに、番組自体の収録は2015年の日本(英文学生に向けての特別講義、というよりトーク番組のような感じ)です。71分にまとめられた本編についてのあらすじと、所感を書きたいと思います。 講演を貫く問い「なぜ小説を読み、なぜ小説

          「カズオ・イシグロ文学白熱教室」所感

          大河ドラマ「光る君へ」第十二話「思いの果て」所感

          家族観・結婚観、みたいなもの  時代劇や海外ドラマ(前回の記事で取り上げた宮廷ドラマは特に)で、ハマらない人には一番難しいポイントだと思います。時代が変わるときにこの二つも結構変わっていきますよね。今回のお話のテーマ「北の方と妾」とか、新登場人物のさわさんとか、どう捉えるかというのは、どうやって視聴者をまひろに共感させるかのポイントでもある気がするのです。  また、今回のドラマの設定として「道長と紫式部は若い頃、結婚を考えるほどの恋仲だった」というのがありますから、今後「昔

          大河ドラマ「光る君へ」第十二話「思いの果て」所感

          後宮ドラマが好きという話

           タイトルでお分かりかと思いますが、各種ドラマのネタバレを含みます。あと、各ドラマに関する話も、個人の所感です。ご了承ください。 主に海外ドラマ  日本で「後宮ドラマ」というのかどうかわかりませんが、「大奥もの」というのが一番近いかと思われます。昔は徳川大奥ものも観ましたが、最近はNHK版の男女逆転大奥のみです。  では、私の主な「後宮ドラマ」視聴歴は……(今ざっと記憶にある限り) ※全話日本語字幕または吹き替えにて視聴済みのもののみ ※2中国語のドラマは、中国で作られた

          後宮ドラマが好きという話

          大河ドラマ「光る君へ」第十一話「まどう心」所感

           ネタバレアラートです。 次回から省略するかもしれません。ネタバレのタグつければ記事の上に出してくれるようです。(今更気づいた)  世の中がひっくり返る人と大して変わらない人  帝が変わると、全員一度総辞職の平安時代。そんなに人材豊富なの?と思いましたが、再任か昇進か、異動が多いようですね。  花山天皇と仲の良かった義懐たちと為時パパは解任(正確には、義懐たちは後追い出家)。それ以外は、昇進または異動。まひろが右往左往するのは、自分たちだけが憂き目に遭っていると考えたので

          大河ドラマ「光る君へ」第十一話「まどう心」所感

          春のもやもやが辛い

           今日はちょっと愚痴っぽくなってしまうかもしれません。 あ、アレルギーのお話です。 珍しい?アレルギー  みなさん、アレルギーはお持ちでしょうか。 私、ありがたいことに食物アレルギーは持っておりません。なんでも食べられます。知り合いからは、娘さんが小さい頃「米・小麦・牛乳・豆乳」にアレルギーで、小学校の給食が食べられなかったらしい、などなどの苦労話をたくさん聞きました。好き嫌いはともかく、口にできない食品がないというのは本当にありがたいことだと思います。  ただ、他であま

          春のもやもやが辛い

          大河ドラマ「光る君へ」第十話「月夜の陰謀」所感

           ネタバレアラートついでに。今年の大河、どうもイベントを一個で終わらせてくれないので、感情が忙しくなります。次回への伏線とかそんなレベルではなく、ドカンとメイン級のイベントが。これが50回近くまで続くか(どうかはわかりませんが)と思うと、ついていけるかしらん。  その2。徒然で書いていますので、私の感想・妄想・空想オンパレードですし、ドラマの順番通りの話題展開ではないことが多くあります。ご了承ください。  まさかのラブシーン  びっくらこきました。攻めるね道長、攻めるねN

          大河ドラマ「光る君へ」第十話「月夜の陰謀」所感

          大河ドラマ「光る君へ」第九話「遠くの国」所感

           ネタバレします。記事を書く度に長さが増していくことが、よいのかよくないのかちょっとわからない今日この頃です。このドラマ、45分が早いこと。展開が遅くなっているのか面白さが増していっているのか……体感は2:8ですので、回を追うごとに長くなったら楽しいのに、なんて。 直秀ショックが凄すぎる。直秀がこの形で退場した意味は。  昨日までに記事を上げることはできませんでしたが、解釈感想動画はいくつか拝見。ネット記事でも「直秀ロス」が凄うございました。  いや、好きでしたよ直秀。な

          大河ドラマ「光る君へ」第九話「遠くの国」所感