城主ペネロペ

主にツイッタランドに住んでいる一介の城主

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最近の記事

桃合戦

立てば悪口、座れば愚痴、歩く姿は自己嫌悪といった具合にネガティブな私なのですが、最近はそんな悪口愚痴自己嫌悪具合+性癖を知ってくれてる方々と建前0の会話をする事で、心の健康を保っている。 とはいえ寝る寸前は考えることしかできなくて、考えることといったらやはり自己否定方向なので、Youtubeの動画をラジオがわりに流して寝落ち作戦で就寝している。 最近はもっぱら歴史系チャンネルを好き好んで聞いている。歴史系チャンネルも玉石混合であり、眉唾もんは聞きたくないので大学や研究所な

    • おこだぜ

      社会人歴10年に、やっとなった。10代の頃からは予想だにしなかった方向の大人になったが、不満はない。 ないがしかしだ、しなくていい経験もあるのだと10年で学んだ。 定時後のサビ残会議6時間耐久レースとか、過労からの居眠り運転でガードレール突っ込んだりとか、職場の先輩(既婚者)に社用車で胸揉まれたりだとか。 若いみぎりは、自分が不甲斐ないから自分が悪いから自分がNOと言えないから現実がこうなんだと己ばかり責めていたが、今は怒りが外に発散されているので、まあ、以前よりは、健全な

      • 無冠のヌー

        散歩をしていたら沈丁花の匂いがした。つい先日までは白木蓮の香りがしていたのにと思い至って、ずいぶん鼻が効くようになったことに気づいた。ワイヤー矯正のおかげで口が閉じるようになり鼻呼吸になったおかげだ。30代になっても身体は変わる。 昨日はKing Gnuのドームツアー最終日、はじめてのライブビューイングなるものに参戦した。 現地に行けないことがしこたま悔しかったが、それでもリアルタイムで音を浴びれるのは嬉しい。 今年に入り唐突にKing Gnuにはまり、殊更常田にはまり常

        • 鼻歌が光っている

          職場の同期の家に遊びに行った。馴染みのメンバーでお邪魔した。 サッカーアジアカップを観戦しながらお寿司を食べる。日本は負けた。 この家でバレーとラグビーもテレビ観戦したけれど、全試合負けている。もう見ない方が日本の為かもと私含め4人で頷いた。 今年に入って1ヶ月経ったけど、King Gnuのライブ行ったし失恋もしたよと報告した。家主が「アマプラにKing Gnuのライブあったよね」と流してくれた。 俺あの曲好き、と同期が鼻歌をうたう。 どうあがいてもエレクトリカルパレー

          ヒヤシンスの枯れる頃

          中学の合唱祭の時、「お前一生懸命歌いすぎじゃね」と言ってきた同級生が蒸発したと聞いた。 同じ歌を歌ったのに、怪獣には心があるのにお前には無かったなと思った。 私とその同級生は元より仲が良いという訳ではなく、私がテニス部であちらはサッカー部で、テニスコートとサッカー場が隣り合っていたので少し話すくらいの仲だった。 とある昼休み、テニスをしたい、テニスラケットを貸してくれと、同級生に乞われたのでしぶしぶ貸した。昼休みが終わり「テニスむずいわー初心者だわー」と笑顔で返してきた。

          ヒヤシンスの枯れる頃

          蝋梅が目に痛い

          失恋したので散歩をした。3時間程歩いた。 埼玉の郊外。フォークリフトが集まる倉庫、長屋門のある農家、駐車場がバカでかいコンビニ。 途中、ラナンキュラスやアネモネを栽培するビニールハウスの横を通る。この辺りは花農家が多い。 庭先に蝋梅が咲いている。青空に黄色の花弁がハレーションを起こしている。 梅の匂いがする。はじめて蝋梅の香りを認知した。 そろそろ脇腹も痛くなってきたなと用水路で立ち止まる。 カワセミが水路の中に佇んでいる。 お世辞にも綺麗な水路ではないのに、なんとまあ。

          蝋梅が目に痛い

          偉大なる一頭

          2024年1月21日、King Gnuのドームツアー参戦、初めてのライブ参戦、名古屋場所。 とても混乱している人間の忘備録です。 ご縁があってチケットを手に入れて「楽しいライブだろうなあ」と気軽に行ったらとんでもなった。自分の身に何が起きたのか全く分からない。心臓が痛い。 ライブが終わり新幹線の中、翌日も仕事だからと少しでも寝ようと思ったのに、アドレナリンだか何だかが源泉掛け流し状態で全然眠れなかった。在来線の乗り換えも失敗。ホームで電車を待つ時、ガタガタ震えながら顔面が熱

          偉大なる一頭

          着る毛布か何かと

          実家に住んでいる。夏に一人暮らしのアパートを引き払って戻ってきた。 生まれて初めて自分で買ったソファー、思い入れも耐久年数もまだまだあったので、実家の居間に置いてある。居間には元よりソファーがあったので、新旧2台体制である(ソファーって1台2台なのかしら、単位) 朝、寝ぼけ眼でソファーに座る。座った人間の上におキャット様が座る。人間、トイレに立つ。おキャット様が不満そうな声をあげ人間から降りる。人間、用を足し居間に戻り、別のソファーに座る。おキャット様、人間の上に座る。

          着る毛布か何かと

          そうじゃろうなあ

          母と妹と私とで会話をしていた。ヤケ酒すると3日酔いになりヤケ喰いすると胃と腸が荒れ、それとは別に昨日は熱を出していたが、夕食後に食べ物の話を、母と妹と私とで談義していた。 好きな食べ物はあれど、その食べ物を嫌いな人の気持ちも分かるという話をする。話のターンはカレーを食べて胃もたれしている私だ。 「私、トマト好きだけど、あの青臭さ?が嫌いなんだろうなあと思うよ。納豆も好きだけど、納豆が嫌いな人はそうじゃろうなあと思うよ」 突然の老人口調になってしまったことに、母と妹と私と

          そうじゃろうなあ

          私はしいたけ

          気づかない振りをしていたが、どうやら人に嫌われてしまったらしい。 私が何かしてしまったのか何か言ってしまったのか、分からないが、どうやら人に嫌われてしまったようだ。 困ったことに、私はその人のことをだいぶ尊敬している。 私は全方位型気遣人間で、気が弱いのでとてもヘラヘラしている。対してその人は「人に嫌われても全く構わない」と態度にも言動にも出ていて、判断力があり、仕事もできる。見目も麗しい。 ルネサンス絵画の裸婦像のような体型と、ニキビ跡と大きい前歯と、前述した気の小さ

          私はしいたけ

          猫に慣れない

          30年くらい、猫と暮らしている。一人暮らし期間を抜いても四捨五入するとそのくらい。 私の3歳の写真にはすでに黒猫が写っている。大人しい猫で、毛がツヤツヤしていたことを覚えている。以前占い師に「守護霊5人と猫2匹が貴方を見守ってる」と言われたがそのうちの1匹だそうだ。そうであるなら嬉しい。 我が実家には納屋があった。祖父が仕事で使っていたらしい大きなミシンが放置され、戸板の建て付けは悪く、人の出入りも手入れもなかった。子供時分の私は秘密基地にしようと画策したが、あまりに埃っぽ

          猫に慣れない

          反ワクKARESHIと不親切な女④

          市井の男女の別れ話、やっとこさ完結です。後日談という程のエピソードはないのだけど供養として置いておきます。成仏しろよ。 元KARESHIと別れ迎えた3連休の中日、日曜日。職場の同期の家で、私含め5人の宅飲みが開催された。 己の別れ話はそこそこに、バレーとラグビーの試合鑑賞タイムに入る。5人のうち4人は「へえ、同日に試合やってるんだあ」くらいの温度感で、家主である1人だけがルールや選手を解説し、点を取るごとに拍手をし、点を失うごとに大声を上げた。相当楽しみにしていた様子。 だ

          反ワクKARESHIと不親切な女④

          反ワクKARESHIと不親切な女③

          男女の別れ話第3弾です。やっと別れるよ。 雨の祝日、今季はじめて暖房を入れ、膝にはおキャット様がのっております。そろそろ膀胱が限界なのと、歯列矯正のワイヤー調整に出かけなければならないのに。明日からまた咀嚼に難ある日々が続きます。さて、 反ワク・爆スピ・反ゴム 役満KARESHIの愚痴を周囲に振り撒き、なすべきことはあと一つ、ではあるが。その前にしたいことがあった。 私にKARESHIを紹介してくださった野郎の聞き取り調査だ。 この御仁は美容師で、私が高校生の時から髪を切

          反ワクKARESHIと不親切な女③

          反ワクKARESHIと不親切な女②

          自分語りもここに極まれりの別れ話②。下品です。 今ソファーでうつ伏せになりながらこの文章を打ってますが、お尻におキャット様の気配を感じます。少し肌寒い秋と暖かい尻です。 避妊に消極的なことが判明したKARESHI。夜のくんずほぐれつが終わって寝入りばな、私は気が滅入っていた。 こいつ、話が通じねえ。 2人で横になりながら色々な話をした。正しくは話をされた。私はマシンガントーク村出身なので一度喋り出したら止まらないが、KARESHIもなかなかにマシンガントーク島出身だった

          反ワクKARESHIと不親切な女②

          反ワクKARESHIと不親切な女①

          なんてことはない、男女の別れ話なのですが忘備録として自分のために残します。本日は秋晴れの3連休初日!と思ってたら明日出勤だった忘れてた。それでも別れることができ心は晴れに晴れているハレルヤ。 経緯。本年4月に大好きだったインド人に振られ、私が何でも相談する大層お世話になってる御仁に「傷心中なので誰か紹介して」と投げかけたら6月に紹介された人がKARESHIだった。もはや元KARESHIだ、やった! 相手は45歳。私は32歳なのでそこそこの年齢差があるが、初めて会った時は「わ

          反ワクKARESHIと不親切な女①