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ジャズレコ

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好きなジャズ、気になるジャズ覚え書き
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第1回 The Real McCOY

第1回 The Real McCOY

一枚のアルバム、ひとりのアーティストを取り上げて、歴史的名盤や人物像なんかにフォーカス。

普段は通勤やジョギング時シャッフル再生、流し聴きで一枚のアルバムをじっくりと味わう機会も減っているので、note に記してしっかりと印象に留めて、DJやBGMに役立てたら良いと思う。

音楽的な知識はほとんどないので、主観や雰囲気を中心に書き出して、そこに歴史や人物像を調べて肉付けしていきたい。

記念すべ

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第2回 Donald Bryd/Places & Spaces

第2回 Donald Bryd/Places & Spaces

2枚目はドナルドバード。ファンキーグルーヴィ!そしてリマスター盤だからか音圧が太いのでDJ映えもして重宝する。クロスオーバージャズにハマるキッカケにもなった作品なので、改めて聴き直したいと思う。

編成
Donald Byrd (tp),(flg), (vo)
George Bohannon (tb)
Ray Brown(tp)
Tyree Glenn(ts)
James Carter(whist

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第3回 Herbie Mann/Memphis Underground

第3回 Herbie Mann/Memphis Underground

よく雑誌とかで特集される「無人島に持って行く一枚」「人に勧めたいアルバム」でアーティストや芸能人たちが影響を受けた音楽を紹介する記事が好きで、興味関心の引き出しを増やしてくれるきっかけにもなっていた。
今回のハービー・マンも同様で、確かファッション雑誌で好きなモデルが取り上げてたんだっけ。
新しい元号が発表され、桜が開花したばかりのころ、尊敬する上司と飲んだときにハービーマンが少し話題にもなったの

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第4回 Art Pepper/Meets the Rhythm Section

第4回 Art Pepper/Meets the Rhythm Section

ジャズのCDを集め始めようとした頃、ネットのレビューやレコード会社のタダでCD屋とかに置いてある小冊子の名盤紹介を頼りに、とにかく中古CD屋やブックオフに通いまくった。
マイルスやコルトレーンに比べて知名度の低いアーティストだが、どのメディアでもジャズ初心者にこの作品を勧めていた。またジャケットに写る彼の真面目で知的な表情(実は麻薬問題で入退院を繰り返していた)にも、ジャズの扉を開ける後押しをした

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第5回 Freddie Hubbard/Red Clay

第5回 Freddie Hubbard/Red Clay

クラブジャズ…DJを趣味で始めたきっかけになったのが沖野修也 (KYOTO JAZZ MASSIVE)のJAZZ ain't Jazz、Soil and Pimp Sesseions の社長の PRESIDENT THEATERラジオを聴いてから。ネタ収集に今もチェックさせていただいている。ジョギングしながらrdikoのタイムフリー機能で新旧のJazzをいつも楽しませてもらっている。「これもJaz

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第6回 Joe Henderson/Page One

第6回 Joe Henderson/Page One

個人的に思い入れのある作品はもちろん、noteに書くことによって思い入れを強くすることも併せて行っている。「あれ、このジャケかっこよくて手に入れたけどどんな音だったけな~」みたいな印象の作品って自分のアーカイブには結構多い。

ジョーヘンダーソン。前回のフレディーハバードでもふれたが、クラブジャズの流れで知りえたアーティストの一人。

彼の名前の響きやジャケも男前で個人的にはお気に入り。けど曲が全

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第8回 Hank Mobley/Dippin'

第8回 Hank Mobley/Dippin'

踊れるジャズの代名詞的アルバム。

65年の作品、モードジャズの部類に当てはまるジャンルだけど現在のグルーヴにも適応できるダンスクラシックとも言える。

オレンジ一色のジャケットからもその勢いが感じられる一枚。ジャズ初心者でも絶対楽しめること間違いないです。

テナーサックスのハンクモブレー、トランペットのリーモーガンのリードで初っ端からグルーヴィーなナンバーが続きます。

お気に入りは2曲目の「

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第7回 Gene Harris/Astral Signal

第7回 Gene Harris/Astral Signal

久しぶりの投稿レビュー。アウトプットも定期的に行わないと…。

今回はラジオでふと聴いて心にしみたアーティストを取り上げる。

趣味でDJ mixをやっているが、つなげたいネタ(曲)が尽きると自分のアーカイブ(itunes)をザッピングする。

アーティスト名や曲だけのリストをながめていてもなかなかグルーヴまでが思い出せないので、シャッフル再生をしながらひたすらディグる。

「あ、こんなかっこいい

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