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アメリカ留学記

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アメリカ留学中の出来事を書いた記事をまとめています。
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志望大学は、たまたまアメリカにあった。

志望大学は、たまたまアメリカにあった。

どうしてアメリカの大学に行ったの?と聞かれることがよくありますが、タイトルの通り、行きたいと思った大学がたまたまアメリカにあった、それだけなのです。

高校は、ほとんどの生徒が国公立の四年制大学を目指すような進学校でした。

そして私もみんなと同じように、当たり前のように予備校にも通っていました。

今でこそ普通のことだけれど、当時は画期的だった衛星で授業を受けるスタイルは、「舞台はやっぱり生がい

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東京ドームの入口みたいなメキシコ国境

東京ドームの入口みたいなメキシコ国境

このヘッダー画像、なんだかわかりますか?

アメリカはサンディエゴから、お隣の国、メキシコに入るための国境のゲートです。

東京ドームの入り口の回転ドアかい!

ってな具合でひょいっと、くるっと、パスポートやビザの確認もなく、簡単に入国できちゃいます。

その代わり。

メキシコからアメリカに帰って来る際には、パスポートやビザなど必要な書類を確実に用意していないと入国させてもらえません。

最悪、

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アメリカの高速でスピンして逆走した話。

アメリカの高速でスピンして逆走した話。

ついに書きましょう。

アメリカ生活最大のアクシデント、いえ、アクシデント未遂で済んだからこそ、今こうして生きてnoteを書けている、急死に一生の物語を…!

アメリカはカリフォルニア州サンディエゴに留学していた時のことです。

車がないととても生活していけない街ですから、私も三菱のシルバーの車を日本人の先輩から中古で買って、毎日高速をかっ飛ばして学校に通っていました。

ちなみにアメリカの高速は

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ラスベガス詐欺未遂(黒人のおばちゃん編)

ラスベガス詐欺未遂(黒人のおばちゃん編)

皆さんご存知、カジノとエンターテイメントの街ラスベガスですが、カジノやホテルやショッピングモールが立ち並ぶあのきらびやかなストリップストリートを外れると、砂漠に囲まれた普通の田舎街なのでございます。

私のアメリカ留学の当初の目的は、エンターテイナー側ではなくそれをサポートする側の勉強で、そんなラスベガスにある大学のテーマパーク経営学科に入りました。

と言っても、すぐにサンディエゴに引っ越してし

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どこに居たって、同じこと。

どこに居たって、同じこと。

子供の頃からなぜか、ここじゃない、ここは合わない、私の居場所はきっと他のどこかにあるはず、そんな感覚がいつもありました。

日本に居れば海外に出たがり、アメリカに居れば日本に帰りたがり、東京に居れば大阪に行きたがり、大阪に居れば茨城に帰りたがり。

そんな風に感じているから、気付けばいつもその時々を耐えるように、いつの日かそのどこかにたどり着くことを願うように、過ごすようになりました。

今、私が

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アメリカの警察に帰り道を護衛してもらった話

アメリカの警察に帰り道を護衛してもらった話

私の画力は置いておいて。

カリフォルニア州サンディエゴの大学で、毎日朝から晩まで歌ったり踊ったりしていた頃の出来事です。

もう、へろへろだったんですよ。

当時のスケジュールは、例えば、朝7時前に家を出て、高速をかっ飛ばしてキャンパスに行き、駐車場でメイクをしたり、勉強をしたり。

と言うのも、あと少しでも時間が遅いと、通勤通学ラッシュでとんでもない渋滞に巻き込まれるので、それを避けて先にキャ

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小野村ひゅーに改名した日 in アメリカ

小野村ひゅーに改名した日 in アメリカ

私が通ったアメリカの大学では、毎学期ダンスコンサートが開催されていて、その作品作りに参加すると、リハーサルと本番出演分の単位がもらえるというシステムでした。

自由の国アメリカの“自由”に感化されて転校した話は以前にも記事に書きましたが↓

転校してきて1日目だか2日目だかに、早速作品に出演するためのオーディションがあることを知りました。

アメリカのダンス事情は何もわからなかった上に、なんなら元

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アメリカ生活で必要なことは全て『フレンズ』から学んだ

アメリカ生活で必要なことは全て『フレンズ』から学んだ

と言ったら過言です。嘘です。ごめんなさい。

私はアメリカ留学前に、アメリカの大学で授業を受けるための基礎(レポートを書くためのルールとか、ノートの取り方とか)や、ある程度の英語力も、日本の専門学校で身に付けていました。

それでも渡米当初はひーひー言うとりましたけれどもね。

実は私は当初テーマパーク経営学というものを学びにネバダ州ラスベガスの大学に入学したのですが、【自由の国アメリカ】の【自由

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アメリカでは3000円で運転免許が取れちゃう

アメリカでは3000円で運転免許が取れちゃう

最近出来たお友達、カンボジア人のクンちゃんが、カンボジアの免許を日本の免許に書き換えるための練習を頑張っています。

母国に施設を作るため、高校生の時から日本に来て、大学では医学を学び、今はケアのお仕事をしながら学びを続けている、立派すぎてまぶしいクンちゃん。おちゃめ。

実は私も、留学を終えてアメリカから日本に本帰国した時、同じようにアメリカの免許を日本の免許に書き換えるための試験を受けたことが

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