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日々の徒然

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文字版らくがき帳のようなものです
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良い子はマネしないでね

良い子はマネしないでね

先日何かの番組で「電車で痴漢に遭った時の対処法」というのをやっていたのだけれど、今特に必要としていないのでナガラ見していた

いきなり「痴漢です!」と声を上げるのはハードルが高い
もしかしたら手が当たっているだけで「勘違いすんな、ブス!」なんてことになったら恥ずかしい

そうだよねぇと思いながら、若い頃よく痴漢に遭っていたことを思い出した。

電車で尻を触られる
自転車に乗っていたら後ろから来たバ

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スキマバイトをもう一度

スキマバイトをもう一度

毎日毎日PCと向き合ってカタカタやっていると
「たまには何か違う仕事したいなぁ、週1くらいで」
などと思ったりする。
デスクワークではない、できれば真逆のもの。

学生の頃にいくつか掛け持ちしていたバイト。
あれが今あったらやりたいかも?と思い出した。

タバコ屋さんのアルバイト。

おばあさんが小窓(奥が自宅だったりする)からタバコを差し出すアレ。
ソレには違いないのだけれど、私の働いていたお店

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ふわふわ生きるっていい

ふわふわ生きるっていい

ウチの妹は2児の母
長男は現在中2の甥っ子Tくん
その妹、小5のMちゃん

Mちゃんからは「こいつ」呼ばわりされていて
威厳のカケラもない兄貴だけど
とっても羨ましいキャラクターのTくん

学校に行くのが大好きなTくん

私「勉強がよくできるん?」
ウチの妹「出来ない方やで」

私「じゃあ体育とかそっちが得意とか?」
ウチの妹「そっちも普通やで」

私「部活がめっちゃ好きとか!」
ウチの妹「普通に

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自分は運がいいと思った方がいい

自分は運がいいと思った方がいい

先日、ウチの猫が背中をカキカキカキカキ
いつもより激しく掻いている
舐めている

その日は在宅勤務だったけれど、仕事が立て込んでいたので「掻いてるなぁ」とチラチラ見るくらいだった

そのうち走り回って興奮した様子になり
またカキカキカキ

気になって掻いている所を見ると少し毛が抜けてハゲていた

「あんまり掻いたらいかんよ」と言って仕事に戻った

また興奮している様子でカキカキしている

クローゼ

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母さん、ぼくのあのミニスカートどうしたでせうね

母さん、ぼくのあのミニスカートどうしたでせうね

ミニスカートを履かなくなったのって何時からだろう

20代前半の頃、マイクロミニのビタビタのタイトスカートを好んで履いていた
短パン(死語?)もホットパンツ並みのものをよく履いていた

ミニスカートっていつまで履けるのだろう
当時割と真面目に心配していた

特にスタイルが良かった訳ではなく
ただ「ガリガリでペラペラの体」だっただけ
本当はムチっとした体、巨乳に憧れていたのに
タイトミニを履こうがハ

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よく考えたら凄いことだった件

よく考えたら凄いことだった件

若い頃、Kちゃんという友達がいた

Kちゃんはおよそ常識というものから外れた人だった

「昨日はお風呂に入ったよ」
  昨日「は」って何?一昨日は入ってないのか?

付き合う男はいつも体からで
「セックスの相性が悪かったら致命的」だからだそうだ

ただ、知的レベルは物凄く高かった
関西ではよく知られた進学校の出身だったが、
ガリベンタイプではなく天才タイプ

Kちゃんのエピソードは数えきれないほど

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ある程度真っ直ぐにはなります

ある程度真っ直ぐにはなります

幼い頃よく母に「こうじくな子」と言われていた
「こうじくな」は岡山弁で「頑固な、頭の固い」というような意味だ

幼い頃の私はこうじくで相当ねじ曲がっていた

✳✳✳

私の通っていた幼稚園には「竹の子体操」というものがあった
毎日ではないが冬場に全園児でそれをやるのだ
皆喜々としてやっていたが、私はこの「竹の子体操」が心底嫌だった
当時の気持ちを今大人の自分が言葉にするなら

なんであんな恥ずかし

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長生きって何なんだろう

長生きって何なんだろう

義母が施設に入って長い
コロナ禍の前からだから5年くらいだろうか

施設に入る数年前に首の手術をした
術後、痛みはましにはなり何とか日常生活は送れていた

以前は自転車で行っていた近所の買物は
転倒などの危険があるため徒歩で行くようになった

ただ足元がトボトボしていたため
だんだん外出が減ってきた
高齢者がよく使っている手押し車?のようなものを使ったら?
と提案しても「あんなの使いたくない」だっ

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第二ボタン

第二ボタン

好きな男の子の第二ボタンをもらう

今はブレザーが主流だから
この風習はもうないのかな

中3の文化祭が終わった頃くらいから
「卒業式までに第二ボタンもらう?」
という女子たちのガヤガヤが始まる

私も一応その道を歩いてきたが
「これって実際どうだったんだろう」と
この季節になると思い出すことがある

✳✳✳

同じクラスに好きな男の子がいたが
その頃の私は「ボタンください」などと面と向かって言う

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素面でないと考えられない酒のこと

素面でないと考えられない酒のこと

お酒を嗜まれる方は
どんな呑み方をしているのでしょうか

毎日適量
毎日浴びるほど呑む
週3日くらい呑む

私は土日だけ呑む派ですが
最近とても気になっているのが

定年してからの酒の呑み方問題

これをどうしたもんかと思っています

今は月〜金の仕事縛りがあるから
週末だけしか呑みませんが
定年してサンデー毎日になったら
どうしたら良いでしょう

毎日呑むのはなぁ
父のように毎晩晩酌しようか

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猛獣つかい

猛獣つかい

いい人だけどあまり仕事の出来ない人
ちょっと扱いづらいけど仕事の出来る人

あまり出来ない方に教えていったらいいんじゃないの?
と思われるかもしれない

私のイメージする「いい人」というのは

「これを○○さんに尋ねてもいいでしょうか?」
─知らんがな

「これ○○さんに一応提出したのですが、ウメさんも見てもらえないでしょうか」
─出したんならもういいやん

自分で考えない人のこと

このタイプは

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愛をこめて花束を

愛をこめて花束を

職場に方言バイリンガルの男性がいる
移住歴は、愛媛(?四国の他県だったかも)→広島→大阪(イマココ)だそう
愛媛弁(てあるのかな)→母国語
広島弁→第二外国語
大阪弁→習得できてない

こんな感じだ

広島要素が多いが、私の友達のバリバリの広島っ子と比べるとちょっと違う

ここでは方言云々というお話ではなく
クセ強め方言バイリンガル男子のほっこりエピソードをひとつ

***

前任者が退職し、入れ

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遠くて近い給料日

遠くて近い給料日

若い頃、給料日がとても待ち遠しかった

「給料日もうすぐだな、ワクワク」というのではなく、
「ほんとにお金がない!早く早く!ハリーハリー!」の方だ

給料日ってとてつもなく先だな、と毎月思っていた
今はというと

あれ?もう給料日?早いな

である

給料日から3日後くらいまでは「遠い…」と思うのだが、気がつけば来週やんか!という感覚

「給料日がそんなに早く来なくても金は腐るほどあるんだぜ」とい

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自分しか入れない一番奥の部屋とソウルメイト

自分しか入れない一番奥の部屋とソウルメイト

どんなに親しい友人や家族にも、立ち入られたくない領域が心の中にある。誰しもあるだろう。私はかなり強固な鍵をかけている。

自分しか入れない一番奥の部屋。

時々悪気なく入ってくる人がいる。
笑ってやり過ごすが「この人は閉店ガラガラ」と扉を二度と開けない。
逆にごく自然に入ってくる人もいる。
✳✳✳
10年以上前、父が他界した。
父は独り暮らしをしていた。
亡くなる前日電話で話した時、熱があったよう

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