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本の日

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読書したことについてまとめています。
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#エッセイ

本を読め #5 生きるコント

本を読め #5 生きるコント

面白い人に憧れる。

根暗で自信がない私は、明るくてユーモアがある人に憧れる。自虐しないと面白いことも話せない。もはやそれは面白くない。

主人は私にとってまさに憧れだ。尊敬している。さらにはこんな私をいつも叱ってくれ、励ましてくれる。同い年なのになぜこうも違うのだろう。主人といると元気になる。

話は変わるが、本も人を元気にしてくれる。

読み終わって元気になった本、それが生きるコント。大宮エリ

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本を読め #4 アヒルと鴨のコインロッカー

本を読め #4 アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎の作品はすごい、やるせなくなるような、切なさがあるね。

「アヒルと鴨のコインロッカー」を読み終わった直後、文字通り興奮冷めやらぬままに主人に送ったLINEの内容だ。この作品は、胸が締め付けられるような切なさを感じた。すごい、だなんて、語彙力がなさすぎるので反省。

友人に会いに電車を3本乗り継ぎ、また3本乗り継いで帰ってきた。すっかり、移動中や待合い時間は読書に没頭してしまい、乗り逃し

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本を読め #3 生きていてよかった

本を読め #3 生きていてよかった

「移動時間」というのは使い方によって意味のあるものにも意味のないものにもなりうる。

社会人になりたての頃、勤務先まで2時間以上かけて出勤していた。朝が早く、移動時間は睡眠時間になっていた。意味のある睡眠かと問われると、そうでもなかった。

今日の2時間は、その頃の2時間とは違っていた。早朝でもないし、職場へ向かう憂鬱な時間でもない。前職で大変世話になった友人に会いに行くのだ。

おかげさん

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