虚世冬夜

社会、心理に対する考察をあげてます。

虚世冬夜

社会、心理に対する考察をあげてます。

マガジン

  • ツイフェミニズムという被害妄想

    現代フェミニズム、ツイフェミニズムの主張の反証と、その主義にはどんな心理があるのかの考察

  • 哲学

    非常に抽象的な考察

  • 社会思想と心理

    人はどんな社会思想を持ち、どんな風に自身の思想を主張するのか、同じ思想を持つ者や相反する思想を持つ者とどう関わるのか、どんな思想グループがあるのか、それらにどんな心理的理由があるのかについて書いてます。古い順に読む事をおすすめします。

  • 虐待

  • 心理学

    抽象的な心理についての考察です。

最近の記事

文化発展論 ~文化と人間性~

ここで言う文化とは感情表現としての 創作物であり食文化などは含まない。 精神とは本能,感情,知性からなり 裸の猿は感情と知性が発達している。 そして、感情は文化を生み、 知性は学術を生んだ。 人間の人間らしさは文化を創り楽しむ事と 知ろうとし考える事だが、 人は知的というよりかは 感情的で学術や考える事が 趣味である人はめったにいなく、 文化を趣味とする人がほぼ全てである。 今回はその文化について語ろう。 アニメ,漫画,小説,歌,俳句などの 文化とは感情表現としての創作

    • 究極的に幸福な社会

      幸福とは何か? そう言うと胡散臭く思われそうだが 真面目に論じてみたい。 まず、幸福とは何であるかを語るには 精神が何であるかを語らなければいけない。 ある機構のある状態について語るには、 その機構が何であるかを 語らなければいけないのだ。 精神とは主に3つに分けられる。 本能,感情,知性である。 本能とは具体的な感覚。 感情とは抽象的な感覚の中でも 強く快不快を起こす物。 知性とは抽象的な感覚に 思考という処理をし新たな 抽象的感覚を得る機能,欲求。 幸福を論じるに

      • 任天堂における、ゲーム機とソフトの発展と停滞

        日本のゲーム界で 主要なゲーム会社と言えば任天堂である。 PS4は日本で現在、 1000万台程、売れているが、 Swithは2500万台であり、 やはり、日本ではプレイステーションよりも、 任天堂の方が人気だ。 なので、主要なゲーム機会社である、 任天堂のゲーム開発の歴史を追う事は、 家庭用ゲームの歴史を知る事となり、 歴史を知れば未来も予測できる。 40年に渡る任天堂の歴史を 今、振り返ってみよう。 まずは最初のゲーム機。 ファミリーコンピューター、ファミコン。 1

        • 肉食とヴィーガンと動物愛護

          肉食は動物愛護の観点からどう考えられるか? 動物愛護は人間が肉食をするという事実から、 どう考えられるか? 動物愛護とは動物の生命を守る活動であるが、 無制限に守る活動とは異なる。 大抵の動物愛護主義者は、 人間の肉食を容認する為、 食用家畜の生命を守る活動は行わない。 食用家畜の命を守るべきとするのは、 一部のヴィーガンであり、 ここでは、動物愛護主義者は 人間の肉食を容認する者とする。 また、ヴィーガンも動物愛護主義者も、 人間以外の動物による肉食は容認する。 では

        文化発展論 ~文化と人間性~

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        • ツイフェミニズムという被害妄想
          3本
        • 哲学
          2本
        • 社会思想と心理
          2本
        • 虐待
          1本
        • 心理学
          1本
        • 性愛論
          1本

        記事

          分人主義の解説と考察

          分人主義は小説家、平野啓一郎が提唱する、 個人主義の対義となる主義である。 分人とは個人の対義で、 個人を更に細分化した概念だ。 個人という言葉の意味は、 社会の対義で、それ以上、分けられない、 最小単位という意味を持ち、 本当の自分を想起させるが、 分人という言葉では、 個人を複数の分人に分け、 その複数の分人に主体性を認める為、 本当の自分というのはないとされる。 これを分人主義と呼ぶ。 分人主義は一見して、ペルソナと似ている。 ペルソナとは人の前で被る仮面、 場面に

          分人主義の解説と考察

          サヨクとネトウヨは同質にカルト

          社会、政治における議論をする者の 立ち位置は左翼と右翼に分けられる事が多い。 そして、その蔑称として、 ネトウヨとサヨクという言葉がある。 では、蔑称と言うがどう貶しているのか? それは、「相手は事実の認識を 「左・右」に歪めている」という貶しだ。 その貶しは部分的に正しく、 事実の認識を「左・右」に歪め、 「サヨク・右翼」と呼ばれる人は確かにいる。 また、事実の認識を感情で 歪めているという点で ネトウヨとサヨクは同質と言える。 実際、ネトウヨとサヨクはかなり似てい

          サヨクとネトウヨは同質にカルト

          功利主義と数学

          功利主義とは、より快感を得られて、 より不快を避けれる 行為をするべきという主義だが、 それを実践するには複雑で 煩雑な計算が必要である。 例えば、行為Aで10の快を得られ、 行為Bで5の快を得られるとしても、 行為Aを延々とし 続ければいいという訳ではない。 何故なら、強い快は強い慣れがあり、 行為Aは何回も繰り返すと、 得られる快が少なくなっていくからだ。 それは$${\dfrac{1}{2} + \dfrac{1}{4} + \dfrac{1}{8} …}$$といった

          功利主義と数学

          精神原理論

          精神とは、直接に関係した感覚の集合であり、 その変化(現象)でもある。 また、「直接に関係している」が、 どういう事かは後にわかる。 感覚とは欲求であり、逆も然り。 感覚は「快辛時間次元」と 「個別次元」を持つ。 快辛時間次元とは、 快と不快の2点からなる次元であり、 この次元は0と1からなる次元と相似でなく、 負の数と正の数からなる次元と相似である。 つまり、不快とは快がない事ではないし、 快とは不快がない事ではない。 快、不快の境界である0が存在する。 感覚には快

          終戦時の反応 庶民

          終戦時、庶民や軍部はどう思ったのか? 当時、庶民の間では日記が盛んだったので 多くの庶民は終戦を玉音放送で 知った時の思いを日記に残している。 それを読めば、当時の国民が終戦を どう思ってたのか、 そして、この国、あの戦争、天皇に どういう思いを持っていたのかがわかる。 終戦に対する反応は主に3つで 「悔しい、戦って死にたかった」 「天皇陛下に申し訳ない」 「まさか、今、 終戦するとは思わなかった」だ。 また、徴兵された兵には 「ほっとした」と言う人も多くいて、 実際に

          終戦時の反応 庶民

          世界原理論

          (意識のハードプロブレムを 知らない方はこちらを先に読むと良い http://noexit.jp/tn/gakuMenu.html) 存在は感覚であり、逆も然り。 ここで言う感覚は、感覚や、 複数の感覚の関係性から生じる感覚である 知覚や認識ではない。 便宜上、感覚や、 複数の感覚の関係性から生じる感覚を 感覚'と表記する。 存在同士の関係は因果で変化する。 (それが因果の定義) 物理学とは存在と存在の関係の 因果を調べる学問である。 因果は原因の方向と結果の方向に

          世界原理論

          悪の定義

          悪とは何か? 悪とは感覚の1つで、 正確に言うと認識して発生する感覚だ。 また、行為に対しての感覚でもある。 例えば、奇数は定義を知ってから、 奇数を見た時に、 「奇数だ」と感じるのであって、 奇数の定義を知らないなら、 奇数を見た時、 ただの数としか認識しない。 ただの数と感じる。 だが、悪は違う。 悪という言葉を知らなくても、 悪事を見たなら、 それを悪であると感じる。 悪を感じる。 つまり、人には、 先天的に悪の行為を感じる、 他の行為と区別して感じる機能があるの

          夫婦の役割分担はどうあるべきか?

          ※これは「専業主婦は1日2時間30分、 働いている」の続きです。 前回https://note.com/urosetouya/n/ne6a81bbf3ed4 多くの夫婦の役割は夫と妻で異なる。 では、どんな役割分担が正しいのか? それを考える基準は労働時間が相応しいだろう。 昨今、父親の家事育児を手伝うよう 強く言われるのは 共働きが増えたのが主な要因だ。 仮に、夫と妻がどちらも、 7時間、働いているなら、 (休憩時間があるから) 家事育児の労働時間は夫婦で 平等である

          夫婦の役割分担はどうあるべきか?

          専業主婦の労働時間は1日2時間半

          夫婦の労働分担は 夫婦でよく口論になる話題である。 口論になる理由は家事育児の労働の量と 仕事の労働の量が比較しずらい事にある。 仕事の労働時間は明確に決まっているし、 残業の時間も明確にわかる。 だが、家事育児は 休憩が細かく行われる上に どこまでが労働と呼べるのか曖昧な為、 家事育児がどれだけの労働時間なのか 不透明なのだ。 なので、今回は家事育児が どれだけの労働時間であるのかを 算出したいと思う。 家事育児と言っても 家族構成や夫婦の役割、 子供の年齢で大きく

          専業主婦の労働時間は1日2時間半

          女性同性愛、レズの心理

          女性はそもそも、 誰でも、ある程度、同性愛だ。 女性は女性とハグしたり、 身体接触をしたりするが、 男性はしないだろう? 「好き」だから、ハグするのだし、 「好き」だから、「可愛い」とか 「綺麗」とかを感情を込めて言うのだ。 また、女性の友人関係とは、 「好き」という感情が本質であり、 その「好き」は、色んな「好き」 からできていて、女性に対する 「好き」の、性的さが強い時、 その「好き」は同性愛とされる。 そして、女性の女性に対する 「好き」は、ある程度は性的であり、

          女性同性愛、レズの心理

          子育てにおける性的役割の非可換性とジェンダーレス論の誤謬

          近年、夫も子育てをするべきであると、 主張されている。 この主張はジェンダーレスという 思想に基づいているので、 「夫が子育てをせず、妻が子育てをする」 「夫よりも妻が、より多く子育てをする」 という事を、因習や、 女性差別に過ぎないとする主張なのだ。 だが、はたしてそうだろうか? そもそも、差別というのは、 環境的な不平等の事で、 結果的な不平等の事ではない。 例えば、女性に運動を禁止するのは差別だが、 女性が運動を禁止されていないにも関わらず、女性が運動を男性よりも

          子育てにおける性的役割の非可換性とジェンダーレス論の誤謬

          トランスジェンダーの誤謬と、社会がすべきトランスジェンダーへの対応

          よく、トランスジェンダーが 「心の性別」という言葉を使うが、 そもそも、心の性別の定義は何か? 「自分の性別だと認識している性別」 などと言っている人が多いが、 それは明白な間違いだ。 自分を男性と認識している事が、 自分の心が男性であるという事なら、 「自分の心が男性である」とは 「「自分の心が男性である」 と思っている事」となり、 定義できていない事となる。 「AがBであるとは、 AがAをBであると思っている事」 というのでは、Bを定義できていない。 そして、心の

          トランスジェンダーの誤謬と、社会がすべきトランスジェンダーへの対応