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社会哲学の拙作『社会善』

1 拙作の研究支援に関する応募

 以前に、以下の拙作と拙作の研究支援に関する記事を投稿して、支援プログラムに応募いたしました。(拙作の題名とその構想、そして研究支援の要望の内容に少し変更がございます)

2 拙作の概要

 まず、以下の「社会悪」に関する検索結果をご覧くださいませ。

しゃかい‐あく〔シヤクワイ‐〕【社会悪】 の解説
社会の矛盾から発生して、災いを及ぼす害悪。貧困・差別・犯罪など。

社会悪(しゃかいあく)の意味 - goo国語辞書

社会悪 <社会> social ills [evils]

「社会悪」の英語・英語例文・英語表現 - Weblio和英辞書

 これに対して、以下の「社会善」に関する検索結果をご覧くださいませ。

「社会善」で一致する言葉
一致する情報は見つかりませんでした。

「社会善」で一致する言葉 - goo国語辞書

英和・和英辞典で「社会善」に一致する見出し語は見つかりませんでしたが、下記にお探しの言葉があるかもしれません。

「社会善」の英語・英語例文・英語表現 - Weblio和英辞書

 しかし、以下の「社会正義」に関する検索結果は、次の通りです。

しゃかい‐せいぎ〔シヤクワイ‐〕【社会正義】 の解説
人間が社会生活を営む上で、正しいとされる道理。

社会正義(しゃかいせいぎ)の意味 - goo国語辞書

社会正義 読み方しゃかいせいぎ
文法情報(名詞)対訳social justice

「社会正義」の英語・英語例文・英語表現 - Weblio和英辞書

 以上のことから、思うに、そして現実的にも、やはり社会、もっと精確にいうのであれば、我々人間の集団的・組織的・社会的な共同の交流・生活・活動等の圧倒的大多数は、実に残念ながら、「悪」と言われたり、評されたり等する社会現象であり、「善」と言われたり、評されたり等する社会現象は、決して少なくないと言えども、しかし「至誠であるかどうか」という追究を以てすれば、結局のところ、圧倒的大多数はやはり、「偽善」つまり「『虚偽や欺瞞』・『中途半端な未達や未完成』・『不徹底や途絶等』の善」であり、「至誠の善」は滅多に無いものです。

 さて、『世界人権宣言』と『日本国憲法』には、それぞれ以下の通り述べられております。

すべて人は、思想、良心及び宗教の自由を享有する権利を有する。こ
の権利は、宗教又は信念を変更する自由並びに単独で又は他の者と共同し
て、公的に又は私的に、布教、行事、礼拝及び儀式によって宗教又は信念
を表明する自由を含む。  

『世界人権宣言』(第18条)

すべて人は、意見及び表現の自由を享有する権利を有する。この権利は、干渉を受けることなく自己の意見をもつ自由並びにあらゆる手段により、また、国境を越えると否とにかかわりなく、情報及び思想を求め、受
け、及び伝える自由を含む。  

『世界人権宣言』(第19条)

思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

『日本国憲法』(第19条)

 ですが、『荀子』(君道)に「有治人,無治法」(治める人は存在しても、治めてくれる法等は存在しない。)と言われているように、法の創作をはじめ、遵うも違えるも、改めるも廃するも、そして、有効化や適正化等させるのも無効化や形骸化等させるのも、全て人力・人知・人心に拠るのです。
 「悪法も又法なり」という言葉がありますが、自分の志としては、「善法も又心なり」という言葉を独創しております。総じて犯罪者達は、法を平気で破り、渡世が上手な犯罪者達は法を上手く掻い潜り、奸智に富んだ犯罪者達や悪人達に至っては、法を熟知しては、逆に法を巧妙に利用して、社会からの制裁や懲罰等を無効化や無力化したり、社会の欠陥や病弊等に付け込んで巨万の富を得たり等します。だからこそ、自分は、志を以て、法の善や正に理を確りと体得しては、実践して、応用し、そして同時に、法の欠点や弱 点に不備等をも確りと理解しては、批判して、内省していきます。

 故に、こよなく愛する我が第二の祖国日本の憲法で定められている「思想並びに良心の自由」を、個人的かつ主体的に実践していきます。外から享受された様々な権利に物事や事物等を、自ら学習しては実践する、これこそが、積極的な自由ではないでしょうか?

3 拙作の参考文献

 今回の拙作の研究活動・執筆活動では、自分の社会学・社会科学・社会哲学の基本・基礎を確立させることも行っていきます。また、南インドの『論語』と呼ぶに全く以て相応しい傑作『ティルックラル』をも研究しつつ参考にします。

 そして、以下の文献も、後々に収集して研究します。

 なお、長谷川良信先生の全集は、もしnoteクリエイターサポートプログラムでの応募で当選されましたら、購入して研究し、参考文献にします。

4 結語

 以上のことから、執筆中であったの拙作『根性』の執筆を一旦中断し、先に上記の拙作『社会善』の完成・出版のための研究活動・執筆活動を行います。
 この拙作は、来年に、七年ぶりに一旦帰国・帰郷する、こよなく愛する我が祖国ベトナムにて、数多のご先祖様達・先哲達・死別した戦友達や同志達に報告・奉献・貢納する品物の一つでもあり、そして、遺徳を乞うための志を具現化させた品物の日発でもあるのです。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。