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そろそろ老境に差し掛かろうとしているおじさんです。趣味は読書、アニメ、映画、ギター、音楽(洋楽と中島みゆき)などなど。apple信者ですので部屋はパソコンとapple製品だらけです。昭和人間ですので古い話も多くなりますが、おつきあいくださいませ。

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    • [ 穴穴家電(その2)]~創作大賞2024応募作品

                        二     目の前に白いおしぼりが一個あった。わたしはくの字型に曲がった小さなカウンターのほぼ中央に座っている。横目で右を見ると、すぐ隣にはくたびれた灰色のスーツを着込んだサラリーマン風情の男がひとりでちびちびと酒を飲んでいる。白髪がほぼ頭髪を占拠しつつあることと、痩せこけた頬をびっしり皺が覆っていることから相当の年輩者、五〇代後半、定年間際のサラリーマン、あるいは定年退職後の隠居生活に入った六〇代といったところか、いずれにしても背中か

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        [クラシックロック] Cadence and Cascade~フリップのアコギが聞きたい

        キング・クリムゾンのセカンド・アルバム「ポセイドン」に収録されている曲です。フリップはハスケルのボーカルが気に入らなかったらしく、グレッグ・レイクバージョンや後々ブリューに差し替えたり色々しているみたいですが、個人的にはハスケルで十分かなと(笑)。 僕の好きな曲のひとつでフリップの美しいアコギとメル・コリンズのフルートとピートの歌詞というコンビネーション。次のリザードに含まれるLady of the dancing waterという曲も同じで大好きな曲です。 人気のある太陽と戦慄からの三部作、ディシプリンからの新生クリムゾンも好きだけど、一番残念なのはフリップ先生の美しいアコギが聞けないことです。 初期のアルバムは過剰に叙情的なところがあってすべてが好きというわけではないのですが、少なくともフリップ先生のアコギが聞けるのがうれしい。 インストでいいからフリップ先生、アコギだけのアルバム出してくれないかな(笑)。

        • [推薦図書]遅読・精読のオススメ~ニューヨーク・スケッチブック(ピート・ハミル)

          平野啓一郎さんの「本の読み方」を読了後、わたしの読書の仕方が完全に変わりました。 まさにそのとおりで、今読んでいるピート・ハミルの「ニューヨーク・スケッチブック」などはショートショートの連作短編集なので以前のわたしならあっというまに読んでいたはずですが(それくらい面白い)、1日2、3話のペースで読んでいるのでまだ読み終えていません。しかしだからこそ読んでいて楽しいし、物語への理解が深まります。 例えば最初の短編は42丁目の地下鉄を出たところにあるカフェで出会う中年の男女の何

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          人生の一片を表す1枚

          撮影した写真を見ればその人の人生がなんとなくわかる。もちろん全部ではないが、すくなくとも一片を捉えることはできる。過去に撮影したこの写真。 ボンベイ・サファイア。シングルモルトとともにわたしが愛飲していたジンだ。冷凍庫で凍らせてストレートで飲むと最高に美味い。安物のジンではだめだ。タンカレーでも良いが、わたしはサファイアのほうが好きだった。 MGB。一時期旧車にはまって1975年式MGBに乗っていた。手入れが大変で、数年で手放してしまったが、英国スポーツカーの片鱗を味あわ

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          [クラシックロック]甲斐バンド~港からやってきた女

          中島みゆきをゲストに呼んだ一曲。 甲斐バンドは数少ない好きな邦楽バンドのひとつでみゆき姫はいわずもがな。 中島みゆきの著作権チェックは極めて厳しいのでYoutubeにあげてもすぐに消されるからこれもそのうち消えるだろう。 蛇足だが、いわゆるサブスクでは中島みゆきのほんの一部は聞けてもアルバムは聞けない。中島みゆきは自分の歌にプロのこだわりを持っていて人前で軽く歌たりは絶対にしない。つまり安売りは絶対にしないひと。 だからサブスクで中島みゆきのベストみたいなのを聞いても、彼女の歌の良さはわからないと思う。きっかけにはなるかもしれないが。だって誰もが知っている「糸」とかはいい曲だと思うけど僕の中では10本指に入らないからね。 プロは自分の歌を安売りしない。それでいいと思うな。

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          シャンゼリゼのホテル・カリフォルニア

          イーグルスのホテル・カリフォルニアは実在しない。 しかし、同名のホテルがパリ、シャンゼリゼ通り近くにある。 パリには1980年代後半に仕事でのべ2年ほど滞在したが、わたしが長期滞在したのはこのホテルだ。 確か当時から4つ星ではあったと思うが、こんなに豪華ではなかった。ヨーロッパにありがちな築年数が長い風格ある建物だったが、外装内装ともにかなり劣化しており、場所がパリでシャンゼリゼ、凱旋門が目と鼻の先という好立地でなければ、ただのポンコツホテルと言われても仕方ない見かけだった

          シャンゼリゼのホテル・カリフォルニア

          Crissie Hyndeの自伝(英語)買っちゃったよ。即断即決!(笑)

          Crissie Hyndeの自伝(英語)買っちゃったよ。即断即決!(笑)

          [ 穴穴家電(その1)]~創作大賞2024応募作品

                           一  わたしが「穴穴家電」なるものを知ったのは一枚の朝刊の折り込みチラシだった。いつもならチラシなどというものは、即ゴミ箱行きと決まっているのだが、その朝は少々事情があってチラシを読まずにはいられなかったのである。  事情というのはわが家の電子レンジで、よい歳をしながら独身暮らしのわたしには欠かすことのできない神器ともいえる重要な機械なのだが、昨晩突然ぷつんと音がするとスイッチを押してもうんともすんとも言わなくなり、おかげで近所のコンビニ

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          [クラシックロック] My City was Gone~プリテンダーズ

          昨日に続いてプリテンダーズです。 昨晩は3rdを聞きました。 OPのMiddle of the roadもいいけど、シンプルなこの曲好きだな。 クリッシーの英語は聞き取りやすい(カーペンターズのカレンほどじゃないが)。 米国人でロンドンでデビューして入ギリスなまりにしようとしたせいだろうか。 ロンドンなまりというとまた別で、ブライアン・フェリーなどがそうだけど、米国英語に慣れていると発音が全然違ったりする。 なんにせよこのサードアルバムもよろしい。 ちなみにこのころのバンドは大変だったらしい。 セカンドまでのメンバーのひとりがドラッグで解雇、またひとりが翌日ヘロインの過剰摂取で死亡。 当時のヤバさを感じる話だけどよくまあサードが作れたものだ。 結局ハインドさえいれば成り立つってことなんだな。 いやあもうこのボーカル、クセになるわー

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          藤圭子~涙の酒

          私の歌姫は、中島みゆき、山口百恵、そして藤圭子です(洋楽は別)。 以前「人生街道」の弾き語りを紹介しましたが、これは涙の酒。 ギター伴奏がいいですねえ。 古賀政男のようなガットギターも好きなんですよー。 若い人は演歌聞かないと思うんですが、テレビで映るのはほとんどムード歌謡系の演歌で、本当の演歌はこんなふうに流しのギター一本で歌い切れる類のもので日本土着の貴重な文化だと思うんですよね。 今の演歌には私も全然興味ないけど..

          藤圭子~涙の酒

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          倉庫のLPからランダムに引っ張り出した数枚#2~プリテンダーズ!

          たまに倉庫に眠っている学生時代に購入したアナログLPを引っ張り出す企画第二弾(笑)。これが衝撃でした。今回はこの3枚。 プリテンダーズのデビューアルバム ジョン・アンダーソンのソロアルバム リック・ウェイクマンの地底探検 ジョン・アンダーソンの「サンヒロー」は当時イエスのメンバーがそれぞれソロアルバムを発表していた時期で、私はすべて持っていますが、ギター弾きだったのでスティーブ・ハウばかり聞いていてジョンのはあまり聴き込まなかった記憶があります。ジョンらしい詩的世界が展開

          倉庫のLPからランダムに引っ張り出した数枚#2~プリテンダーズ!

          ギター遍歴#4 コンデエルマノス~フェリペ工房

          フラメンコギターを買ったのは2002年頃です。当時横浜に住んでいましたので、東京のギターショップ「アウラ」まで行って、予算内(50万まで)の輸入中古フラメンコギターをいくつか試奏させてもらって最終的にフェリペ工房の中古コンデ(1980年代の両用)に決めました。もうひとつの候補がマヌエルレジェスでそれがまたコンデとは違った枯れた良い音でしたが予算オーバーであきらめました。 このギターはわたしが持っているギターの中で最も高価です。フラメンコなので乾いた音ではありますが、この個体は

          ギター遍歴#4 コンデエルマノス~フェリペ工房

          [オリジナルソング] バード(吟遊詩人)~2015年

          2015年ごろに作った歌でで、当時通っていた南森町の歌酒場でほろ酔いで歌っておりました。 私は子供の頃からファンタジー小説やプログレロックを聞いていたからか、あるいは20代以降コンピューターゲーム、特に海外のロールプレイングゲーム(ウィザードリやらウルティマやらD&D系やら)が好きだった影響か、吟遊詩人というキャラクターが大好きです。英語ではBardで、ゲームにもよく登場しますね。 この歌のバードは吟遊詩人を意味しますが、鳥も少しかけてあります。 樹齢のそよぎ 狼の 川のせ

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          [クラシックロック]Another green world~ブライアンイーノ

          イーノの環境音楽?「アナザーグリーンワールド」に週力されているボーカル曲です。フリップ先生がギターを弾いてオラれます(聞けばすぐにわかりますね)。 アルバム的には、まさにイーノ。 淡々としすぎていて当時の私には退屈だったため、イーノのアルバムはこれのみですが、結構よく聴きました。 評価は高いようだし歳食った今聞き直してみるのはアリですね。 この曲だけはよく覚えていて、歌詞が素敵。 [Verse 1] I'll find a place somewhere in the corner I'm gonna waste the rest of my days Just watching patiently from the window Just waiting, seasons change, some day, oh-oh My dreams will pull you through that garden gate [Verse 2] I want to be the wandering sailor We're silhouettes by the light of the moon I sit playing solitaire by the window Just waiting, seasons change, ah-hah You'll see one day these dreams will pull you through my door [Chorus] And I'll come running to tie your shoe I'll come running to tie your shoe I'll come running to tie your shoe I'll come running to tie your shoe

          [クラシックロック]Another green world~ブライアンイーノ

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          財布には痛いけどぜひ手に入れたいしろものだ... https://www.musiclifeclub.com/news/20240422_03.html

          財布には痛いけどぜひ手に入れたいしろものだ... https://www.musiclifeclub.com/news/20240422_03.html