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#読書感想文
その言葉を追う―池田晶子という「場」―
最近足を運んだ書店で、どうしても気になる本があった。若松英輔氏の『不滅の哲学 池田晶子』(亜紀書房)である。
表紙を見てまず「あっ」と立ち止まった。挿画はまちがいなく、西淑さんのものだ。奥付で確認したらやはりそう。私の好きなイラストレーター、西淑(にし しゅく)さんが手がけている。
最初の数ページをめくって、もうどこか購入を決めている自分がいた。若松氏の著作をまだ読んだことはなく、この本で取り
読書記憶①「パイロットフィッシュ」
本を読んで、感想を話す。または書く。
シンプルなことなんだけれど、なかなか続けられない。
目の前に人がいれば感想は話せるのだけれど、毎回そうもいかないので、noteで「読書記憶」として書いていこうと思う。
読書「記録」としなかったのは、最近読んだ「パイロットフィッシュ」という小説に“記憶”という言葉が繰り返し出てきたから。
記録と記憶のちがいについて熱く語りたいわけでもないけれど、「読書記