鷲津鷹行

人生を教育とエンタメに捧げます。湯木慧さんリスペクト。

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最近の記事

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ライブの感想ブログなんてものを書くのは久しぶりだが、あまりにも心動いたので セトリまとめも兼ねて。全アーティスト推し勢として頑張ってはみたが究極湯木さん以外は自信なし。大目に見てください。 1. 菅野コータ 決意の日 ひだまり 星空の帰り道 線香花火 カゲロウ またね 春に吹く風 菅野さんについに会えた、感無量。 2017の3ヶ月連続個展の2回目、"万華鏡"で湯木さんが菅野さんの弾くギターに合わせて書いた『春に吹く音』 そのライブペイントの空間があまりに素敵で、描かれ

    • 2023

      今年もあと数時間。 今年は手短に。久々に完全な概念ですが、ご容赦を。 昨年書いたこのブログ。ここに書いた自省と決意を胸に、昨年に抱えたものを引きずりながら、29という自分の中でとてつもなく大きい節目に向けて走った上半期を思う。 仕事でも、プライベートでも、不明瞭という恐怖が眼前にちらつく中、自分の選択を疑わないようにしながら戦っていたように思う。 今までだったらしてこなかったような選択をすることで、新しい知見を得ようとしたり、いくつかの脳内にあるパターンの比較検討、実

      • 至誠(変えようとすること②)

        至誠而不動者未之有也 (留魂録 第一条 "誠"の一字 より) 29歳になった。 自分にとって29というこの数字は、強く意識していた節目のものであり、誕生日の7月1日が近づくにつれ、噛み締めるような思いで毎日を過ごしていた。 吉田松陰。 幕末の混乱期の中、開国を迫る欧米列強を前に日和見的な対応に終始する時の権力者である幕府に強い危機感を覚え、尊皇攘夷を掲げて改革のためにその身命を賭した志士。 伊藤博文、高杉晋作、久坂玄瑞、野村靖、明治維新を強力に推進した数々の著名人

        • 新年恒例!ゆきんこ格付けチェック()

          新春ゆきんこ格付けチェック(単語) 新春ゆきんこ格付けチェックとは、1月1日に行われる(ニッチな)お祭りである。 _______________________________________ 概要 元旦1月1日に放映されるテレビ朝日系バラエティー『芸能人格付けチェック!お正月スペシャル』を見ながら、視聴者もチャレンジできる3つのお題に挑戦し、一年の「格」を推し量るイベント。 (お題は、弦楽四重奏をA、Bの二つのパターンで聴き、どちらかがプロの演奏、どちらかがアマチュアの

          2022

          今年も終わる。心なしか長い一年だった。 今年を一言で表すなら、自省の多い一年だった。 仕事でも、恋愛でも、プライベートも、自分の欠けについて自覚的にならされる、そんな一年だった気がする。 28年も生きていれば、自分に足りない部分や、自分が逃げている部分についてはある程度自覚的になるものだ。が、長所と短所は裏返しであり、自らの欠けについて知りながらも、それもまた長所の裏返しだと正当化してきた。 けれども、その欠けによって、欲しかった多くのものが手のひらからこぼれ落ちてい

          魚の僕には

          動画で振り返る湯木慧2022 『W』:L このブログはぜひ動画を見てから読んでください。 前半は正直ネガティブです。そして内容の一部にすこし反感を覚えたり、失望したりするかもしれないけれど、多分動画見てくれたら結論まで読んでくれるかな…と思ったりするので…よろしくどうぞ。 2022.12.11.21:00 湯木さんが結婚報告をTwitterにあげた。通知の文が、『ご報告』だったので、ツイートを開く前から、直感的に、「これは結婚報告だな」とわかった。 にもかかわらず、いざ

          魚の僕には

          背中の翼

          28歳になった。 朝、通勤路、産声を聞く。 産声はいつも辛い時や、なんとかしなければいけない時にもがくように聞く曲だが、唯一、誕生日の今日この日だけは、複雑な感情抜きに、純粋な福音として聞くことができる。 アルバムは進む。続いて、バースデイが流れる。イヤホンから通り抜けるその音を聞きながら、27歳の一年について考えながら、歩く。 27歳になった日、Creepy Nutsのサントラを歌った動画をあげながら誓ったこと。「大人、頑張ります」 ロックスターが越えられない分水嶺

          湯木慧教会ワンマン『告白』から見る音楽の礼拝的価値

          0.はじめに 職場がキリスト教に関係している事情で、自分は礼拝を毎日行っているのだが、その中で音楽ライブとキリスト教の宗教的諸儀式には類似性が多い(正確には「キリスト教の」という限定は必要ないかもしれないが他の宗教については知識が薄弱なのでここではあえて限定しておく)ことに思い当たり、この記事を書いている。 まあ「思い当たり」なんて書いたものの、仮にもリベラルアーツカレッジで学び、専門でないにすれ、いち人文学徒として生きてきた脳内の「もう一人の俺」からしたら芸術と宗教の類

          湯木慧教会ワンマン『告白』から見る音楽の礼拝的価値

          2021

          今年も終わりますね。皆様にとっての今年はどんな年だったでしょうか。今年も恒例の振り返りを書いて行こうと思います。振り返りを書くにあたり、大晦日に自分のツイートを見返すということをしていた。というのも、毎年なんとなく書くことを決めた状態で書き始めるのだが、今年はそれがあまりにもテーマ一辺倒すぎるなと思ったのと、忘れている感情があるような感覚があったので。 見返していて思ったことは、今年は本当にもがき続けた一年だったということ。 まずは終わらない緊急事態宣言の中、自分と周囲の

          解かれた先で

          2021.9.29 心解くを聞いた。 視聴2回目、 少し歌詞を追うゆとりができて、歌詞を追った結果、見えた世界について。 "間違いばっかの毎日で、守りたいものも守れやしない" "当たり前になる"命"で今を、どう生きる" 2019, 『産声』で "気づかないうちに、命も当たり前になるのかな" "心配なことは増えたけど、守りたいモノも増えたんだな" "気づかないうちに、強くなってたんだな気づかないうちに、愛を全部力に変えたんだろう" と歌っていた湯木さんが、 2020, 『

          解かれた先で

          夏休み

          社会人になっても、長い夏休みがある人間として、5年目を迎える。 夏休みというのはとても象徴的なもので、ただ単なる長い休暇とはまた違うと思っている。 なにかが始まったり、深まったり、変わったり 初めて行く場所へ行くこともできる。新しいスキルを得ることもできる。まだ知らぬ誰かとの絆を得ることもできる。 思えば2017年に社会人になってから、17.18.19.20と、必ず、凄まじいまでの精力をかけて動いていた夏だった。 17は湯木さんの3ヶ月連続個展ライブをはじめとする様々な

          27

          27歳。 https://youtu.be/9Oswl4gGMFw ロックアーティストはこの歳を超えられないし、アラサーと言われても反論はできない。 どういうわけか世の中の歌詞では、25歳のうちは「まだ大人になれない」「大人ってなんだろう」と歌っているのに、27歳になると途端に「大人がわかってきた」「守らなければならないものがある」と歌う。 分水嶺なんだろう。 失ってきたもの。積み重ねてきたもの。取りこぼしてきたもの。手繰り寄せてきたもの。 大人、頑張ります。

          2020

          今年が終わる。そう言われた時に実感があることは少ないものだが、今年ほどその実感に乏しい年もない。 とにかく光陰矢の如し、過ぎ去ってしまった2020だったが、思い返してみるとそれぞれの時期ごとに色を強く変えた一年だった気がする。 "コロナウイルス"というものを基準にこの年を見るなら 1〜2月中旬 ポストコロナ期 2月末〜3月末 コロナ襲来期 4月〜5月末 緊急事態宣言期 6月〜8月末 コロナ共生模索期 9月〜12月 新生活スタイル定着期 個人的にはこういった感じだった。こ

          湯木慧防護服ワンマン『選択』

          2020/09/12防護服ワンマン『選択』に行ってきた 感想を書こうと思うが、すべての曲で書くのではなく、特に印象深い曲について書こうと思う。 ・網状脈 歌詞が歌われて、「はっ」とした。22歳おめでとうございます、と思った。毎年変わる歌詞、湯木さんの創作が作り終えてからも生き続けていることを象徴しているかのようなこの曲がライブで常連なのが嬉しい。 あと特に、バンドでやる時はほぼ確実に入ってて、湯木チームもみんな好きなんだなって伝わって嬉しい。 ・存在証明 このライ

          湯木慧防護服ワンマン『選択』

          湯木慧"狭間"English ver.

          湯木さん、メジャー1stEP 『スモーク』発売おめでとうございます。 6月からのこの数ヶ月は、あなたのおかげで僕にとって特別なものとなりました。いつも、ずっと、ありがとう。 このブログでは湯木さんの新曲『狭間』に対する僕の想いを語ると共に、製作した英訳版の歌詞を載せようと思います。 動画はこちらから→ 狭間 english ver. 震えだしたこの指も Trembling the fingers, on my blank sheet 震えだしたこの声も trembl

          湯木慧"狭間"English ver.

          from26 to 30

          26歳2日目がもうすぐ終わる。初日は怒涛の中で過ぎ去ってしまったので、遅ればせながら書いている。 自分の中で節目の年というものがいくつかある。25歳というのは間違いなくその中のひとつで、この1年間をどう過ごすかということは自分的に結構テーマや目標があった。結果的に25歳は自分が思う形にならないということを尽く思い知る一年になったのだが、学んだことや考えたことも多かったのでそれをまとめておこうかと思う。2019の末に言語化が不可能だったこともある程度まとまってきたので。 目