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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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#東京都

"至高のカフェ"

"至高のカフェ"

ー奥さん、大はしゃぎ奥さんが自身にとって"至高のカフェ"を見つけて大はしゃぎだ。東京都台東区にある「イリヤプラスカフェ・カスタム倉庫」。カジュアルな雰囲気の中にどこかレトロ感もあり、落ち着きがあって良い。パンケーキはこのカフェのイチオシかは知らないが、フカフカしていて美味い。カフェ好きでなくても普通にリピートしたくなる。うぅ、確かにリピートしたくなるにはなるのだが、足繁く通うには、都度、財布の中身

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ご機嫌で苦にならない

ご機嫌で苦にならない

ーパーラー江古田と長蛇の列ゴールデンウイーク(GW)最終日の5月6日。奥さんたっての希望でカフェ風のイートイン・スペースがあるベーカリー「パーラー江古田」(東京都練馬区)に行く。奥さんによると、パン好きの界隈では美味しいと評判の店らしい。実際、オープンから30分過ぎた9時ごろに訪れたところ、家族、カップルら5組が入店待ちの列を成していた。普段であれば、今度にしようとあきらめるが、今朝はすこぶる機嫌

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まだ終わらんのだよ

まだ終わらんのだよ

ー塩船観音寺のツツジ街中で眺めるツツジ(躑躅)は、いよいよ見ごろを過ぎて次の季節への移ろいを感じさせる。そんな中、東京都青梅市にある塩船観音寺のツツジは、われわれはまだ終わらんのだよと言わんばかりに気を吐いている。本堂がある谷戸の斜面を遠目から眺めると、ツツジの濃い紫、薄い紫、青みが強い紫、赤みが強い紫がグラデーションになっていて美しい。ツツジ群に分け入り、ツツジ一株一株を間近で見ない限り、見ごろ

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空振りも悪くない

空振りも悪くない

ー緑に癒やし、吹上しょうぶ公園季節を先取りしようとして盛大に空振りー。ゴールデンウイーク(GW)初日の5月3日、初咲きのハナショウブ(花菖蒲)を狙って吹上しょうぶ公園(東京都青梅市)を訪れたところ、残念なことに見事に当てが外れた。公園内には、お目当ての薄紫色の花は一輪も咲いておらず。ただ不思議とショックはまったくなく、それどころか、青々と葉が生い茂る木々と休日の穏やかな時間の流れに癒やされた。奥さ

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昇り龍どこ?

昇り龍どこ?

-高円寺境内の双龍鳥居奥さんを誘って宿鳳山高円寺(東京都杉並区)に行き、昇り龍と降り龍の2体の龍が巻き付いた「双龍鳥居」を見学した。ただ夫婦揃って、どうしても昇り龍の頭部が見つけられない。努力はしたものの、結局はっきりしないまま、この寺を後にすることに。2024年は辰年。そんな夫婦が龍のご利益を得るのは龍の御心次第。期待せずに吉報を待とう。

達成感とご利益

双龍鳥居がある社寺は都内に3カ所。先

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「初詣中毒」疑惑(下)

「初詣中毒」疑惑(下)

ーパワスポ、それが理由!?「初詣中毒」が疑われる奥さん。気付かれないようにあれやこれや探りを入れて、出た結論は「シロ」。馬橋稲荷神社(東京都杉並区)に誘った理由は、どうやらこの神社が都内の隠れパワースポットだかららしい。昨年(2023年)パワスポ好きの知人から情報を入手し、これまで行く機会を虎視眈々と狙っていたとか。何という執念。初詣中毒と同じくらい恐い。

新たな脅威

この先、パワスポ巡りに付

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「初詣中毒」疑惑(上)

「初詣中毒」疑惑(上)

ー願掛け、そこまで必要!?奥さんに誘われて、きのう(1月6日)東京都杉並区にある「馬橋稲荷神社」に行ってきた。個人的に初詣というより、むしろ、ちょっとした散歩感覚で付き合ったが、果たして奥さんはどうか。初詣のつもりであれば、奥さんにとって今年(2024年)に入って3度目になる。ちょっと恐い。何度お参りしても落ち着かず再びお参りしてしまう「初詣中毒」を疑いたくなる。

問題なし

初詣は複数回行って

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義母、娘と張り合う

義母、娘と張り合う

ー中吉に落胆奥さんと義母はきのう(1月5日)「高幡不動尊」という名前で親しまれている金剛寺(東京都日野市)にお参りに行ったそうだ。義母は「ことし(2024年)は絶対おみくじを引かない」と息巻いていたにもかかわらず、早くもそれを撤回し、おみくじを引いたらしい。義母をからかう材料がまた一つ増え、笑いが込み上げてくる。次に会う機会が今から楽しみだ。

宣言撤回

「おみくじは大吉だったのに良いことがちっ

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うっかり屋の初詣

うっかり屋の初詣

ー願掛け忘れ2024年の初詣-。奥さんと連れ立って、ここ数年通っている白山神社(東京都練馬区)に足を運ぶ。満を持して昼ごろに向かった。見えてきたのは、神社を取り囲むようにできた老若男女の長蛇の列だ。仕方ない。先の見えない混迷の時代。氏神さまに頼りたくもなる。

ワンセット

インターネットによると、初詣は本来、地域の守り神である氏神さま(神社)に旧年の感謝を伝え、迎える新年が良い年になるよう願掛け

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銭湯「堀田湯」

銭湯「堀田湯」

ー深さ160cmの水風呂東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が発行するフリーペーパー『1010』によると、東京都足立区にある堀田湯は、立った姿勢で浸かれる水深160cmの風呂があるらしい。そのまま首元辺りまですっぽり浸かれるのは、お風呂というより、むしろプールに近い。普段と違う感覚でお湯を楽しめるところが嬉しい。ただ、この風呂はどうも水風呂のようで、サウナ好きに喜ばれそう。いつもと違う感覚で火照った身

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癒やしの賞味期限

癒やしの賞味期限

ー長くてわずか1日ここ2週間、週末の過ごし方が良い感じだ。先週の土曜日(7月22日)が東京都東村山市にある北山公園で、ハス(蓮)見物に里山体験。"古き良き時代の日本"の風景に穏やかな気持ちに。きょう(同30日)は東京都清瀬市の夏イベント「清瀬ひまわりフェスティバル」を見学。2万4000平方メートルの農地に咲く10万本のヒマワリは実に癒やしがある。ただ、あすから再び仕事だと思った瞬間、安らいだ気分が

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春のワンデーパス

春のワンデーパス

ーイベントはしご(中)2023年の「端午の節句(5月5日、子どもの日)」ー。東京スカイツリータウン(東京都墨田区)と東京タワー(同港区)で、それぞれ行われていた鯉のぼりイベントをはしごし、夫婦揃って充実したゴールデンウイークの一日を過ごした。東京都が世界に誇る2大ランドマークとたくさんの鯉のぼりが織りなす圧巻の風景もさることながら、都営地下鉄が発行する「春のワンデーパス」にも感謝したい。

お得感

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タイムリミットと忘れ物

タイムリミットと忘れ物

ー初詣これほど慌ただしい初詣は、おそらく今年(2023年)が初めてだろう。お参り後、急いで贈り物を実家に届ける必要があった。しかも、贈り物の中に入れたドライアイスの関係で、2時間以内に参詣などをすべて済ませて実家に着かなければならない。今年は、正月から実にスケジュールがタイトだ。そして、こんなときこそ、忘れ物や落とし物が危ない。

うっかり

実家への贈り物は、銀座コージーコーナーの新春限定商品「

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どこかゴメンなアラカルト

どこかゴメンなアラカルト

ー義母、完全復活の狼煙(番外編)義母、奥さんと一緒に東京都内の高級ホテルに一泊した経緯を綴った連載「義母、完全復活の狼煙」シリーズ。同連載に収録しなかった、どこかゴメンな小話をまとめて紹介する。個人的には、今後、旅行プランを練る際の忘備録として参考にしたい。

(1)プランづくり

東京都民が対象の都内観光割引「もっと楽しもう!Tokyo(もっとTokyo)」。おかげで都内の高級ホテルが割安に。地

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