見出し画像

CFOの三種の神器/資本政策:CFOになるために、資本政策の作成練習をする方法

CFOで何年も仕事をし何度も資金調達していると、
自ずと資本政策の勘所みたいなところも掴み、
作成はできるようになります。

しかし資本政策をスタートアップで作成することは多くとも
ボードメンバーでしか作成及び議論をすることはありません。
一般的な会社ではほとんど作成することはありません。


CFOになり資本政策を作成することなった時に、
ベースとなる考えや他社事例が把握できていないようでは、
ただの作業者になってしまい、CFOというボードメンバーの視点から
資本政策の運用、ひいては資金調達ができるとは言えません。



では、資本政策を作る練習をしていくのか、
今、資本政策を練習していくなら、
こういう効果的な方法があるという参考例です。

前提として、
資本政策の一般的なフォーマットはどこでは概ね一緒です。
ネット上でも参考例はいくらでもあります。

またネットでの書式がいまいち良いのが探せないという人には、
起業のファイナンスに参考例が記載しているので、
そのまま活用してしまうことでも良いです。

フォーマットができたら、他社はどのような資金調達をしているのかを
知る必要があります。

どのよう他社の資金調達を知ることができるのか、

INITIAL Enterprise
https://initial.inc/enterprise

STARTUP DBやINITIAL Enterpriseが各スタートアップの資金調達金額や
投資家のリストアップをしてくれていますから、
ここから各資金調達ラウンドを
どのように実施してきたかを分析することができます。


他社事例をもとにどういう傾向があるのか、
どういうタイミングで実施してきたのか、を分析します。

これだけで何も情報がない中でCFOになるより
100倍は良いアウトプットがだせます。

他社事例は10-20社は実施した方がいいです。
そして資金調達ラウンドを3回以上は実施している企業から
分析することで傾向がみえてきやすいはずです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?