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一貫性のない自分のための写真集

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一貫性のない自分による、一貫性のない自分のための、一貫性のない写真集。 自由気ままにスマホで撮ったスナップ写真を、自由気ままに加工して楽しんでみようと思います。 基本的に説明… もっと読む
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一貫性のない自分のための写真集⑪

スナップ写真が好き。それは何気ない日常に潜む「幸せ」「素敵」「好き」が見つかるから。それはアンリ・カルティエ・ブレッソンだったり、ソール・ライターだったり、先人たちが教えてくれたこと。それは僕の中では珍しくも一貫性のあることかもしれない。ただ、肖像権だったりが難しく、モザイクをかけたりしても、いまだ自分のなかで明確な基準が見つからないでいます。スナップ写真好きの方や達人の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントでそこらへんを教えてくださいませ〜。
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一貫性のない自分のための写真集⑩

今は亡き母と行った台湾旅行で撮った1枚。道端のフルーツ屋さんのゴミを撮影したものです。フィルムだからか、そのときの気候のせいなのか、母との思い出によるものなのか、なんだか湿り気のある写真でボクは好きです。ゴミの中にも美しいものもある。そんなメタファーを感じていたのかもしれません。剥かれた皮にまぎれてタバコの吸い殻もあったりで、雑多でエネルギッシュさみたいなものも感じます。母と食べたドラゴンフルーツ、なんだか水っぽ...もとい、とてもみずみずしかったことにしておきましょう。
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一貫性のない自分のための写真集⑨

前回はひん曲がった街並みが好きと言っていたのにもかかわらず、目の前の無数の直線に心惹かれてついパシャリ。まぁ、そんななかにもなにやら円があったり有機的ななにかしらもあったりで結局は対比（コントラスト）がテーマなのでしょうか。ある階層では一貫性がなくても、別の階層では一貫性があったり、そんなことをぐるぐるぐるぐる考えていることが好きなのでしょうね。そこにはもしかしたら一貫性があるのかもしれません。そんな終わりなきボクの思考も、なんとなくでもよいのでらせん状に昇華されていれるのであればありがたいのですが...
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一貫性のない自分のための写真集⑧

古い曲がりくねった街並みの奥に見える直線で構成された高層ビル群。ボクにとってはこれから発展する直線的な風景よりも、失われゆくひん曲がった風景の方が愛おしく感じられてしまうのです。でも、きっと、新／古・直／曲、どちらもが存在するが故の愛おしさなのでしょう。二項対立はわかりやすいけど、本当はもっと中間の曖昧なものたちを受容できる器と、本当はもっと中間にある自分にとってちょうど良いものたちを選び取れる感性を持ちあわせる人間でありたいものです。
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一貫性のない自分のための写真集⑦

すべり台になるがために、かち割られたぞうさんの頭のすき間から、ぱんださんやらおうまさんやらとらさんやら。夕暮れ時も手伝ってなんだかもの寂しい。ぞうさんなのに死んだお魚さんのような目をしている。頭を割られるくらいなら、まだ背中に乗られる方がマシか。"たま"というバンドの曲で「夕暮れ時のさびしさには牛乳がよく似合います」なんて不条理な歌詞があったけど、そんな世界観もあるようなないような。ボク自身、たまの音楽にずいぶんと魅了された時期もあり、その影響は否定できません。
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一貫性のない自分のための写真集⑥

カツーンカツーンと、静かな空間で鳴り響く靴の音が聞こえてきそうな（？）１枚。螺旋階段（というのかはわからないけど）って魅力的ですよね。あ、螺旋階段に惹かれるのは自分のなかの一貫性かも。ちょいとクリシェすぎやしませんか？なんて批評も聞こえてきそうですが、そんなことは関係ありません。だって自分のための写真集なのですから。
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一貫性のない自分のための写真集⑤

グランドに1人取り残されていた。なんだか切なかったから思わず。DXやメタバースなどと言った流行り言葉の中で、現実に存在する物が持つ情報量の多さは忘れさられようとしているのか。この野球のボールのように...僕は馬鹿にされようが、素人感があろうが、日の丸構図が名前ともども好きだ。あんまり自分の好きを主張することは好きではないけども、これは好きだ。そこには一貫性があるのかもしれない。そう考えると、これはデジタルで撮ったけど、やっぱりフィルムなんだろうな。一貫性という面では...まぁ、ものにもよるか...
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    一貫性のない自分のための写真集④

    はしご車？の主役感。歩道橋と電線の垂れ具合。歩道橋の経年具合。やっぱりボクは平面的な構図が好きみたいです。
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    一貫性のない自分のための写真集③

    壁の染みと錆びた面格子と柵に惹かれたんです。
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      一貫性のない自分のための写真集 ②

      安定感のある構図がいい。左右上下のバランスが絶妙かも。建物も自転車もまた魅力的。
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      一貫性のない自分のための写真集①

      一貫性のない自分による、一貫性のない自分のための、一貫性のない写真集の記念すべき第一回。基本的に自分に対するコメントですので手前味噌感満載です。あらかじめお含みおきください。自分へのコメント：久々にモノクロに加工してみたけど、思いのほかいい感じじゃない？雨の街を見下ろす鳩は何を考えているんでしょうか？