見出し画像

肩書き

肩書きが欲しいと思うときがありました。
自分はこんな人間ですと、胸を張って名乗れる肩書き。
けれど、歩みを進めていくと、
肩書きが大切というよりも、
どんなことを思い、どんな行動をおこして、どんな結果になり、
この反省を活かして次はどんなことをしようと思うほうが、
大切なのだと思いました。
肩書きが欲しかったときは、
ただ憧れていたときで、こうなりたいとは思っていましたが、
なかなか行動をすることができなかったときでした。
本を読むことは好きで知識はありましたが、
からだを動かすことをほとんどしてこなかったので、
その頃はやる気というものが少なかったです。
肩書きは誰かが付けてくれるものではなく、
やりたいことは誰かがみつけてくれるものではなく、
やる気は誰かが火を付けてくれるものではなく、
すべては、自分でおこなうもの。
そのきっかけが自分にとって本であり、
ストレッチであったりしました。
肩書きが欲しかった頃は、
何かきっかけが欲しかったのだと思います。
肩書きがあると、堂々としていられると思い、
勘違いしたのでした。
でも、実際に肩書きが付くと責任というものが付きます。
肩書きにあうプロフェッショナルになります。
たぶん、学生時代の自分は、
はやく大人になりたい、認められたいと、
そんな気持ちでいたような気がします。
僕はあまりしゃべらないので、
しゃべる代わりにどんどん考えて計画して、
行動して反省しての繰り返しをおこないます。
しゃべると楽しいし話を聞いてもらえるとうれしいのですが、
話をして、それで満足してしまい、
結局何もしなかったことがよくあったので、
自分から一方的にしゃべっていると思うときは、
ひと呼吸置いて、しゃべっているという自覚をして、
相手へお話の聞き役に回ることがあります。
自分がどうしたいということを確認するために、
しゃべることは必要だと思うので、
ある程度の、適度なおしゃべりは必要だと思っています。
けれど、僕はしゃべることが苦手なので、
聞き役が多くなるのだと思いました。
聞き役が多いと、
自分でも自分がどうしたいのかがわからなくなるので、
肩書きが欲しくなり、少しでも優位に立ちたいと思ったのかもしれません。
むかしドラマで名刺交換のシーンがありまして、
名刺に肩書きが書いていなくて、名前だけが真ん中に書かれていて、
かっこいいなあと思いました。
デザインもないし、
電話番号も何も書いていない名前だけが印刷されている名刺。
名刺にしても言葉の選び方にしてもコミュニケーションの仕方にしても、
人柄が出るものだと思いました。

#多様性を考える

この記事が参加している募集

多様性を考える

なりたい自分

with ヒューマンホールディングス

機会がありましたらサポートお願いします!。みなさんからいただいたお気持ちは、大切に、活動資金として使わせていただきます。