K,Yanagisawa

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最近の記事

ビー

私の名前はアーピ 意識体です。物資は光の速さを越えられないということはあなたたちも知っているでしょう。しかし 意識体であれば 光速を超えられます この宇宙を創造したのはビーです。ビーは全てを創造しました。ビーは神なのかって。 神は人類の認識の創造物ですが ビーは神ではありません。 ビーはこの宇宙の存在全て 時間まで創造した。 ビーとは全てを創造するものなのです。 なぜ ビーは地球に関心があるのかって? ビーはこの宇宙全体を認識しています。 太陽のような恒星を廻る惑星は無数にあ

    • 縁切り

       時々周りの全てと縁を切りたくなる。友人 知人 会社の人々 町内会のこと等 毎日会社に行っているが 別に彼らは友人でもない いわゆる同僚であるが ただ それだけである。何故か仲間意識を醸成せんがための 新年会やら忘年会 花見会があるが 私はむしろ積極的に参加している しかし 内心は嫌なのだ。ほっといて欲しい。 が そうもいかない 組織人であるゆえに結局毎日誰か彼かに会わざるを得ない。 鴨長明のように庵を編んで 一人静かに暮らしたい。当然 スマホも捨てる。つまらん情報なんて要ら

      • 歩くということ

         何気なく普通に歩くということは、別に特別なことではないと思われているが、「歩く」ということは「走る」ということと全く違う行為である。  「◯◯を歩く」という場合、歩くと同時に周りを観察することを意味することがある。つまり、歩く行為はある目的のための付随的なことと言える。 いや別にそんなことはなく、走るまでもないから歩いているだけだという意見もあるだろう。しかし、走る場合は必ず目的がある。約束の時刻に遅れるとか、信号を早く渡るとか。  特にマラソンランナーや短距離走者は、走る

        • 先輩の忠告

          なに 作家になりたい?いいねえ なれよ。 でも 君は何をしてるんだ。毎日 酒を呑んで文学論とやらを論じているのか。  到底君は作家にはなれないよ。 作家とはなんなんだ なんかの文学賞をもらえば作家なのか?ちがうだろ 書きたいものがあるから 書くんだ。  無ければ止めろ。 そんな いい加減な気持ちで作家なんかなれる訳がない。  絵でもそうだが、ぱっと話題を集めたら人気作家みたいになる。芸術の中心がパリからニューヨークへ移った感もあるが、画廊と画家がコラボして金集めをしてるようだ

          にわとりと珈琲(2)

           先生の右手の人差し指は欠損していた。最初にアトリエで会ったとき、先生は長机の下に両手を下げて話し続けた。最初僕は特に何も思わなったが、だんだんと、何故両手を机の下に隠しているのか、いや別に隠している訳ではなく、ただの癖なのか気になってきた。  長机の上には灰皿とタバコが置いていた。先生はヘビースモーカーだった。先生はどうもしびれが切れたらしく、机の下から両手を出しタバコを手に取った。  その時、先生の右手を見たときちょっと違和感を感じた。右手の親指が常に人差し指を覆いかぶさ

          にわとりと珈琲(2)

          風の便り 太宰治より

           「作品を発表するという事は、恥を掻く事であります。神に告白する事であります。そうして、もっと重大なことは、その告白に依って神からゆるされるのでは無くて、神の罰を受ける事であります。」井原退蔵の手紙より 風の便り とは太宰治の小説 売れない作家木戸一郎と大作家 井原退蔵の往復書簡の体裁である。が実のところ1人二役の感じがする。 太宰治の小説には警句とでもいうのか はっとするような文章がある 上記は心に残った一文。

          風の便り 太宰治より

          AIが創作したショートストーリー

          「画家」と「猫」を題材にショートストーリーをAIに創作してもらいました。 画家と猫  古い街の片隅に、一人の画家が住んでいた。彼の名はトーマスといい、彼の作品は色彩豊かで生き生きとしていたが、彼自身は孤独な人物だった。ある日、彼のアトリエに一匹の野良猫が迷い込んできた。その猫は白い毛並みに大きな黒い斑点があり、非常に美しかった。  トーマスは最初、その猫に興味を示さなかった。しかし、猫は毎日アトリエにやって来て、彼の絵の前でじっと座っていた。やがて、トーマスはその猫に魅了さ

          AIが創作したショートストーリー

          映画「perfect days」

          ヴィムベンダース監督の「パーフェクトデイズ」を観た。 「ゴジラ-1.0」とどちらを観ようか迷ったが、久しぶりのヴェンダース監督作品を観ることにした。  これは、東京(渋谷区?)で公衆トイレの清掃員として働く男の日常を淡々と描いた映画である。主人公の名前は「平山」。これは、小津安二郎監督の「東京物語」で笠智衆演ずる老人「平山周吉」から取ったものである。  いかにも、小津安二郎監督を敬愛して止まないヴェンダース監督らしい。 さて、この主人公は何故一人暮らしで、トイレの清掃員とし

          映画「perfect days」

          セクハラ?

          ある事業所での話。 女性事務員が仕事中にくしゃみをした。 それを見た上司が 「お、昨夜旦那といいことしたんかい?」 とニヤっとして言った。 今ではパワハラかな😊 チャンチャン

          セクハラ?

          ペンギン

          昔 ポロシャツの胸にワンポイントワッペンが 流行りました。今でもあるのですが、アーノルドパーマーなら傘のマーク ラコステならワニ ラルフローレンならポロのマーク そしてマンシングウエアならペンギンマーク Aさんは オリジナルのブランドポロシャツは高いので 安い無地のポロシャツにマンシングウエアのペンギンを刺繍してもらえば良いじゃんと思いました。本当は良くないけどね。 そこで 刺繍屋さんに無地のポロシャツを持って行き 胸にペンギンのマークを入れてくれと依頼しました。刺繍屋さんは

          散歩

          僕は歩く どんどん歩く ずんずん歩く 風景が流れるよ 雲が空で 流れていくよ らんらん歩く 道端に小さな花が咲いているよ おやこんな店があったかな 行き交う人にこんにちは 僕は歩く トントン歩く 車がバンバン追い抜いていく そんなに急いでどこ行くの 僕は歩く おや 野良猫さんこんにちは いい天気だね 僕は歩く 風が頬に心地よい 僕は歩く ここはいったいどこだろう 知らない人が手を振るよ 僕は歩く 歩いて歩いて 遠くまで来た さて 帰り道がわからない

          どうして旅に出るの? 苦しいからさ 太宰治 津軽 より

          宇宙

          宇宙は広大だ。大きすぎて感覚的に良くわからない ハッブルが宇宙は加速度的に膨張していることを発見した だが 宇宙の膨張とは何のか 空間が膨張するのなら膨張するだけの空間があるということか 宇宙のことをコスモスと言うことがあるが 間違いである 正しくは コズモスである コスモスは花 宇宙の大きさに較べれば 我々の存在 人生なんて チリ以下 そう考えると 楽になる 今から50年前は自分は存在したけど 50年後には存在していない そんな ちっぽけな存在だが 宇宙のことを考えるのは 

          芸術家

          芸術って なんなの? すみれの花さ。 なんだ つまらない。 つまらないものですよ。 芸術家って なんなの? 豚の鼻さ。 それは ひどい言い方。 でも鼻はすみれの匂いを知っています。 太宰治より

          イエスキリスト

          聖書という書物はたぶん 世界で最も多く出版され読まれている書物であろう 聖書には新約と旧約とあるが 新約がギリシャ語 旧約はヘブライ語である。 多くの人がイエスキリストが名前だと思っているかも知れないが 正確に言うと イエスは名前である ナザレのイエスが正しい が キリストは名前ではない キリストとは油 香油を注がれたものという意味である 正確にはクリストス 高貴な方 王である イエスの死後 イエスはキリストだと言い始めたのは 確かマタイである イエスは生前書物を残さなった 

          イエスキリスト

          すき焼きについて

          すき焼きはポピュラーな料理だが ここ九州の田舎の街にはすき焼き専門店はない たぶんすき焼きは家庭料理という位置付けだと思われる ところが京都当たりだと すき焼きや水炊きの専門店がある 水炊きは福岡の博多でも結構あるが すき焼きは寡聞にして知らない 昔 京都で食べたすき焼きは まずザラメと牛肉を炒め それから割り下をいれるというものだったが 地方の家ではそんな上品ななことはせず 牛脂で牛肉を炒めたら どばと白菜やねぎや豆腐や入れまくり それから醤油や砂糖で味を調整する 要はごっ

          すき焼きについて