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ヒト&胃袋の縮減と無関心の大波。〜2024年の抱負〜【八百屋から見た“食”no.40】

2024年も美味しい普段遣いを念頭に仕事します。

いつのまにかフォロワー100名超えてました。ありがとうございます。
2023年の抱負は継続しつつ、2024年になった今思うことを列記します。

◇経営の最適化(≒個人労働/行動範囲の最適化)
◇(働く)ヒトがいなくなる中の運営
◇食資源が減りづづける中の運営
◇〃→それでも野菜&コメは余っちゃう問題
◇労働のスコア化(単価&軽作業化)
◇食事のスコア化(栄養摂取化)
◇「〇〇の消費拡大・推進」という都合良い未来はやってこない
◇老衰する消費社会と向き合いつつ、他を圧倒する
◇老衰する昭和の価値観/経済観念/同調圧を飛び越えた仕事
◇安く大量に買える=幸福ではない
◇あと10%・東京では20%物価が上がる
◇輸送は“時間が倍”か“料金が倍”に
◇気にするよりも、気にしない生活を
◇Web/SNSと一定距離が置けるヒト⇔置けないヒトの差が出る
◇体験したヒト⇔体験しないヒトの差が出る(生活習慣&家庭環境含む)
◇考え“れ”る(判断する)ヒト⇔考えないヒトの差が出る
◇モデルケース(≒日本人全員の共通認識・マス・世間体・常識・教養)のない社会へ
◇対面というリスク(ヒトという可能性・ヒトというバイアス)

激変するだろう社会情勢の中で私にできること。
「食べて美味しい」という原体験を育てて広める、このワンイシューだけです。

個人商店の営業面では、いろいろあれこれ激変するであろう中でも
・ヒトがいなくなる中でも個人色を打ち出し続ける
・仕入れ&販売を通じて作り手&買い手の皆さんの支持を得る
・美味しい野菜をお渡しするというクレドを達成し継続する
支持を得、売上と収益を作り営業を継続できるかに尽きます。

昨年以上に社会環境の変化は大きいはず。
最適化&合理化という急速な流れに抗うほどの人的余裕/時間的余裕は、老衰する日本社会にはもうないのだろうと考えています。
天候リスク・物流リスク・災害リスク・情報伝達リスク・海外リスク・老衰リスク。
先を見据え準備し、柔軟に対応しつつも抗う部分もありーの。
「個人商店を楽しむ」ことはいっときも忘れず、2024年の荒波を根気強くサーフしてまいります。今年も営業の合間にいろいろ書きます。ぜひお付き合いください。

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↓2023年の抱負はこちら

↓過去投稿(参考):経営を続けたいなら値上げする

↓過去投稿(参考):生鮮品/生鮮売場はもうマストではない

↓過去投稿(参考):美味しい野菜を食べ、また食べたいという体験を育てたい

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