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インドの「お好み焼き」【レシピ付き】

最近、雨の日が多いですね。

韓国では、「雨の日はチヂミを食べるのがお決まり」だそうです。
私の想像では、「雨の日はテンションが下がるから、少しでもテンションを上げるために、韓国人はチヂミを食べているのだ」と、これまで思っていました。ところが、違っていたようです。

韓国の人たちにとって、雨の日はチヂミを食べるのがお決まり。雨が降る日にチヂミ屋さんに行くと、必ずといっていいほど満席だ。雨の音がチヂミを焼くピチピチという音を連想させて食べたくなる、と言われているが、キム・ナレさんは「私にとっては子どもの頃からの習慣。反射的に食べたくなります」と話す。

「おいしい韓国料理8つのコツと『雨の日はチヂミ』『誕生日はわかめスープ』の理由を料理研究家キム・ナレさんに聞く」


本当は、チヂミやホットク、パン、ナン、餃子、担々麺、うどん(関西系のもの)、皿うどん、カルボナーラ、ピザ、フォカッチャ、クッキー、ケーキ、マフィン、マーラーカオなど、小麦粉でできたものが大・大・大好物なのですが、数年前から小麦アレルギーなので、そうしたものを避けて暮らしています。
一応、食べることはできるのですが、食べたあと、頭がボーっとして(ブレイン・フォグ)仕事にならなかったり、皮膚に炎症が起きます。

アレルギーになりたての頃は、市販されているほぼ全てのお惣菜や調味料がNGになってしまい(醤油や味噌、麵つゆでさえ、小麦粉が入っているものが多いです)、食べることができる物の選択肢の少なさに、肩を落として、ただただ溜め息をつく日々でした。

そんな時に出会ったのが、インドのレシピです。

インドでは、「小麦は身体に悪い」ということで、
子どもにアレルギーがあろうがなかろうが、
小麦でできたものは与えない親が、一定数いるそうです。

また、「13億6000万の人口の3割弱が菜食主義とされる、
世界最大の『菜食国』」でもあるそうです。

卵・乳製品アレルギーもあるので、インドのレシピは、
私にとって「救世主」のような存在です。

ひよこ豆の粉で作るお好み焼き、"Gram Flour Puda"のレシピです。

小麦粉はどちらかというと、淡泊な味ですが(それが小麦粉の良いところでもありますが)、ひよこ豆の粉は、タンパク質が豊富なせいか(ついに親父ギャグを口走ってしまう年齢になりました)、卵のような、チーズのような、良い意味でジャンク・フードのような味がします。

【レシピ】
ひよこ豆の粉        150g
玉ねぎ(みじん切り)    1玉
にんにく(みじん切り)   2かけ
しょうが(みじん切り)   1 cm
アジョワン・シード     小さじ 1/2
(別名:キャロム・シード、アジワン・シード、タイモル・シード)
塩             小さじ 1/2
チリパウダー        小さじ 1/2
パクチー(みじん切り)   大さじ3
青唐辛子(小、みじん切り) 1本(すごく辛そうなので、私は入れないようにしています)
水             175 ml
油             小さじ4

【手順】
1.大きなボウルに、水と油以外の全ての材料を入れ、混ぜ合わせる。

2.混ぜ合わせたら、水を流し入れて、混ぜ合わせる。

3.フライパンに、油を小さじ1/2、回し入れ、弱火~中火で温める。

4.ボウルに入っているタネの1/4の量を、フライパンに入れて広げる。

5.黄金色になるまで、2~3分焼く。

6.裏返す。

7.フライパンに、油を小さじ1/2、追加する。

8.裏面も黄金色になるまで、2~3分焼く。


≪補足≫
・レシピでは、パクチーが使われていますが、他の野菜でも全然良いと思います。香りがあるものほど美味しく感じたので、パセリやバジル、ミント、オレガノなどがおすすめです。紫蘇も良いかも、と今思いました。野菜の量は、お好みで調節してください。

・レシピでは、アジョワン・シードが使われていますが、他のスパイスでも全然良いと思います。ただ、アジョワン・シードは消化を助けてくれて、頭もすっきりするので、私はアジョワン・シードは入れるようにしています。気分によって、フェンネル、クミン、コリアンダー・パウダーなども加えたりしています。

・私はまとめて大量に作るようにしています。
後日食べるときは、油をひいたフライパンで温めると、美味しいです。

・別途、ドレッシングやソースを作るのが面倒なので、
何も付けなくても、そのまま食べることができるよう、
私は塩の量を2倍にして作っています。




ひよこ豆の粉は、インドの食材店で売られています。
私は、こちらのお店の、ひよこ豆の粉がお気に入りです。
他のメーカーのものよりも、チーズっぽさが際立っている気がします。




ひよこ豆の粉を使って、「なんちゃってスクランブル・エッグ」なるものも作ることができるそうです! 今度試してみたいです。




【参考文献】
奈良部健. “世界最大の菜食国、でもヴィーガンが根づかない インドの深いベジタリアン事情” . The Asahi Shimbun GLOBE+. 2021.
https://globe.asahi.com/article/14482619, (参照 2024-02-23).


Chetna Makan, Chetna's Healthy Indian: Everyday family meals. Effortlessly good for you, (An Hachette UK Company, 2019), p.154



おすすめの曲

天気がどよ~んとしている日は、太陽全開で、パリッとした曲を聴きたくなります。

また君に会える/ケツメイシ

大学時代、台湾人の留学生に、
「ふだん、どんなジャンルの音楽を聴いてるの?」と聞いたところ、
きっぱりと、「クリスマスの曲だよ」という返事が。
「クリスマスの曲」が、音楽の一(いち)ジャンルに相当する、
ということに、まず驚きましたが、
それよりも何よりも、自分と同年代の人が、
まだ知り合って間もない人に対して、
自分が好きだと思うことを、正直に語ることができる、ということに衝撃が走りました。
当時、私は自分が思っていることや本音を口に出すことが、
ものすごく苦手でした。
本当は、私も「クリスマスの曲」が大好きで、
何なら、年中流しておきたいくらいでしたが、
遠慮して(誰に?)、冬だけ聴くようにしていました。
その留学生の言葉を聞いてから、
季節問わず、好きな音楽を聴くようになりました。




出逢った頃のように/Every Little Thing




カラハーイ/Cocco

歌詞に出てくる「ちんぬくじゅーしー」とは、
沖縄で冬至に食べられている「里芋の炊き込みご飯」らしいです。

歌詞の「ちゅーぬ ゆーばん ぬーやがて
ちんちんちんぬくじゅーしーめー」は、
「今日の夕飯 な~に?
里芋の炊き込みご飯だよ」という意味らしいです。

沖縄料理が大好きなので、いつか食べてみたいです。



おまけ

~ ここまでお読みくださった心優しいみなさまへ ~
お忙しい中、お読みくださりありがとうございます!\(^ ^)/
大変なときに、役立つかもしれない情報のプレゼントです。

インドは、スナック菓子もパンチが効いていて、やみつきになります。
日本のスナック菓子は、パンチを出すために、
人工調味料がたくさん使われていることが多いですが、
インドのスナック菓子は、多種多様なスパイスを組み合わせて、
クセになる絶妙な味に仕上がっています。
さすが、スパイス天国だな~、と思います。
インドのスナック菓子は、保存料などの添加物も、
ほとんど使われていません。

また、日本のスナック菓子の袋には、空気がたくさん入っていて、
実際の内容量がとても少ない印象ですが、
インドのスナック菓子は、袋の中にがっしり入っています。

ひよこ豆の粉でできたお菓子も多く、
タンパク質がとれるため、防災食に良いかもしれません。
私は、白ご飯をそのまま食べることが苦手なため、
ふりかけとして使っています。

ただ、物によっては、ものすごく辛かったり、
油臭かったりするので、注意が必要です。

私は、以下がお気に入りです。

↑ Chheda'sというメーカー(ブランド?)は、物によっては油臭かったりしますが、上の2種類は油臭くないです。



↑ 辛いものウェルカムな方は、こちらも美味しいです。



↑ 小麦OKな方は、こちらも、ものすごく美味しいです。



↑ 小麦OKな方は、こちらもどうぞ。とびきりの美味しさです。

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