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2-2 進化生物学的にみた「人間」(2章:「よいデザイン」という難題)
(Last Updated : 2019.10.11 / Version.1.1)
前回のノートでは「よいデザインとは?」というお題に始まり、人間の行動がいかにして非合理的かつ不確実なものであるかを説明しました。このノートでは人間を「生物」というレベルから俯瞰して眺めてみながら、人間の行動法則と「よいデザイン」へのヒントを探ってみたいと思います。
「人間の生きる目的」から始まる世界人間を生物と
2-1 よく分からない「人間」(2章:「よいデザイン」という難題)
(Last Updated : 2019.10.1 / Version.1)
前章では「デザインとは?」というお題について述べました。その中でデザインの歴史を踏まえつつ「デザインの中心には人間がいる」ということを説明しました。そして、この中心たる人間はデザインの基本構造において「想像」という場面で「評価」として機能することを説明しました。
ということで、2章ではこの「評価(Evaluation
1-2 デザインの基本構造(1章:デザインとは?)
(Last Updated : 2019.10.25 / Version.1.3)
前のノートではデザインの歴史を簡単に紐解きながら、デザインの重要な核は「人間(ユーザ)を中心に据えて考え、何かしらを設計する」ということあるのを説明しました。このノートでは「これを構造的に考えた場合、いかなる構造になるか?」について迫ってみたいと思います。
ご近所のアートさんデザインの話をしようとした時に、よく
1-1 デザインとはなんぞや?(1章:デザインとは?)
(Last Updated : 2019.8.14 / Version.1)
このノートではデザインの歴史についてザッと振り返りながら「デザインとはなんぞや?」について解説します。
「デザイン」を説明するのは難しい!?実は「デザインとは何か?」について断定的に説明するのは極めて難しいです。というのも、言葉の意味は時代とともに変わってしまうからです。
例えば「おどろく」という言葉は、現代語では