自己満足かもしれない、よしお

肩書きとかもういいかな

自己満足かもしれない、よしお

肩書きとかもういいかな

最近の記事

ANGERSWING#29

カメラを買った。 少なくとも今月頭には買うつもりはなかったし、下見としてお店を訪れた段階では本気で買うとは思っていなかった。 でもいずれは二台目のカメラをなんとしてでも手に入れたいと思っていたし、来月訪れる映像撮影の機会になんとか3カメの状態を実現したいとは思っていた。 だから遅かれ早かれ新しいカメラを買うか、レンタルをするかという選択にはなっていたと思う。 お金はもちろんちゃんと支払った。けど今後の見通しはあまり立っていない。甘い見通しでカメラを購入した。 ただいつか買

    • ANGERSWING#28

      最近、気分転換にコナンの映画を3本観た。 「黒鉄の魚影」「緋色の弾丸」「ゼロの執行人」の3本。 タイトルの付け方が中2病心をくすぐる感じがする。 本当は3本も観るつもりなかったのだが、最初に見た「黒鉄の魚影」が面白くて、今更ながら蘭とコナンと灰原の関係性にグッとくるものもあって、思わず立て続けに見てしまった。 でもさすがに3本でお腹いっぱいになったので、文章を書き始めた。 最初は気にならなかったのだが、観ているうちに段々と気になってくることが出てきたからだ。 批判とかで

      • ANGERSWING#27

        嫉妬心は燃料だと思う。 自分の中でのぐらつきを感じる。自分の努力不足のツケが、逃げてきたことのツケが回ってきているのだろうか。そんなに頑張ってこなかっただろうか。 最近、某区に貼られた選挙ポスターに「努力が報われる社会へ」という言葉が書かれていた。 努力が報われるって何?努力って何?十人十色、千差万別な努力の仕方を報おうとしてくれる方法とは?などなど、色んな気持ちが湧き起こった。 報われない、あるいは報われた気にならないということは個人の努力不足ということなのでしょうか。

        • ANGERSWING#26

          豊かさのことを考える。 自分にとってどんな状態を豊かとするのだろう。 貧しさに目を向けた時に、それは他者との比較であることが多い気がする。 あの人に比べて何かを持ってないとか立場にいないとか、だから貧しい。みたいな結果になりそう。 もちろん自分自身の中で「ああ、貧しいな」って思うことはあるか。誰かに優しい態度を取れなかったとか。 でもそれは他者との比較ではないけれど、状態が良い時の自分と比較をした結果のような気がする。それってもうほぼ他者では? 書いている現時点で、物的

          ANGERSWING#25

          この2年、日常を過ごす上で身体への意識がすごく希薄になっていたというか「どういう姿勢で過ごすとかどうでも良い、とにかく走る」みたいな状態で過ごしてきた感じがする。 日常生活ではその生き方で問題ないし、むしろそうしていくことで身体が今を過ごす生活に適応していくのだろうなと思う。 でも俳優として何かの作品に関わるとなった時にその意識のまま稽古に突入できないなというところにいる。 今もそうだが、どうしてもスマホと向き合う時間が多くて、きっと首が前方に突き出すような形になってし

          ANGERSWING#24

          眠い、ひたすらに眠い。 朝5時過ぎに家を出て、9時ごろに岩手にいて、14時ごろに日本橋に戻ってきていた。 我ながらこの生活は面白すぎるし、朝のうちに家を出ればまだ朝とも言える9時に岩手にいることができるのだというのがとても面白いし、ついさっきまで岩手にいたのに気づけばもう日本橋に戻ってきているのも面白い。 こんな刺激的な生活でお金を頂けているのがとても楽しくて、仕事を辞める気配もなく、週6ペースで働き続けている。 土日は自宅待機で、たまに地方に行くことになるというだけなの

          ANGERSWING#23

          Xにポストするのってなんだか難しく考えてしまいがちで、目の前で起きたこととか自分の身に起きたこととか備忘録的に書きたいのだけど「ああ、うるさいと思われるかな」とか考えてしまって、書いてすぐ消してしまうことがよくある。 でもこの媒体に書く分には消すことはない気がするし、うるさいと思われることも少ない気がするので、最近Xにポストしたけど、消してしまったものを改めて載せておこうと思う。 日常生活においてものすごく小さな出来事だけど、人の心を動かすのに充分な出来事なのだなと思った。

          ANGERSWING#22

          読み合わせ翌日、とても疲労感がある。 気疲れはあると思うし、久しぶりに戯曲に没頭して読んだ疲れもあると思うし、帰り道に雨に打たれながら自転車で帰った疲れもあると思う。 朝、寝起きが非常に厳しかった。 本当に常々思う。仕事のある日にこそ寝坊をしたい。そういうサービスがあったら一度くらいは利用したい。 今日からしばらく稽古はない。本番は7月だし、まだまだという感じではあるけど、何よりも兎にも角にも台詞を覚えなければ何も始まらない。1シーンずつ丁寧に脳みそにぶち込んでいく。

          ANGERSWING#21

          顔合わせ、そして読み合わせがあった。 ある種の稽古初日のようなものなので、ちゃんと準備をして臨みたかったので、仕事中もずっと台本に書き込みをしていた。 読み合わせにあたって、決して満足のいく作業量ではなかったけど、久しぶりに台詞を口に出して読んで、相手の話と声を聞いて自分がどうなるかをまずは知りたかったので、まあよし。 読み合わせが始まって、一言目からわたしは台詞を噛んだ。ド派手に噛んだ。準備の足りなさがモロに出たなと思ったけど、それと同時に手が微妙に震えていた。 読み合

          ANGERSWING#20

          明日、顔合わせだ。 なのに映像編集が難航している。元は自分が撮った映像なので、自業自得というかなんというか。撮影した結果が全て自分に戻ってくる。 天地をひっくり返すようなアイデアが浮かばない。 何かうまくいかないことがある時にたまたまの副産物でうまくいってしまうみたいなことがよくあるのだが、色々と試行錯誤してもそれが起こらない。 イヤホンを投げ捨て、何度も立ち上がって気持ちを鎮めようとする。 でもひたすらに気が急いていく。 台本を読み込みたい。でも脳みそのガソリンがど

          ANGERSWING#19

          台本が届いた。なのに色々な言い訳、でもないけど、データを開けるのにものすごく時間をかけた。 世の中に出回っていない新作で、どんなことが書かれているかなんて知る由もない。 台本のデータを開けてしまったら、色んなものが始まってしまう。とても怖い。でもどうせ開けるのだから、どうせ読むのだからさっさと見てしまえばいいのにという気持ちもある。 そんな気もそぞろな中で映像の編集をし続けていた。 夕飯前にキリよく映像編集がひと段落ついたので、とりあえず夕飯を食べてから動き出すかと思い、

          ANGERSWING#18

          結局さ、人のことを馬鹿にしたり見下したりするのってシンプルに態度に出るし、そんな人とフラットなコミュニケーションなんか取れないよね?って話だ。それがどんな事象でもね。それの積み重ねが人間性になってしまうことを肝に銘じて、わたしは自分を信じて生きます。生きます〜。結局とは。 危ない危ない。ドブドブのポストをXにぶん投げようとしていた。 ここに書く分には必要以上の心配を他者に与えない感じがするので、書いた。 あれ、これってもしかして『ANGERSWING』というタイトルに初め

          ANGERSWING#17

          大きなモニターのない、少し古めの電車が落ち着く。 モニターのついてる電車って、子供の頃はちょっと憧れていて、当時は山手線にだけ小さいモニターのついた車両があって、たまたまその電車に出くわすとすごく嬉しくなった気がする。 なんだか今はいらない情報を強制摂取させられている気持ちになる。 フォアグラを作る過程のガチョウのような。「1984」的な世界のような。 都心を貫いている電車に乗ると基本的にはそのモニターから逃れることができないが、郊外に向かう電車に乗れば、昔風な駅名だけが

          ANGERSWING#16

          声の大きい子供が多いなと思う。 先生なのか、保護者なのか、引率している大人に対して大きな声で主張し続ける子供たち。 もちろんその中には一言も発さず、その輪に興味を示していない子供もいたのかもしれないが、ぱっと見の印象だと声の大きい子供が多いなという風になる。 声の大きな子供を見ていて、そんなに頑張って主張しなくてもいいのにと思った。 そんなに頑張らなくても大人は話を聞いてくれる、とまで書いたけど、聞いてくれない大人の方が多いのかもしれない。だから子供はあんなに頑張って主張し

          ANGERSWING#15

          適切な宣伝ってなんなのだろう。 どうしたらお金と時間を使ってでも見たいと思ってもらえるコンテンツになるのだろう。 わたしの生活の中でエクストラな支出と言えば、しいたけ占いの月刊射手座だと思う。月額500円。 でもこれは毎週のしいたけ占いを無料で見せていただいているのだから、そのお礼に月刊射手座を購入しようという気持ちにさせられているという話だ。 コンビニでトイレをお借りする代わりにガムを買って出ていくみたいなやつに近い。 映画だと興味のある題材とか、魅力的な出演者とかにチ

          ANGERSWING#14

          自信を持って、自分を肯定してあげられることがあるとすれば「驚異的な集中力」だと思う。 自分で自分を肯定する上で“驚異的な”なんて言葉をつけるものではないと思うが、自分の体感としてその集中力にびっくりしてしまうのだから、驚異的という言葉を使ってもよいと思う。 ここ最近、空いている時間があれば基本的には映像編集をしている。先日撮影したライブの映像。 映像編集に本腰を入れ始めたのはこの2年くらいの話だが、何もしていない人よりはスキルを積み重ねられた感じはしている。 もちろん誰