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フェルメールブルーと冬のイタリア
携帯のメールを確認したところ、お目当のメールは届いていなかった。実は最近、ずっと楽しみに待っているものがあるのだ。
ちょうど、先月の今頃、フェルメールブルーと言われる青、つまりは、ラピスラズリを含んだ青い「墨」を購入した。
その墨をすっている瞬間に思い出したのは、昨年12月のイタリアの夜。
ミラノでのジョヴァンニ・アレヴィ氏のピアノコンサートの夜。
そして、フィレンツェの青い黄昏時の風景。
書道家のイタリア留学
橋を渡る時に見えるアルノ川の景色。
語学学校の初日。
そう、私はこの美しい景色を日常にしたかったのだという想いを噛みしめながら、サンタ・トリニタ橋で足を止め、景色を眺めた。
秋の朝の頬を撫でる冷たい空気がより一層、語学学校の初日にふさわしい空気感で、年相応という言葉からは程遠く、柄にもなく、転校生のような、ある種の緊張感が私の背中を押してくれていた。
正直、今まで旅行でしか来たことのなかった
インテリアとしての書道
「最後に丁寧に字を書いたのはいつだろう?」
そんな人が増えている昨今である。
パソコンやスマートフォン、SNSが広まれば広まるほどに、
字を書くということが少なくなっていく。
そんな時代の中で、逆境するかのように、
私は書道にのめり込んでいるわけです。
特に、2018年頃からイタリアと日本を行き来する中で、
インテリアとしての書道の存在感が、
私の中でどんどん増していくのを感じる。
下の写
彼岸花と書道の中毒性
秋分の日が近づくと、いつも私は初心に帰る。
その時期は、家の近くの川沿いに赤い彼岸花が咲き、赤色の鉛筆で川を縁取りをしたような景色になる。
さて、私が何の初心に帰るかというと「書道」である。
どうして書道が好きなのか?
それを説明するには、少し時間がかかるのだけれど、人に聞かれた際に最近ではこう言うことにしている。
「彼岸花を見て思い出した」
ある秋の日に赤々と咲く彼岸花を
Twitterのあふれる「情報」から「正しい判断」をするための情報処理術
なぜ、多くの人は情報に振り回されてしまうのだろうか?
TwitterやFacebook、InstagramにテレビCM…
私自身、ダイエットも起業も「情報」に振り回されてきた一人である。
私は、『たいエットランド』というオンラインサロン0期生として参加したことで、脂肪を落とすだけではなく、あふれる「情報」から「正しい判断」をするための情報処理術を見出した。
他の0期生が書いている『たいエット