yoshinomi

多趣味で器用貧乏。 子供の頃、夏休みに過ごした神津島の海がスキ。

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最近の記事

「再会の街」 監督:ジェームズ・ブリッジス

製作年:1988年 製作国:アメリカ 主演:マイケル・J・フォックス キーファー・サザーランド    フィービー・ケイツ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「ファミリータイズ」で演じているような陽の役ではなく、とてもシリアスな…陰の役を演じています。 彼のシリアスな作品を観たことがなかったので、とても印象に残っています。  共演者の一人には「ファミリータイズ」でマイケル・J・フォックス演じるアレックス・キートンの恋人役を演じ、のちの奥様でいらっしゃるトレイシー・ポ

    • 「若草物語」 著者:ルイザ・メイ・オルコット

       子どもの頃は母に「あなたは癇癪持ちね」と言われていました。  今の私だけを知る人にその話をすると驚かれます。癇癪持ちとは思えないそうです。  癇癪持ちの私がそれを抑えることを学んだのが「若草物語」です。    高校生の頃に「若草物語」を読みました。  学ばせてくれたのは、次女のジョーと四女のエイミーによる有名なエピソードです。  ジョーが自分の癇癪が原因でエイミーを追い詰めてしまい母親にすがる場面で、母親が「若いころは癇癪持ちだった」という話をします。穏やかで優しい母親が

      • 「素子の碁-サルスベリがとまらない」 著者:新井素子

         囲碁との出会いは就学前の幼いころ。  たまたま手に入れた碁石に興味をもったところ、母から「囲碁やる?教えるわよ」と言われましたが、その時は将棋に興味を持ち、母から教わり始めたところだったので、両方やるのもな…と思い、囲碁とのご縁はいったん切れました。  その後、マンガやアニメで「ヒカルの碁」がはやり、ゲームも発売されたりしたときに再び囲碁に興味持ちましたが、母に教わるために実家に帰る時間もなく、近所に囲碁教室もなく諦めました。  そして三度、囲碁とのご縁が訪れました。  新

        • 「バーサよりよろしく」 著者:テネシー・ウィリアムズ

           テネシー・ウィリアムズと言えば、「ガラスの動物園」「欲望という名の電車」「熱いトタン屋根の猫」などが特に知られている劇作家。  昔の映画を観始めたころでそんな有名な作品すら知らなかった私は、「バーサよりよろしく」という作品と出あいました。当時は若く、バーサを理解するのに少々苦労しました。  家族に「今、こういう戯曲を読んでいる」とコピーされた戯曲を渡すと、「これと似た作品を映画で観た」と言われました。後日、「欲望という名の電車」ヴィヴィアン・リー主演の映画をレンタルしてきて

        「再会の街」 監督:ジェームズ・ブリッジス

          「プラダを着た悪魔」 監督:デイビッド・フランケル

          製作年:2006年 製作国:アメリカ 主演:メリル・ストリープ アン・ハサウェイ  製作年:2006年 製作国:アメリカ 主演:メリル・ストリープ アン・ハサウェイ  主人公のアンドレアにはまったく共感できず、編集長のミランダに魅了されました。  素敵です。本当に素敵な女性です。そして、ラストではミランダの行動にグッときて涙が溢れ、エンドロール中にハンカチで涙をぬぐいました。  なんて素晴らしい上司でしょう。  大切な現場から何も言わずに、無責任にも仕事を放棄して去ったア

          「プラダを着た悪魔」 監督:デイビッド・フランケル

          「空飛ぶ馬」著者:北村薫

          殺人事件はなく、日常の謎を取り扱った「円紫さんと私」シリーズの1作目です。  こちらも人から頂きました。もちろん、北村薫さんをしるきっかけになった作品です。  落語に興味をもつきっかけにもなりました。何冊か落語の本は読みましたが、噺をききには行けずじまい。コロナが落ち着いたら行きたいな、行けるかな。  北村薫さんの文章は本当に読みやすいと思います。本を読むのが苦手だけど、何か読みたいという相談を受けたときには、とちらの「円紫さんと私」シリーズか「覆面作家」シリーズをオススメし

          「空飛ぶ馬」著者:北村薫

          「永遠の森 博物館惑星」 著者:菅浩江

           読書好きがたくさんいた職場で働いていた頃、同僚から頂いた1冊です。  ハヤカワ文庫は外国人作家の作品を読むときにとてもお世話になっています。  菅浩江さんの作品と出逢わせてくれた同僚にはとても感謝しています。    書名の「永遠の森」「博物館惑星」、どちらも美しい景色を連想させてくれるので気に入っています。作品も温かいです。  惑星まるごと1つが「博物館」って本当に素敵です。行ってみたい。

          「永遠の森 博物館惑星」 著者:菅浩江

          映画「ボーン・イエスタデイ」 監督:ルイス・マンドーキ

          製作年:1993年 製作国:アメリカ 主演:メラニー・グリフィス、ドン・ジョンソン、ジョン・グッドマン  楽しめるお話です。  勉強って義務的だったり、強要されてやるのは退屈です。でも、知らないことを知りたいと思うようになり、疑問を明らかにするために問題に挑み、理解するために調べて、考えて…という行為は飽きません。第一、楽しいです。  自分次第でいつでも変われることができる。  プラスに変わるのも、マイナスに変わるのも自分次第。もちろん、現状維持をしようと思うのも。  自

          映画「ボーン・イエスタデイ」 監督:ルイス・マンドーキ

          「姑獲鳥の夏」著者:京極夏彦

           当時の上司に「理屈っぽいお前なら楽しめるはず」なんてことを言われ、渡されたのが「姑獲鳥の夏」の文庫本でした。  第一印象は「ぶ厚い」。読んだ感想は「京極堂のうんちく部分が読みごたえあり、たいそう面白い」。  上司への読書後の報告は「面白かった」です。  文庫本をお返ししようと差し出したところ、気に入ったのならやる、と言われありがたく頂戴いたしました。その文庫本は本棚にささっております。  前半は読んでいて関口に引っ張られ、ウツっぽくなってしまい大変でした。そういうわけで、

          「姑獲鳥の夏」著者:京極夏彦

          映画「アデルの恋の物語」 監督:フランソワ・トリュフォー

          制作年:1975年 制作国:フランス 主演:イザベル・アジャーニ、ブルース・ロビンソン  ある人から言われました。 「『アデルの恋の物語』に出演している頃のイザベル・アジャーニに似ている」  当時はフランス映画を観たことがなかったので、どのような女優さんか知りませんでした。その人はイザベル・アジャーニの大ファンで、その演技力に惚れ込んでいました。  それからしばらくして、作品をレンタルしてきて家で観ているとき、家族から、「あなた、女優の仕事をしてたの?」と声をかけられたの

          映画「アデルの恋の物語」 監督:フランソワ・トリュフォー

          近所に古本屋がない

           住んでいる街には「街の古本屋」さんがありません。チェーン店の古本屋はあるのですけどね。  昔は「街の古本屋」さんで本との一期一会を楽しんでいました。なんとなくお店に入って、なんとなく店内を見て回っていると出会ってしまうのです。でも手持ちが足らず、翌日来てみるとその本はもういないのですよね。 そんな切ない出会いを何度か経験をし、なるべく、「街の古本屋」さんに入るときは少し多めの資金を用意するようにしています。  古本屋や本屋で過ごす時間が好きで、神保町を勤務地とした時もありま

          近所に古本屋がない

          「孤愁の岸」著者:杉本苑子

           子ども頃、帝国劇場で「孤愁の岸」を観ました。  落ち込んだ気持ちのまま帰宅したと記憶しています。  日を改めて父から「孤愁の岸」について説明を受けました。江戸時代の幕府や藩、交通についてなど様々ことを。説明中にわからないことはその都度尋ね、結構な時間を使ったのではないでしょうか。そういう父に感謝しています。  大人になり「孤愁の岸」の原作を読みました。そして、インターネットで「宝暦治水」について調べました。  いつかゆかりの地へ行き、碑や寺社で手を合わせたいと思います。  

          「孤愁の岸」著者:杉本苑子

          「壬生義士伝」 著者:浅田次郎

           浅田次郎さんを知った作品です。  当時の職場には本を読むことが好きな人たちが多く、貸し借りで読むことも頻繁にあました。この「壬生義士伝」はまわし読みをされ、あの職場では流行っていました。私もお借りして読みました。  盛岡南部藩と幕末維新に興味を持ちました。  数年前の冬、盛岡へ観光ではなく家族の仕事に同伴し行く機会がありました。家族が仕事をしているあいだ、私は盛岡駅周辺を見てまわりました。これが一応観光になるかと思います。  お天気の良い日で山が美しく、ひんやりとした空気

          「壬生義士伝」 著者:浅田次郎

          「ハムレット」 著者:ウィリアム・シェイクスピア

           高校生の頃に家族から「お前は読む本が偏っているから、こういうのも読むといい」と言われ、誕生日プレゼントに白水社が出版している「ハムレット」を頂きました。  出版されている戯曲を読むのは初めてでしたが、小説や新書や学術系の書籍とは違った面白さがあり、シェイクスピアのほかの作品を学校の図書室で借りて読みました。  本当に戯曲は面白いですね。映画や舞台を見て育ってきているので、楽しめるのももっともなことなのですけどね。    戯曲は細かい心情が描かれていないものが多いので、好きに

          「ハムレット」 著者:ウィリアム・シェイクスピア

          「赤毛のアン」シリーズ 著者:ルーシー・モード・モンゴメリ

           高校の夏休み中に「赤毛のアン」シリーズを読んだ。  1作目を読み終えたとき、多くの読者と同様にプリンス・エドワード島とグリーンゲイブルズへ行ってみたいと思いました。  未だ叶わぬ夢です。マリラやマシューからたくさんの愛をもらい、二人を愛し、ダイアナと友情を育んだ地を観てみたい。モンゴメリーが描いた当時とは異なるでしょうが観てみたい。  物や情報が溢れていない時代はどんな時間の流れ方をするんだろう。  そんなことを高校生の時に思いました。  その後は時々、読み返していま

          「赤毛のアン」シリーズ 著者:ルーシー・モード・モンゴメリ

          刺繍、懐かしい

          中学3年生の家庭科以来、大好きなのに1度もやってなかった刺繍をやることにした。 感覚を取り戻すため、通販サイトでキットを購入した。 さてさて、どこまでやれるかな。

          刺繍、懐かしい