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厚切りジェイソンの「一生分」の資産を築いた投資術がすごい!

このほど発売された厚切りジェイソンさんの著書「「ジェイソン流お金の増やし方」(ぴあ、1430円)」は47万部(電子書籍を含む)の大ヒットを記録し、オリコン上半期BOOKランキングも1位を獲得したようだ。

そして記事の言葉を借りれば、厚切りジェイソンさんは「15年間で「一生分」の資産を築いた」そうだ。家庭で金融教育に取り組んでいる私としてはとても参考になる方である。

【リスク管理をしながら挑戦することが大事】

まずは記事の抜粋をしよう。

 「イチかバチかだと、次の挑戦ができなくなるかもしれない。僕は芸人を始めた時は会社を辞めてなくて。週末の養成コースに通っていただけ。仮に芸人として成功しなくても次の挑戦のための週末が空くだけで。リスク管理をしながら挑戦することが大事」と訴えた。「賢い挑戦」。

投資で「一生分」の資産を築いた 厚切りジェイソンが大ヒット中のマネー本を語る

記事の中で彼は「イチかバチかだと、次の挑戦ができなくなるかもしれない」と言っている。この「イチかバチか」というのは「経済力」に由来する発言であることが読み取れる。

芸人さんの売れない頃の話はテレビでもよく耳にするが、彼らの売れない頃の話はたいてい「お金がない話」となっている。

しかし厚切りジェイソンさんはこの「お金がない」という状態を作り出さずに「挑戦」するという環境を維持していたようだ。

なかなかバランス感覚が問われる部分もあると思うが、厚切りジェイソンさんにとっての「挑戦」というのは「経済力すべてをかけて」取り組む事ではなく、「経済力」を維持しつつ、余力となっている時間の中で取り組む事であるという事を読み取ることが出来るのかもしれない。

これは一般的な企業の「挑戦」と同じかもしれない。

一般的な企業も「全社運を賭け、一つの事業にお金も人材も投資」するなんてことはまずやらない。これは創業時の会社がやることで、ある程度成長した会社はこんなことをやるようでは先が思いやられるだろう。

一般的な企業は成長して安定して収入をもたらしてくれる商品やサービスを軸に、そこから生まれた余力(資本や人材)によって、次に商品やサービスを作り出そうとするのである。

経済活動のプロである企業のやり方を厚切りジェイソンさんは個人のレベルに落とし込んで、挑戦や家計のバランスを取っているのだと感じた。

企業からすれば「当然」の事も、個人に落とす事で週末だけ取り組むなんて「100%」の力を注いでないと揶揄されてしまいそうだし、自分への言い訳とも考えてしまいそうだが、厚切りジェイソンさんはそのような声に振り回されず、芸能界でもしっかりと活躍し、NHKでもレギュラー番組を持っている。

彼の「(お金)リスク管理をしながら挑戦すること」は挑戦する姿勢として企業活動からすれば当然であるが、個人の活動においても学ぶべきことが沢山あると感じる。

【お笑い芸人としてブレイクした後も生活水準を変えずに投資額のみを増やした】

記事の中で、芸人としてブレイクしても生活水準を変えず、投資額を増やした、という事が紹介されていた。

この文章を読んで、弊社のコンテンツサイトの投稿「金融リテラシーとは?」でも触れたが、厚切りジェイソンさんの金融リテラシーの高さを感じた。

すなわち、お金を「使う」スキルが「稼ぐ」お金に振り回されていないという事なのである。

収入が増えれば「支出」が増えたという芸人の話はテレビでも良く耳にする。しかし厚切りジェイソンさんに至っては収入の増加によって出費を増やすことはせず、増えた分は「運用する」ことに回したというのである。

これによって彼は記事の言葉を借りれば「15年間で「一生分」の資産を築く」事が出来たのである。

彼の金融リテラシーの高さに驚くのは私だけではないだろう。

なかなか出来ないことをやってのけたのは彼の金融リテラシーの高さの故だろう。

【厚切りジェイソンさんから学べる事】

厚切りジェイソンさんについては以前も「厚切りジェイソン」もFIREしているそうだ!で触れている。

今回彼の記事から「経済力を全てかけた挑戦」が経済活動のプロである企業から見てもリスクが高すぎる挑戦である事を学ぶことが出来た。

さらには自分の収入が増えたとしても金融教育で学んだことをしっかりと実践することで、15年で一生お金に困らない金額を築く事も可能であるという事も知ることが出来た。

いくらお金を稼いでもその分使ってしまえば手元にはいつもお金はないわけである。以前の投稿「元プロ野球選手、里崎さん「人生はコツコツ送りバント」」でも触れたが、元プロ野球選手であった里崎さんも先輩たちが引退後に経済的に苦労する姿について触れていた。

我が家では金融教育に取り組んでいるが、私が金融教育という言葉を知る前から金融リテラシー向上に取り組み、そして生涯経済的に困らないような環境を作り出すことに成功している人たちがいるのである。

今回の厚切りジェイソンさん、そして里崎さん、さらにはパックンという芸能界で活躍している中でも金融リテラシーを高めている方々から積極的に学びを得たいと私は考えるのである。

参照記事:
投資で「一生分」の資産を築いた 厚切りジェイソンが大ヒット中のマネー本を語る


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