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復職チャレンジ🍙

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適応障害と診断されて早1年。 凸凹ライフも、周りの方々に支えられ大分平坦になってきました。 診察帰り、家に帰れず、公園で泣きながら食べた、おにぎりとジュースの味と、その時の気持… もっと読む
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記事一覧

働き方改革ってなんだろ

働き方改革ってなんだろ

私の働き方改革は突然に始まった。周りは当然のように始めていたことを、私はなかなか実行に移せないでいた。それが「働き方改革」だ。

熟成下書きから掘り出してきた記事を出してみる、第二弾?です。

もしかしたらそれは、一般的な、あるいは理想的な「働き方改革」とは違うのかもしれないが、一人一人置かれている環境が違うのだから「あなたの働き方改革」でいいのかもしれないと思っている。

例えば、意義が見出せな

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「つらい自分」が好き疑惑

「つらい自分」が好き疑惑

あ、なんかタイトルが痛い。でも書く、いつかの私のために。

恋に恋してる自分が好き、みたいな感覚に似てるのかもしれないけれど、「つらいのに耐えてる自分」に浸っているのかもしれないと思い始めた。それぐらい、(どうしてここでこれやっちゃうかな)みたいな引き延ばし方をする場面が増えた。そのせいか体調もあまり良くない。
勿論それ以外にも要因はあるのだろうが…。

「つらい状態」を解消する為の積極的行動がな

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全部きっとアレのせい

全部きっとアレのせい

夜、布団や毛布にくるまっている時、ふと「明日」が不安に思えることがある。白菜の中心に立って微かな天井だけ見ている時間が、もし仮にあるとしたら、私は迷わず試すだろう。ひんやり冷たくてそれでいて静かで柔らかいのだろうな。

幸せなことに今の私は感情が戻ってきた状態だから、不安になったり、怖くなったりしてしまうのだろう。

でも、もしかすると最近天気予報の時間にお知らせされている気圧とか花粉とかのせいか

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ほどほど記念日

ほどほど記念日

雨がしとしと降っていて
泪はくるんと溜めたまま
泣けないあなたの代わりにと
ポツポツバラバラ宥めてくれる

生活のなかのたった一日

誰かにとっての特別な日で
私にとってのざわざわする日

布団にくるまりたい鼓動

眼を合わすこともできないままに
メイクとマスクで武装して
明るい声でいつもの自分に擬態する

特別甘い褒美をおくれ。

マイナス20円の幸せ

マイナス20円の幸せ

私はいま満たされている。
さっきまで、(お腹減った、寒い)しか考えられなかったすっからかんな頭は、すっかりぽわぽわーと幸せを感じている。

週明けに降った雪がまだ所々残る田舎道をとぼとぼと帰る。会社や人間関係のこと、いろんなことが頭をよぎるなか、私のお腹は(そんなことよりカロリーよこせ)と煩い。

電車も乗り逃してしまったし、かと言って店に入ると帰りが遅くなってしまう。だから最近はホームのベンチで

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あの日々の麺と涙を啜る夜思い返して研ぐ白米よ
理由なく涙が出る日もある。いろんな感情が押し寄せて、何もできなくて、非常用のカップ麺を啜る。味が感じられないことを思い出す。
あの日々を繰り返さないために、明日の私へのエールとして白米をジャリシャリと研ぐ夜。

抗ったっていいじゃない

抗ったっていいじゃない

私は多分抗うことが嫌いではない。むしろ好きだ。
他人に負けることよりも、自分のなかの何かに負けることが嫌いで、どうしても抗ってみたくなる。
たまに、キャパシティを超えて動けなくなることもあるが…。
もしかすると抗っている自分を美化している節があるのかもしれない。(多分ある。)

美学なんて大層なものはない。
上司の顔色は伺うのに、職位の低い人に仕事を押し付けてくる人は苦手だ。
私は物事を消去法で考

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日向が、陽射しが、尊い。

整理していた本の山から適応障害真っ只中の頃につけていた日記📓を見つけた。復職後に眺めるのは2回目のようで、文字列に蛍光ペンでハイライトが付けてあった。

それらを、どこか懐かしく思える今日に、感謝。

まとまらない気持ち

まとまらない気持ち

私の気持ちは、なんだか最近まとまらない。
悲しくないのに涙が出てきたり、身体が軋むように痛かったり、疲れたなという言葉が自動的に出てくるようになったからだろうか。
やじろべぇのように、どうしよう、このままでいいのかな、とふわふわとしつつ、心の中はとってもざわざわしているのだ。

ざわざわを収める方法は、原因の排除だけれども、それが簡単にできるのならばここまでの状態にならないだろう。
だから、違う方

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休み方に惑う

休み方に惑う

「計画的に休む」という行為が苦手だ。何かをしていないと不安で仕方がない。だから「休む」という行為は、何かの行動の途中や終わった後に必要に迫られて行うことが多い(力尽きるように‥)。
もしかしたら、メリハリをつけて取り組むことが苦手なのかもしれない。

故に、一人住まいの何の予定もない週末はとても不安だ。制約は「休日の時間」だけだからだ。その時間の中で何をするのも自由、しないのも自由。

これがお子

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グルグルとスパスパの間

グルグルとスパスパの間

最近気がつくと、準備の為の準備をしている。
どういう事かというと、数週間先の予定の準備を何件かぐるぐると回している。

9月は学会シーズンで、何件かハシゴする予定だ。その為、スケジューラーが割とてんやわんやしている。
学会開催地までの経路確認やチケット購入、もちろん発表に向けた準備などは、少しずつ落ち着きつつある。(見ないフリしてたりする。)

けれども、我が家は一人と猫二匹体制の為、何泊も家を空

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そう、私は「足掻き族」

そう、私は「足掻き族」

先日、徒然なるままに溢れた気持ちを書いた。Shihoさんが素敵なコメントを沢山ぎゅぎゅっとくれた。

会社から支援される社会人学生という立ち位置は、人に対する投資そのものだ、と言われた過去をなんとなくずっと引き摺っている。私の「費用対効果」なんて殆どないのに、と思ってしまう時がある。

じゃあどうしようか→頑張ろう→思ったほど頑張れない(成果がでない、思ったように上手くはいかない)→疲れる、自分に

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家篭りの日々

家篭りの日々

家に引き篭もる自分を責めた日々。
雨降る中を心を奮い立たせて、合羽を着て傘をさして、近くのスーパーまで行った日々。
そういう思考や行為が「チャレンジしている自分」、「現状を打開しようと足掻く自分」のシンボルであるかのように縋っていた。
けれど、現実は甘くなく、揉み返しのような反動にいつも敢えなく撃沈したのだった。

家に篭るということは、決して悪いことではない。でも、たとえば、台風の日にわざわざ用

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