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人気資格ランキングの資格を片っ端から勉強していた私が、意味のある勉強をできるようになるまで

社会人2年目、ある程度仕事にも慣れ日々に物足りなさを感じた私は、"何か始めよう"とふと思い立ちました。
そこで始めたのが、人気資格ランキングに掲載されている資格をとりあえず取得すること。
そこから仕事終わりに丸の内のスタバで、TOEICや簿記試験、メンタルヘルスマネジメント検定など、せっせと勉強に勤しむ生活が始まりました。

"勉強している自分"が好きだった

始めてしばらく、なんとなく以前より充実した気持ちで日々を送ることができたのですが、そのうちふと"この資格をとっても一切使わないのにな"と感じることが増えてきました。

そもそも"人気資格ランキングに掲載されていたから"という理由で勉強していたので、特にそれが何かの役に立つ道筋なんて、全く見えていませんでした。
ただ私は"勉強している自分"でいられることそれ自体に満足感を覚えていた、それだけでした。

役に立つと思えないから虚しくなった

結局この資格コンプリート生活は、1年も経たずに終わりを迎えました。
勉強してもその先役に立つ道筋が見えないことは最初からわかっていたものの、ある程度進んでからは"勉強している自分"そのものだけに満足できなくなって、次第にまた虚しい気持ちに襲われるようになっていきました。

"勉強している自分"ではいたいけれど、"それが役に立つ道筋"も欲しい。
資格コンプリート生活を終えて私に残ったのは、じゃあ何をしたらいいんだろうという答えの見えない問いばかりでした。

何ができるようになりたいか

当時の私に欠けていたのは、自分がどうしたい・どうなりたいという視点だったように思います。

どんなことができるようになりたくて、そのためには何が必要なのか。
どんなことを勉強するとこの先なりたい自分に近づけそうか。

そんなことが、一切見えていませんでした。

TOEICの点数をあげて履歴書の見栄えをよくするのは、全く無関係の簿記の資格をとるよりも満足度が高かったのですが、それは多少なりとも自分の中に"仕事で使えるレベルの英語力を持っていたい・証明できる状態でありたい"という気持ちがあったからこそです。

100%のなりたい・やりたいでなくても、少しは関係がある程度のことだって、無関係なことを進めるよりは断然意義があります。

できるようになりたいことを探す

もし今何か勉強したいものの何を勉強したらいいのかわからないという状態だとしたら、興味があるものをつまみ食いのような形で触れていくのも良いかと思います。
その時点でその先何に繋げたいかしっかりと見えていなくても、まずは"自分の興味・関心について知る"とか"それを学ぶことで自分がどう感じるか試してみる"というレベル感で、見極めるきっかけにしていけたら十分です。

"触れたからには最後まで取り組まなければ"という意識ではなく、"まず試してみる"。
そう思って進むことで、やりたい・なりたいと思える物事への事柄づくりに繋がっていきます。

当時の自分だったら簿記や検定試験よりも、写真の撮り方や言葉の選び方などについて学んだ方が、圧倒的に満足度が高かった気がしています。

自分にとって何が必要でどんなことをできるようになりたいか。
学びの機会を求めたい時には、そこに意識を向けながら進んでいくと、思うような勉強へと歩みを進めていける筈です。

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