ゆきぴょぬ「金融政治」

「投資政治経営を発信するインフルエンサー」 現在はスタートアップ設立にむけ本格化(本来…

ゆきぴょぬ「金融政治」

「投資政治経営を発信するインフルエンサー」 現在はスタートアップ設立にむけ本格化(本来は今年の4月予定でしたが、同メンバー役員就任予定の事情により出資の目処が立たないため、それまで延期とのこと) 地域活性化政策研究会/山口県のビジコン最終選考通過/元インフルエンサー

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ゾンビの富、休眠預金ってなに? あなたの使わないお金が日本を救う

休眠預金とは?我が国には1億を超える人口と先人たちが築き上げたたくさんの預金があります。 日本は預金大国です。1人あたり1万円貯金していれば、総額は1兆円の貯蓄で…

水俣病、マイク切り問題。環境省の原点と大臣、役人の責任を明らかにせよ

水俣病、マイク切り問題とは?今回の環境省における水俣病、マイク切り問題は 大変被害者にとっては不快感であったことは事実かと思います。 発言中のマイク切りは、被害…

政策活動費の使途公開どうなる? 自公が下した結論はいかに?

政策活動費とは?政策活動費は、政党から議員個人に支出される政治資金のことを指します。 例えば自民党所属の議員でしたら、 自民党からお金がもらえます。 立憲民主党…

自民・公明の政治資金規正法の合意とは? 注目の連座制と問題点

政治資金規正法・・・合意へ2024年の5月9日、ついに自民・公明の両党は法案成立に動き出しました。 まず大枠の合意は以下の項目です。 ①政治家の責任強化 ②外部監査強…

EU委員選挙はどうなる?揺らぐリベラル主義と存在感伸ばす保守主義の混在

自由と人権の欧米・保守化の影響もまもなく欧州議会選挙が始まります。 欧州議会は定数705で構成されており、加盟国別議席配分数は人口によって 比例している。 【欧州…

フランスの独自外交とは?フランス内政の行方とともに解説

フランスという国フランスという国は狡猾かつ独自の外交を 行っている国です。 日本にとっては大変不思議な国であり、 独自の文化も持っています。 例えばバカンスとい…

日本共産党の変化・田村体制のポイントと野党共闘の行方

共産・初の女性委員長に日本共産党には20年ぶりのある変化が起きました。 それはトップである委員長の交代です。 これまで約20年間、日本共産党のトップを担っていた 志…

コロナ時に過半数を上回るニーズの緊急事態条項、史上初の憲法改正なるか?

いよいよ改憲に向け本格化も2024年5月3日、憲法記念日にて 日本全国で憲法改正を巡る議論が活発に行われています。 岸田首相は、本年において改憲派の集会でビデオメッセ…

安倍チルドレンは再び逆風を乗り切れるか? 

安倍チルドレンとは?安倍チルドレン、いわゆる民主党政権から政権奪還の際に生まれた 自民党の国会議員であり、現在の当選2回〜4回の自民党議員のことを指します。 なお…

岸田政権のGW外交まとめ! 初の南米訪問と鍵を握るパラグアイ

外交の岸田、再び岸田政権で唯一、安倍元総理と匹敵、もしくは 上回ると認めざるを得ないのが、政権トップクラスの外交力であることです。 安倍元総理の中で4年8ヶ月の間…

小池都政の限界? 東京15区から見えた知事選と都議会選のゆくえ

小池都政・3期目なるか?今回、東京都知事の小池百合子氏と都知事選について解説したいと思います。 なお今回のブログにて都知事選挙および都議選、統一地方選の票を詳細…

維新は万博の逆風を乗り切れるか? 試される関西圏全域への拡大と野党第一党の道

逆転の錦織だけでなく、逆風の維新もあり日本維新の会は4月の補欠選挙で厳しい結果に直面しました。 特に東京15区と長崎3区での大敗は、立憲民主党の勝利とともに、 維新…

ふるさと納税における地方創生! 個人の納税が格差を是正できるか?

ふるさと納税とは?ふるさと納税は自分の地元や応援したい自治体など、 好きな自治体を選んで寄付ができる制度です。 このふるさと納税を通じて、 まちづくりや復興支援…

中国共産党の三中全会ついに開催へ。経済改革の決定的瞬間を見逃すな

ついに開幕三中全会中国共産党は、今年7月に北京で第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会) を開催する予定です。 中国国営メディアの報道のため確実でしょう。 この…

円安よ。怒りを知れ! ドル高よ、混乱を呼ぶ

1ドル=160円!円が安い!円が安い! 円が安くて安くてインバウンド! という曲が頭の中で思い浮かぶほど、 国民は円安で苦しんでいます。 しかし今、利上げをすれば円…

補選全敗の自民、今後の岸田政権はいかに?

島根1区、保守王国を破る立憲今回、いちばんの衝撃は間違いなく島根1区だったと言えます。 与野党の一騎打ちとなり、両党の幹部を相次いで投入した選挙戦は まさしく油断…

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ゾンビの富、休眠預金ってなに? あなたの使わないお金が日本を救う

休眠預金とは?我が国には1億を超える人口と先人たちが築き上げたたくさんの預金があります。 日本は預金大国です。1人あたり1万円貯金していれば、総額は1兆円の貯蓄です。 その割合で言うと約50%、貯蓄に回すポートフォリオであって、 残念ながら一番リスクがあり、成長する可能性のある投資には 手をつけられていない実情もあります。 ここは新NISAやエンジェル投資を増やし賄いたいものですが、 今回は休眠預金の話がメインなので飛ばします。 さて欧米を余裕で超える我が国の貯蓄率

水俣病、マイク切り問題。環境省の原点と大臣、役人の責任を明らかにせよ

水俣病、マイク切り問題とは?今回の環境省における水俣病、マイク切り問題は 大変被害者にとっては不快感であったことは事実かと思います。 発言中のマイク切りは、被害者にとっては不快感を与えられたこと。 加え環境省が1人あたり3分という非常に短い時間で発言を設定したことは、 不適切であるとも言えます。 ただ大臣のスケジュール(主に移動)もあったため、 あの3分という短い時間設定がなされたとも言えます。 水俣病って何?水俣病は戦後の高度経済成長期、いわゆる1953年-196

政策活動費の使途公開どうなる? 自公が下した結論はいかに?

政策活動費とは?政策活動費は、政党から議員個人に支出される政治資金のことを指します。 例えば自民党所属の議員でしたら、 自民党からお金がもらえます。 立憲民主党の議員でしたら、 立憲民主党からお金がもらえます。 ただ党の政治資金収支報告書には支出先の議員名や金額が記載されるが、 受け取った議員側には記載義務がないことが問題視されます。 さらにそれだけでなく、政策活動費に使われたのですが、 それ以降の情報がないことが今日の国民が感じる疑問符です。 政治活動にお金はか

自民・公明の政治資金規正法の合意とは? 注目の連座制と問題点

政治資金規正法・・・合意へ2024年の5月9日、ついに自民・公明の両党は法案成立に動き出しました。 まず大枠の合意は以下の項目です。 ①政治家の責任強化 ②外部監査強化 ③デジタル化 ④パー券公開基準の厳格化 ⑤パー券支払い方法制限 ⑥政策活動費の使途公開 ⑦該当する寄附政治団体の透明性確保 ⑧個人寄付者らの個人情報・プライバシーの保護 etc この8点です。なお野党や公明党が望む連座制については 導入の見通しが立たず、保留となりました。 連座制とは・・・ 会計責任者

EU委員選挙はどうなる?揺らぐリベラル主義と存在感伸ばす保守主義の混在

自由と人権の欧米・保守化の影響もまもなく欧州議会選挙が始まります。 欧州議会は定数705で構成されており、加盟国別議席配分数は人口によって 比例している。 【欧州議会の権限etc】 人権擁護 環境規制 消費者保護 そのため欧州議会こそEU加盟国にとっては 左右すべき事態なのです。 特にブレグジット後の初選挙であるため、 議席配分は変更されております。 なお現在の各国に配分される議席数はこちらとなっております。 【議席配分数】 ドイツ:96議席 フランス:74議席

フランスの独自外交とは?フランス内政の行方とともに解説

フランスという国フランスという国は狡猾かつ独自の外交を 行っている国です。 日本にとっては大変不思議な国であり、 独自の文化も持っています。 例えばバカンスという大規模な休暇も フランス独自の文化です。 今回はフランスという国の独自外交について解説していきます。 今回、フランスはGWの時にアジア二カ国が訪問しました。 まずは日本、そして中国です。 中国は習近平主席が国賓訪問されましたが、 日本の方が習近平主席よりはやくフランスに到着し、 マクロン大統領と会談しま

日本共産党の変化・田村体制のポイントと野党共闘の行方

共産・初の女性委員長に日本共産党には20年ぶりのある変化が起きました。 それはトップである委員長の交代です。 これまで約20年間、日本共産党のトップを担っていた 志位委員長が議長に就任することで、委員長は田村智子氏となりました。 また田村氏が担っていた政策委員長のポストは 党の若手議員である山添拓氏が党の 政策を担う責任者となることも 今回の人事での注目点ですね。 デビュー戦は延期も 今回の補選で日本共産党初の女性委員長として デビュー戦と言われていたのが4月の島

コロナ時に過半数を上回るニーズの緊急事態条項、史上初の憲法改正なるか?

いよいよ改憲に向け本格化も2024年5月3日、憲法記念日にて 日本全国で憲法改正を巡る議論が活発に行われています。 岸田首相は、本年において改憲派の集会でビデオメッセージを通じて、 憲法改正はもはや先延ばしできない重要な課題であり、 国民に選択肢を示すことが政治の責任であると訴えました。 改憲反対派も増える 一方で、都内別の場所では憲法改正に反対する声も大きく、 立憲民主党や日本共産党は、改憲を主導する政治家たちが古い政治にしがみついていると非難しています。 特に政

安倍チルドレンは再び逆風を乗り切れるか? 

安倍チルドレンとは?安倍チルドレン、いわゆる民主党政権から政権奪還の際に生まれた 自民党の国会議員であり、現在の当選2回〜4回の自民党議員のことを指します。 なお特徴としては野党が勢いなく、 与党議員として本当の意味で逆風を喰らったことは 少ない特徴があると言えます。 例えば現在の当選5回〜8回の議員は、民主党政権誕生時に、 落選による浪人や比例復活を経験し、 3年3ヶ月の間、厳しい状況下で過ごしました。 なお安倍晋三元総理や岸田文雄総理をはじめとした当選10回以降の

岸田政権のGW外交まとめ! 初の南米訪問と鍵を握るパラグアイ

外交の岸田、再び岸田政権で唯一、安倍元総理と匹敵、もしくは 上回ると認めざるを得ないのが、政権トップクラスの外交力であることです。 安倍元総理の中で4年8ヶ月の間、外務大臣を務められ、 中国の王毅外相やロシアのラブロフ外相をはじめとした 日本にとって、交渉が難しい相手だけでなく、 オバマ政権のケリー国務長官といった方々を相手にした 功績は非常に大きいと言えます。 すでに総理就任から早2年以上が経ち、 訪問国・地域は30以上、のべ50近くの数字を叩き出しています。 菅政

小池都政の限界? 東京15区から見えた知事選と都議会選のゆくえ

小池都政・3期目なるか?今回、東京都知事の小池百合子氏と都知事選について解説したいと思います。 なお今回のブログにて都知事選挙および都議選、統一地方選の票を詳細に 分析し、小池氏およびそのほか候補がどうなるかが必見ですね。 小池知事 最新の選挙結果とその影響 2024年の衆院東京15区補選では、小池百合子都知事が支援した 無所属の新人、乙武洋匡氏が5位と落選しました。乙武氏は1万9655票を獲得し、当選者の酒井菜摘氏に3万票近い差をつけられて5位に終わったことは ま

維新は万博の逆風を乗り切れるか? 試される関西圏全域への拡大と野党第一党の道

逆転の錦織だけでなく、逆風の維新もあり日本維新の会は4月の補欠選挙で厳しい結果に直面しました。 特に東京15区と長崎3区での大敗は、立憲民主党の勝利とともに、 維新の地方部の支持基盤と戦略に疑問を投げかけています。 東京15区では維新公認の新人、金澤結衣氏が大差で敗れる結果となりました。 【立憲】酒井 菜摘 49,476票 当選 【維新】金澤結衣 28,461票 これだけ見ても、維新と立憲では所属議員も票数も 断然違うことがわかります。 これらの結果は、維新

ふるさと納税における地方創生! 個人の納税が格差を是正できるか?

ふるさと納税とは?ふるさと納税は自分の地元や応援したい自治体など、 好きな自治体を選んで寄付ができる制度です。 このふるさと納税を通じて、 まちづくりや復興支援などさまざまな課題に対して、 寄付金の使い道を指定できます。 そして手続きをすれば実質自己負担額2,000円のみで応援したい 地域の名産品や宿泊券などをもらえる、とてもうれしい制度です。 ※一応制限はありますが、簡単に言えば2,000円払えば残りの差額の分を 税金から差し引き、負担が軽減される制度です。 しか

中国共産党の三中全会ついに開催へ。経済改革の決定的瞬間を見逃すな

ついに開幕三中全会中国共産党は、今年7月に北京で第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会) を開催する予定です。 中国国営メディアの報道のため確実でしょう。 この会議は、中国の政策決定(経済)において極めて重要な役割を果たします。 特に、5年間の長期的な経済政策が議論されるため、 その決定は中国だけでなく、 グローバルサウス、欧米など 世界経済にも影響を与える可能性があります。 三中全会とは? 三中全会は、中国共産党の中央委員会が開催する 会議の中で3番目の全体

円安よ。怒りを知れ! ドル高よ、混乱を呼ぶ

1ドル=160円!円が安い!円が安い! 円が安くて安くてインバウンド! という曲が頭の中で思い浮かぶほど、 国民は円安で苦しんでいます。 しかし今、利上げをすれば円安は止められても、 多くの国民や企業は返済に苦しむため、 まず賃上げは必須です! つまりここからは岸田政権が描く賃上げの出口vs 加速する円安の戦いだと言えます。 賃上げできれば景気が良くなり、消費が活性化して 利上げは可能です! なぜ利上げができないのか?それは本来、デフレを止めるための金融緩和を 是

補選全敗の自民、今後の岸田政権はいかに?

島根1区、保守王国を破る立憲今回、いちばんの衝撃は間違いなく島根1区だったと言えます。 与野党の一騎打ちとなり、両党の幹部を相次いで投入した選挙戦は まさしく油断ならない選挙区だと言えました。 【自民】 岸田総裁、茂木幹事長、小渕選対委員長、石破元幹事長、小泉元環境大臣、鈴木青年局長etc 【立憲】 泉代表、辻元代表代行、岡田幹事長、安住国対委員長、野田元首相、枝野前代表、蓮舫参議院議員etc 与野党ともに大物を今回、島根1区に集中させて、見事に選挙戦で勝利したことは