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オリーブオイルの値段について、もう少し考えてみた。
先日の、この記事の後、
興味深いコメントをいただいたので、もう少し考えてみた。
「500mlで、850円」
イタリアでよく、論議を生むオリーブオイルの金額は、「1リットル5ユーロ」。
まあ、似たようなものかもしれない。
この金額で提供できるものならしてみたい気もするけれど、
小さな農家でかかる経費は莫大で
とてもじゃないけれど、出来そうにない。
で、どのような内訳になったら、
この金額を絞り
美味しいものは、美味しいうちに
今日も、搾りたてオリーブオイルをいただく。
勿体無いような気がして、遠慮がちに使いそうになるところを
あえて、沢山使う。
オリーブオイルの賞味期限は、ボトルに詰められてから18ヶ月間の日があるけれど、
搾り取ってからまもなくのほうが、断然美味しい。
オリーブオイルは、光に弱いから、遮光性のあるボトルであっても、徐々に酸化していく。
酸化すると、香りも変わってしまうし、油っぽくなる。
美味しいオ
オリーブオイルの値段の本当
先日、知り合いに聞かれた。
「レストランで扱っているオリーブオイルが500mlで850円って、値段的にどうですか?」
500mlで850円…
暫し、思考が止まる。
ユーロにしたら、5ユーロちょっと。安すぎないか?
オリーブオイルの中でも高いと評判のトスカーナに居るから、そう思うのだろうか。
いくら大量に輸入したとして、その金額は、トスカーナの標準的なオリーブ農家が作るオリーブオイルの金額からい
イタリアの農家デモで思うこと
今、イタリアでは、農家によるデモが繰り広げられている。
イタリアの各地から、多くのトラクターが出動し、トスカーナ辺りだとローマまで向かって集結し、デモを行っている。もう、何日も。
それは、ヨーロッパ共同体が推し進める「グリーンディール政策」というのに立ち向かうためである。
「グリーンディール政策」では、増え続けるとされている二酸化炭素を減らす為の対策として、家畜や肥料の制限、軽油の廃止、二酸化