Yuichiro Amano / 天野 雄一郎

1969年創業のホステル「神戸ゲストハウス」3代目。ライブ配信エンジニア。アーティスト…

Yuichiro Amano / 天野 雄一郎

1969年創業のホステル「神戸ゲストハウス」3代目。ライブ配信エンジニア。アーティストマネジメント。

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ライブ配信撮影のご依頼

こんにちは、ライブ配信ディレクターの天野 雄一郎と申します。 このたび株式会社RIDE(旧:RIDE MEDIA&DESIGN株式会社)から独立して、ライブ配信に特化した映像制作事業を開業する運びとなりました。独立にともない、これまでのプランから若干の変更がありますので、改めて掲載させていただきます。 配信スタジオについて今までは都内を中心に活動していましたが、私の地元の神戸へ拠点を移動しました。 現在は別途運営しているゲストハウスに配信スタジオ併設の準備中ですが、それま

    • 多世代シェアハウスで育む「家族観」

      ライフスタイルマガジン「FRaU8月号」に、先月卒業した多世代シェアハウスでの暮らしが掲載されました。 これを機に、ここで育ませてもらった「家族観」をテーマに振り返ってみる。 上京が決まった3年半ほど前に、Facebookで関東の家候補の募集投稿をしてみると、なぜか友人数名から薦められた場所が多世代シェアハウス「ウェル洋光台」だった。 学校を2度中退するほどに集団生活が大の苦手だったこともあり、約30名近くの「多世代と暮らす」ことに、半ば不安な気持ちを抱えつつ、あたらし

      • 100年続くゲストハウスを作るために。

        「100年続くゲストハウスを作る」 7年前に家業の跡継ぎをしていた際のTV出演時に思わず口から出た言葉。 振り返ること7年前からの遍歴。 親に黙って2度目の学校中退を経てから、クラブのバーテンやラウンジの黒服をはじめ、そのほかグレーな仕事をいくつか足突っ込んでは打ちひしがれながら、ヴァンパイアのごとく陽の光を避けて夜の街をフラつく生活。 それからサラ金数社で借金を抱えたのちに心身を壊し、リアルカイジな状況に追い込まれて、奈良の宗教施設で心身を整えて生まれ変わりはじめたあ

        • 地震・災害時に使えるWebサービスまとめ

          ここ1ヶ月の間に大阪北部大地震や昨日から降り止まない数十年に一度の集中豪雨と災害が続いています。 先日ニュージーランドの旅から帰国時に機内で見た、映画「ジオストーム」を彷彿とさせるような光景がSNSで流れる度に、「生きる」とは何か改めて考えています。 このままなにもできない自分の無力さを感じるのは嫌なので、震災時に使えるWebサービスやアプリのまとめをここにメモとして残しておきます。 参考にご覧ください。 (情報最終更新2021.02.14.07:00) -

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        ライブ配信撮影のご依頼

          本来の自分に還る。

          初めて降り立つ異国の地、日本から赤道挟んだ南半球南の国New Zealand. 大自然が織り成す風景は、象られたフィルターにおさまることもなく、ただただ呆然と立ち尽くしてしまうくらい見惚れてしまう。 時を遡ること1/23. Auckland空港に辿り着き入国審査とSimカード購入でバタつき、息を切らしながら乗る予定のバスを追いかけるも乗り逃す。そもそも時差を計算せずに予定を立ててしまっていた自分の計画力の無さと、スマホが機能しなければ方向音痴というデジタルに取り憑かれた

          本来の自分に還る。

          臓器は感情を記憶する。

          New ZealandのChristchurchのとある鍼灸院で言われたこの一言。 まるで木々が年輪を刻んでいくかのように、その時々の感情が体内の臓器に記憶として刻み込まれていくそうだ。 ある書籍を届ける役目を授かりここまできたので鍼灸の施術を受ける予定はなかったけれど、ぼくの容態を察してなのか急遽、施術を受けることに。 1日〜3日以内には1つの都市を移動するなかなかハードなスケジュールで旅していたからか、疲労が目に見えてわかるくらい顔に出ていたそう。 施術を受けるう

          臓器は感情を記憶する。

          偏りを愛せる居場所を探して

          「家庭内事情により、家業を一時休業することになりました」と先日Facebookにて投稿したらコメント、メッセージを思いのほか多くいただきました。いつも1人で考えふけることが多く、友達なんて僅かしかいないと思っていたけれど、こんなにもぼくのことを心配してくださっている方がいるのだとただただ驚きました。 「バタフライエフェクト」という一羽の蝶の羽ばたきが地球の裏側の気候にも少なからず影響しているように、「わずかな力が変化を起こす」という意味の言葉を人前で話すときにたまに使うのだ

          偏りを愛せる居場所を探して

          D×Pコンポーザーを終えて

          過去の経験を伝え、高校生と対話するボランティア。準備などを含めると約二ヶ月間に渡る認定NPO法人D×Pのコンポーザーを終えた。想い出が消えゆく前にここに書き留めておこうと思う。 (下記リンクより掲載引用) コンポーザーとは、D×Pの授業に携わる社会人・大学生ボランティアのこと。高校生が「過去を受け入れ、未来を描く」ことができるように、一人の人間として高校生と関わるオトナたちのことです。 コンポーザーは、D×P基本3姿勢 否定しない/様々なバックグラウンドから学ぶ/年

          D×Pコンポーザーを終えて

          完璧をめざすのではなく、あえて未完にする。未完は明日に続くものだから。-横尾忠則-

          「自分が何者か?」という問いに深く疑問を持った時期があった。 高校、専門と2度留年中退し、30社近くの職を転々としたり、奈良の宗教施設に累計約1年近くこもり学び、精神修養にいくこともあった。アウトサイダーなグレーな脇道に逸れた時も多々ある。 いま思い起こせばその全てが自分が起こした行動、言動に対して起こるべくして起こった事象であったのだと思う。 だからこそ「自分は何者でもない」という結論に至った。病や怪我によって変容する身体は自分のものではなく、産んでくれた親であり先祖

          完璧をめざすのではなく、あえて未完にする。未完は明日に続くものだから。-横尾忠則-

          未完成の才能

          こんな僕でも生きている。花びらが散るよりも早くに目の前の人と向き合えず「立ち去っていた」僕。「逃げ去っていた」という表現の方が正しいのかもしれない。 過去のトラウマが引き起こす目の前の人と向き合う恐怖感。深く関わるとまた僕は「逃げ去って」しまうのかもしれないと。 心の奥底に眠る過去のトラウマは、本来の自分と向き合えない心の弱さであった。 誰かと比較し、上へ上へと向けていたベクトルの向かう先は「偽りの自分」でいる事だったと思う。 深い谷に落ちたような鬱屈とした思いに溢れ