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推し本

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これまで記事で紹介してきた、私が読んで「面白かった」「役立った」と感じた本をまとめました。
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記事一覧

【推し本⑥ 人間の建設】

【推し本⑥ 人間の建設】

 こんにちは!
 今回推すのは、【人間の建設】です。
 なんか難しそうですよね(笑)

 この記事を読み終わったときにちょっとでも読みたいと思ってもらえるように推したいと思います。

 最後まで読んでいただけると嬉しいです!!

1 どのような本なのか タイトル:人間の建設
  著者 :岡潔、小林秀雄
 出版社 :新潮社

 以下は、本書の裏表紙の紹介文から引用します。

 上述したように、雑談の

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【推し本⑤】グッド・バイ(前編)

【推し本⑤】グッド・バイ(前編)

 こんにちは。
 ご覧いただき、ありがとうございます!!
 さて、今回の記事では太宰治の「グッド・バイ」を読了したので、読んでみた感想を書きたいと思います。
 短編集なので、その中からいくつか抜粋して感想を書きます。
 最後まで読んでいただけると、うれしいです☺️

1 グッド・バイとは 本の紹介文から引用します。

2 苦悩の年鑑 その理由は、思想家が伝える思想発展の回想録にはドラマチックな展開

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【推し本⑤】グッド・バイ(後編)

【推し本⑤】グッド・バイ(後編)

 こんにちは。
 ご覧いただき、ありがとうございます!!
 さて、今回の記事の後編となります。
 後編といいましても、内容は独立しているので、後編から読まれても大丈夫です!!
 最後まで読んでいただけると、うれしいです☺️

1 グッド・バイとは 本の紹介文から引用します。

2 冬の花火、春の枯葉 この2つは戯曲になります。

 戦後の日本の未来を憂いていたときに書かれた作品だそうです。
 解説

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【推し本④】活眼活学(後編)

【推し本④】活眼活学(後編)

 今日は、「活眼活学」(安岡正篤著 PHP研究所出版)を読んだ感想を書きます。

 前回の続きからです。
 本書の第2節以降の内容です。

①3つの原則「長い目で見る、多面的にみる、根本的に見る」 この3つの原則の「見る」は、「考える」と読みかえてもいいですね。
 これらは大切なのはわかるが、、中々難しいですよね。

 著者は、人生における様々な問題に対して、長い目・多面的・根本的に見て議論するか

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【推し本④】活眼活学(前編)

【推し本④】活眼活学(前編)

 今日は、「活眼活学」(安岡正篤著 PHP研究所出版)を読んだ感想を書きます。

1 きっかけ
 まず、この本を読んだ経緯を書かせていただきます。

 実はこの本、購入したのではなく頂いた本です。
 小学校1年生から9年間通っていた塾の先生から、辞めるときに「ぜひ読んでみて!!」と頂きました。

 しかし、中学校3年生の私が読むにはかなりハードルが高く、(当時母も難しいと言っていた記憶があります(

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【推し本①】ルビンの壺が割れた

1 はじめに 今回は数学の内容ではありませんが、最近読んでとても面白かった本があったので紹介します!!
 ぜひ読んでみてください!!

2 本のタイトルと概要 本のタイトルは、「ルビンの壺が割れた」です。

・ 大まかな概要

 物語は50代のかつて結婚を誓い合った男女のフェイスブックのやり取りで進んでいきます。いわゆる「書簡体物語」というタイプの小説です。

 はじめは過去の回想をしながら、「~

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【推し本② はるか】

【推し本② はるか】

1 はじめに この本は、以前紹介した著者の第二作目にあたります。前作がとても面白く、書店でこの二作目を見つけて即購入しました。
 この記事では、この「はるか」という本の紹介をさせてください。
 前作の紹介記事↓↓

2 本の紹介タイトル はるか
 著者  宿野 かほる
以下は、本の裏表紙にある紹介文からの引用です。

3 読後の感想 この本は、読む人を選ぶかもしれません。
 これは妻が「内容はわか

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【推し本③】方法序説

【推し本③】方法序説

 「方法序説」。
 この本は、数学者で哲学者のルネ・デカルトが書いた本です。
 私がこの本を読もうとしたきっかけは、高校の時の先生がデカルトの話をしていたことを覚えていたからです。
 この記事では、この本を読んで得た知見をお伝えしたいです。
 また、私は哲学については知識があまりありませんので、適切でない、間違った捉え方をしているかもしれませんが、ご容赦ください。
 また、長い記事になってしまって

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